カテゴリ:アート
![]() 精神科医・高橋龍太郎氏のコレクションを龍子の作品ととも に展示した企画展。前回2021年にここで見た、鴻池朋子の作 品が龍子の大画面の作品ととてもマッチしていて素晴らしかっ た記憶がある。そして、昨年の都現美に引き続いてまた高橋コ レクションを見ることができるという期待。誰の作品が展示さ れているのだろうとワクワクしながら西馬込まで出かけた。 さて、今回の展示はファンタジーということで関連する内容の 「本」も紹介されており、自由に読むことができる。なかなか 興味深い本があり読みたい本もどんどん増えていく。 「さわひらき」という作家の映像がよかった。もちろん映像作 品は以前にも見たことがあったのだが、(例えばDIC川村記念 美術館でも最近見た覚えがある)今回、名前と作品がはじめて 頭の中でシンクロした。特に東京都庭園博物館のあの建物の中 をおもちゃの飛行機が飛び交う映像「pilgrim」は心に刺さった。 龍子の作品も現代アートとマッチしている。「日々日蝕」はそ の直線的な表現が、李禹煥の本当にシンプルな「Corrresponda nce」と文字通り対応していた。 ![]() ![]() 「夢」は中尊寺のミイラ発掘にインスパイアされて描いた作品との こと、ミイラはどんな夢をみていたのだろうか。草間彌生の青い 「海底」と龍子の「龍巻」の青。ブルーで統一された空間はステキ だった。 ![]() 庭園にあるアトリエの中には巨大な加藤泉の不思議な人物と小さ なオブジェがあり、まさに異世界に迷い込んでしまったように感 じた。(2/27) ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年03月04日 10時48分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[アート] カテゴリの最新記事
|