カテゴリ:読書
1月の読書メーター
読んだ本の数:13 読んだページ数:4341 ナイス数:280 新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門の感想 情緒のある写真とタモリらしいエッセイが楽しい。でも、実際に歩いてみるとウォーキングマップが見づらいのが残念でした。 読了日:01月31日 著者:タモリ 歌舞伎町ゲノムの感想 掃除屋シンちゃんには笑えた。コメディ、エログロ、バイオレンス、サスペンス・・・。もうやめようと思いつつ、なぜか読んでしまう歌舞伎町セブンシリーズ。 読了日:01月31日 著者:誉田 哲也 歌舞伎町ダムド (中公文庫)の感想 歌舞伎町を舞台にした荒唐無稽な世界観が背景の犯罪小説なんだけど、面白くてたまりません。しかし今回はラスボスがちょっとへなちょこでした。 読了日:01月28日 著者:誉田 哲也 パーク・ライフ (文春文庫)の感想 「パーク・ライフ」、地下鉄車内で出会った彼女との間にどんなドラマが待ち受けているのかと期待するが、盛り上がりもなく淡々と話は進む。あれもう終わり?という感覚。公園を舞台にした話なのでパークライフかと思ったくらい。「flowers」、ラストの男たちの暴力場面が吉田修一の原点かなと思った。 読了日:01月24日 著者:吉田 修一 祝祭と予感の感想 この登場人物は「蜜蜂と遠雷」の中の誰だったかと思い出すことばかり。いやはや、こんなつながりがあったのかと納得した。6つの短編からなっているが、本のタイトルが、最初のと最後の短編の題名から引用しているのがなんとも憎い。 読了日:01月21日 著者:恩田 陸 大相撲の不思議 (潮新書)の感想 私は勝手に著者こそが、女性も土俵に上げろという主張をしたとばかり思っていました。内館さん、大変申し訳ありません。それどころか、20代のころ、床山になろうと思ったとか、横審委員になって新弟子とともに相撲教習所に通ったなど、相撲にかける情熱に脱帽です。蘊蓄もためになりました。 読了日:01月20日 著者:内館 牧子 ノースライトの感想 ブルーノ・タウトの設計通りに作られた椅子なので、本物といえるのか。Y邸の依頼の理由もやや強引に感じたり、友人の死因も事故か自殺か曖昧のまま。建築コンペの話は面白かったし、主人公の再生を感じさせられるラストも良かったが、今一つ、リアリティにかけるようなところが残念。 読了日:01月19日 著者:横山 秀夫 本日は、お日柄もよく (徳間文庫)の感想 いい話なので、とんとん拍子に読みすすめたのだが、政治を題材にした話なので、現実の政治を思うとシラケてしまいちょっと残念だった。言葉を大切にする政治家が現れてほしい。 読了日:01月16日 著者:原田マハ 深泥丘奇談 (角川文庫)の感想 森見登美彦が解説で内田百閒の「横町には神秘がある」という言葉を引用していたが、まさにその通り。一歩路地を入れば異世界という怖さがひしひしと感じられた。自分の生まれ育った町なのに何故か、つじつまの合わないことばかり起こるという恐怖。登場人物も異様。 読了日:01月13日 著者:綾辻 行人 夜は満ちる (集英社文庫)の感想 それぞれの幽霊の短編。どんなオチになるのかと楽しみに読みました。恨みも憎しみも関係なく主人公とかかわった人々の幽霊が集う「イツカ逢エル…」が好き。でも怖かった。 読了日:01月12日 著者:小池 真理子 群狼の舞 満州国演義三 (新潮文庫)の感想 子どもの頃、満州で作られた銅貨を持っており、それは今はない国のお金だよと聞かされていた。そんな思い出もあり、満州という国には郷愁もあったのだが、実はまさに日本がでっち上げた国家であり、そのためにアヘンまで扱われていたという事実を知った。満州という国はやがて消滅することは、皆知っていることだが、敷島4兄弟の行く末はどうなるのか。暗雲が垂れ込めるラストだった。 読了日:01月08日 著者:船戸 与一 ノワール-硝子の太陽 (中公文庫)の感想 姫川玲子のシリアスな刑事ものとジウシリーズの荒唐無稽な必殺仕事人とのリンク作品とのこと。まぁこちらは、ジウシリーズの立場の作品なので意外に楽しく読めました。東刑事、これから歌舞伎町セブンの仲間になるのか? 読了日:01月05日 著者:誉田 哲也 アノニムの感想 心揺さぶる感動はなかったが、マンガチックで軽く楽しめた。今回のテーマは、ジャクソン・ポロック。今まではあまり興味がわかなかったが、今度はじっくり見てみよう。 読了日:01月01日 著者:原田 マハ 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年02月05日 23時30分23秒
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