カテゴリ:アート
土曜日の午後に出かけた割にはとても空いていて驚いてしまいました。 ルネサンスから近代美術まで美術史の流れを追って、そして国別に 展示されていて、分かりやすく、見ごたえのある展覧会でしたが、 あまりなじみのないハンガリーの画家たちの作品が多かったせいも あるのでしょうか。 自分自身も今回のメインの展示である「紫のドレスの婦人」を描いた シニェイ・メルシェ・パールという画家も初めて名前を聞く画家で した。これは、印象派の画家たちと同時期の、ハンガリーで最も愛さ れている名画だそうですが、私には、紫のドレスがあまりにも強烈 過ぎて、眺めていてちょっと疲れてしまい、いま一つでした。 それよりも、同じ画家の「ひばり」の方が、春の花の溢れる野原に 横たわる裸婦とリズム感のある青空の中の雲のバランスが良くて 素敵でした。 クラーナハの「不釣り合いなカップル」やエル・グレコの「聖小 ヤコブ」などおもわず見入ってしまう作品も多々あり、けっこう 会場にいる時間もいつも以上に長かったです。出展作品数も130点 と多かったこともあるのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月22日 19時13分56秒
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