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お願い事を考えました。 「今日、昔の彼氏と再会できますように・・・」 嘘です。かなこです、こんにちは。
今日は七夕ということで、ロマンチックなお話をお届けしようと思います。
私も彼も無事に就職先が決まっていて後は卒業を待つだけ。 だけど私達にはそれが憂鬱でした。 彼は経済学部で大手の銀行に内定。勤務先は関東。 私は理学部で一部上場企業のメーカーに内定。勤務先は関西。 そうです、遠距離になってしまうのです。 社会人になると環境がガラっと変わり新しい人間関係ができる。 遠距離で続けて行くのがお互いの負担になるかもしれない。 だから・・・別れることにしました。再会を約束して。
梅の花が満開になる頃。 私達は芦屋の山の麓を歩いていました。 たくさんの住宅が立ち並ぶ丘を登っていくと小さな横道が見えてきました。 そこを進んで行くとやがて小さな広場が見えてきます。 林の中にひっそりと隠れるようにある小さな広場。 ここは私達の思い出の場所でした。
ベンチに座りどちらからともなく思い出話を始めます。 そうして付き合ってきた4年間の思い出を二人で噛み締め 別れる心の準備を整えていました。
「そろそろ・・・」 「うん・・・」 それを合図に私達は人が来なさそうな場所を探します。 「この辺にしようか」 彼は用意してきた箱と瓶を出して穴を掘り始めました。 私は手紙の入った封筒2通を折りたたんで瓶の中へ。 私達はタイムカプセルを埋めにやってきたのでした。
お互いの想いを手紙に書き綴り、この思い出の場所に埋めよう。 そして再会した時に一緒に掘り返そう。
埋めた場所を目に焼きつけ、固く再会を誓ってこの場を後にしました。 これが彼と会った最後の日でした。
私には彼氏がいて、彼にも彼女がいると風の便りで聞きました。 もう再会することはないのかもしれません。 急に懐かしくなり、あの思い出の場所に行ってみたくなりました。
あの頃と少しも変わらない小さな広場。 私は迷わず目的の場所に向かいます。 そして掘り返してみると・・・ありました。 瓶の中に封筒が2通。 彼の書いた封筒を開けて手紙を読みました。
「今、一緒にこの手紙を見ているのだろうか? それともこの手紙はもう読まれることはないのだろうか。 就職し、俺には彼女ができているかもしれない。 当然君にも彼氏ができているかもしれない。 でも、結婚するなら君しかいないと思う。 もし、他に結婚を考える人ができたならこの手紙を 取りにこようと思う。君がこれを読む前に。 だからこれは今の俺の気持ち。 愛しているよ、心から。」
はい、妄想話第2弾をお送り致しました。 私の自己満足ですので誹謗中傷一切受け付けません ψ( ̄▽ ̄)ψイヒ 実際こんな二人がいて、今日再会しちゃったりなんかしたらロマンチックだなぁ そんでもって彼から指輪を渡されたりなんかしたら・・・。 さらに妄想が膨らんでいくかなこです
あ、本来するはずの織姫の話ができなかった (;・∀・)ハッ んじゃ明日にでもしますか。 今日はパパと夕食の予定ですが 時間があれば今日中にでも書き込みします ではまたね~ ヾ(=^▽^=)ノバイバァイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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