ジローのなんちゃってLife

2008/05/16(金)22:22

悪雪は先生だ!

スキー(525)

みなさん、こんにちは。今日でゴールデンウィークも終わりですがいかがお過ごしでしょうか?今年の連休は並びが悪く、大型連休とは行きませんでしたが、明日からのお仕事に備え充電された方も多かったのではないでしょうか。わたしは滑り納め。スキーウェアも洗濯を終え、収納が済みました。来季まで、しばらくのあいだお休みです(^^;。     -------------☆★☆----------- 【5月3日(土)雨のち晴れ】  さて、えのきどは滑り収めです。クラブのみなさんと群馬県丸沼高原へバーベキューとスキーです。埼玉を出る朝方は雨。お昼くらいにぱらぱらと降られましたが、日中はお天気に恵まれます。  さて、この春の雪というのはとても抵抗も多く、また、雪もざらめだったり、砂のようになっていたり、硫安を撒いてあるところだけは異常に硬かったりととても気が抜けません。えのきどは準指受験のときにごいっしょしていただいた(残念ながら二人とも不合格でしたが)芝川くんと滑ります。芝川くんはレーサーです。ノルディカのドーベルマンという150の硬さのブーツを愛用しています。あまりに硬いのでブーツのインナーを履いてからでないとシエルに足を入れることはできないということ。 「すげー。」 えのきどの100の硬さでは考えられません。ゴンドラから滑り出しますが、とても追いつけません。何本か滑ったあとですがスピードの次元が違います。こ、この雪でなんでこんな飛ばせるの???と思った矢先、爆発・転倒…。今年一番の大転倒です(TT;。 「い、痛い…く、首が…左肩が…。」 迎え角方向に立ち上がろうとして抵抗を一気に受けたようです。SJ誌の先月号にP・ワルター氏がいみじくもおっしゃっていたように 「悪雪は先生だ!」 を身にしみて感じます。 「えのきどさん、外足がおろそかですよ。谷回りから外手を下げるようにしないと、外足荷重が早めにできないのでこのような雪では安定しませんよ。」 なるほど。そのあとは外腰のポジションと外手を意識して滑ります。なんとかきれいに二本のシュプールが描けるようになりました(^^;。 【5月4日(日)晴れ】  いよいよ今季ラストランとなりました。えのきどはクラブのマシくんと、ヒサシさんとゴンドラで上がります。マシくんは3月の岩鞍で初参加の初級者、ヒサシさんは今年70歳の大先輩スキーヤーで、平沢先生のレッスンもたびたび受講されているということです。  マシくんは、まだちゃんと股関節を含む三間接が動かせないので、連絡コースの緩斜面でしゃがんで、立っての直滑降を練習します。 「ひざの位置は変えずに腰を前に運びましょう。とにかく前にいっぱい動いてくださいね。 あと、スキーを横にしすぎると、抵抗をもろに受けてしまうので、なるべくトップ方向に上体を向け続けてください。」 何本か滑ります。マシくんもヒサシさんもだいぶ動きが出てきました(^^;。 「昨年だったら、こんな雪では泣きが入ってしまいつまらなかったんですが、滑り方を変えると楽しいですね。」 とマシくん。 少しお役に立ったようで、よかったです(^^;。 午後、えのきどは岩鞍で一屯くんに教わった小回りを練習してみます。SG誌のバックナンバーによるとベンディング系のターンでこれを「クロスアンダー」というようです。 「クロスアンダー?クロスオーバーは左右の重心を入れ替えることだけど…?」 読んでみると、クロスオーバーは自分で積極的に次のターンの内側へ積極的に重心を運ぶこと。クロスアンダーは重心の位置はそのままでスキーを送り出すように滑らせることと描いてあります。 バイオレットコースではノルンの山崎操先生が小回りのレッスンをしていました。バリエーショントレーニングでは左手で目線にストックを水平面と並行に持ち、その位置を変えないで滑る練習をしています。 なるほど。 えのきども左手にストックを目線に固定して滑ります。 お、なかなか調子出てきたぞ。 重心の動かさないように内スキーのトップから雪を捕らえて… と、思った瞬間、右肩から転びます。また、悪雪先生に手厳しい指導を受けてしまいました(TT;。ひ、左肩に続き右肩も…。 さて、とうとう最後の一本です。思えば初滑り、やはりこのスキー場で転びまくって幕を開けました。テクニカル受験、スキー盗難、斜面を移動する意識…いろいろな思い出が駆け巡ります。内足のトップ方向から一ターンずつ、丁寧に荷重します。 最後のターンを仕上げるときに斜面に向かって心の中でお礼を言います。 「最高のシーズンを、ありがとう。」 次回に続く…

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