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カテゴリ:スキー
みなさん、こんばんは。今日,関東地方では雪が降りました。今日と明日、SAJの正指導員検定会が行われています。
先週、準指応援にきていただいたウェショウさん、幸之助さんも受験されていると思います。また、(お)たくらくん、無道さんも頑張っているはずです。陰ながら応援させていただきます。がんばれ! -------------☆★☆----------- 【2月19日(木)】 さて、明日はいよいよ待ちに待った準指導員検定会です。準指の大先輩である不動さんと一路群馬県水上宝台樹スキー場を目指します。検定は明日、20日から三日間。20,21日はペーパーテストと実技検定。23日は結果発表というスケジュール。 大事を取って前日の夜、前泊での会場入りです。中には今日、検定バーンを滑って練習している方も大勢いると思いますが、えのきどは一日有給休暇を取るのが精一杯。今日も不動さんに無理言って同行させてもらっています。 途中、関越道を乗りながら 「へ?今日まで練習11日??ほんとかよ??検定なめてんじゃねーの?やる気あんのかよ?」 などとお小言を頂戴しながら臨場です。23:30には宿である上の原山荘さんにつき、お風呂に入ります。あー、いよいよ、明日だなぁ…心配だなぁ…と湯船につかります。 【2月20日(金)雪のち雨ときどき晴れ・水上宝台樹】 8:30に受付を済ませ、いよいよ開会式。スキー場のカレーハウス・ほたかの狭い室内に受験者約80人が集まります。 あれ?ヨシミツさんが来ていない?養成講習会でえのきどと同じ班だったヨシミツさんの席が空席です。 「1月の末、栂池スキー場で骨折だって。残念だよね。」 健作さんが教えてくれます。そっか…せっかく練習してきたのになぁ…。 筆記試験は90分。200点満点中120点で合格です。自己採点では180点くらいかな? お昼に天ぷらうどんをかきこんで早々に練習です。13:00から検定開始なので45分は滑ります。不動さんに見てもらい、シュテムターンや大回りを見てもらいます。 さて、時間になりいよいよ検定開始です。まずはトップ&テールコントロールの小回り、不整地。トップ&テールコントロールというのは、足元を中心としてスキーのトップを内側に、テールを外側にひねりこんでスキーを回旋させていく運動を見せるという種目。それをこぶ斜面で小回りするというものです。 最初の受験者が滑り出しから、いきなり転倒です。前転一回。スキーは両方とも外れてしまっています。 うわ…手ごわい斜面なのかしら…?? なるほど、滑り出してみるとこぶの間にアイスバーンが顔を出しています。えのきどは思わずアイスバーンをよけてしまいラインを外してしまいました。やべっ! 下で見ていた不動さん 「だめだよ~。ライン外しちゃ…。」 「で、ですよねぇ~…。」 いきなり一種目落としちゃったかなぁ…(TT;。 続いてシュテムターン。 「○○×かな??」 と、不動さん。判定は三人のジャッジで行われ、二人以上が○なら合格です。従って、ひとりだけ×だったので大丈夫ではないかという不動さんの予想です。 次はテールコントロールの小回り。これは、テールを押しずらすことによって、スピードを調節しながら上体は外向傾(くの字)姿勢で斜面を降りてくることがポイント。外足一本に頼っていると、内足がおろそかになり下から見ると両足の間に三角窓が見えてしまうので要注意です。内足にもしっかり荷重して小回りをします。 「まぁ、これも○×○で大丈夫だろ。」 ほっとします。これで三種目。あとは今日最後のトップコントロール大回りです。これは、極力テールをずらさず、滑走性を見せるため、積極的に重心をターン内側に運ぶことが大事です。 「FR-10、おまえに、生命を吹き込んでやる!な~んちゃって…。」 と、わたしの愛機、ATOMICのFR-10IBにコミック 『D-LIVE!』の主人公、斑鳩悟よろしく言い聞かせながら気持ちよく大回りの孤を描きます。FR-10IBはいつになくよくしなり、雪面にエッジを食い込ませてくれているように思えます。 はぁ~…一日目、終了です(=○=;。 【2月21日(土)雪】 夜半から吹雪です。朝、起きると深雪が50cm以上積もっています。不動さんは昨日のうちに軽井沢でスクールのお仕事のため移動されました。今日はクラブのカシンくんとユウジさんがサポートで来ていただける予定ですが、この雪で到着が遅れているようです。 この日の最初の種目はトップ&テールコントロールの大回り。カービングターンではなく、ずれを使いながら大回り6回転。広江先生に口すっぱく言われたように、ニュートラルでなんにもしない時間を作り、落差をとって、スキーをずらしながらターン弧を描きます。 「えのきどさん、ずいぶん抑えて降りてきましたね!」 と同じ受験生のジミーさん。そ、そっかなぁ…まぁ、大丈夫でしょう。今日は不動さんがいないのでコメントをもらえないのがややさびしいです。 次にプルークボーゲン、プルークターンをこなしトップコントロールの中回り。さ、最後だから思い切って!と内足、外エッジから雪面をつかみます。よし!いい感じ!と、思った三ターン目…内足から転倒してしまいます。 や、やべ…やっちゃったよ…。 すぐに立ち上がり、最後まで滑ります。 「大丈夫ですか?」 検定員の建山先生が声をかけてくれます。は、はい。大丈夫です…。と返事をします。下で見ていたひでらりさん 「や、やっちゃったね…。でも、もう、最後だからね。次の制限滑降に気持ちを切り替えよう。」 と励ましてくれます。う、うん…とうなずきはしましたが、これで次の制限滑降でこけるわけには行きません。お、思い切り責められないよ。タイム、出ないよ…。と、心の中はムンクの「叫び」状態です。すると同じ受験者のタカシさん、 「えのきどさん、できたじゃない?ブ・ロ・グ・ネ・タ…。」 と笑っています。タカシさんはひょんなことからこのブログを読んでいただいていますがこのときばかりは 「そんなネタ、いらんっちゅーの!!」 と叫んでしまいました。 予想通り、その後の制限滑降は見るも無残な滑りだったのは言うまでもありません(TT;。 次回に続く… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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