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片瀬海岸グッドライフ

ウェイブスキーの話

サーフィンのテクニックとカヤックの基本テクニック(パドリング、バランスコントロール、エスキモーロール)が要求されます。安定性を重視した初心者用ボードを使えば、すぐにでも波乗りできます。また、視点が低いので、通常のサーフィンよりもスピード感があり、普通のサーフィンでは乗れない小さな波やゆるやかな波にも乗れます。しかも、サーフィンと同じ技ができます。つまり簡単に始められ、奥も深いのです。カヤックタイプのサーフカヤックも愛好者はいるようですが、カヤックはカヤック、波乗りのスタイルも性能もかなり異なります。ボードの上に乗るシットオンタイプなので、沈(ひっくり返ること)してもシートベルトをはずすだけで、そのまま海上で乗れます。もちろん、起きあがることのできるエスキモーロールも可能です。
 生まれは、カルフォルニアから。1968年のオリンピックのカヤック競技の選手だったマーヴ・ラーソンは、座って波乗りできないかと、サーフィン用のカヤック(サーフカヤック)を作り出したのです。その後、普通のサーフィンの性能に近づけたものを追求し、ボードの上に座るウェイブスキーを発明するに至りました。60年代末に、「パシフィック・ヴァイブレーション」と「ソルト・ウォーター・ワイン」というサーフィン映画でラーソンが9フィートのフィンなしウェイブスキーで10フィートの波を自由自在に乗りこなすシーンが紹介され、これに刺激を受けたオージーたちがコピーをつくり、次々と改良を加えていきました。ラーソンは南アフリカに招かれ、英国ではサーフカヤックのデザインを売り出し、ウェイブスキーをオーストラリアに送りこみました。
 南アフリカと英国もこのウェイブスキーの進化をただちに受け入れた国でした。オーストラリアでは、パドルを使い慣れたライフセイバーや彼らのOBたちの間にブームが起こり、ライフセイビング用品の製造メーカーがウェイブスキーを作りはじめたのです。シドニーやニューキャッスルではラディカルなデザインを追求するグループもあらわれました。ロジャー・シャクルトンはウェイブスキーのデザインにサーフボードの理論を採用しました。以降、サーフボード同様のポリスチレン・フォームから削り出すハンドシェイプのタイプの他、モールドタイプなどが作られるようになり、オーストラリア、アメリカ、南アフリカ、ニュージーランド、イギリス、オランダ、フランスなど多くの国で互いに触発、影響されながら、現在のようなウェイブスキーに進化してきています。
 シドニー郊外に住むシェーン・ステッドマンは、80年代中頃にはウェブスキーを進歩させようとエポキシ樹脂でコートするボードを試み、現在では、ハンドシェイプ(カスタムメイド)のほとんどがエポキシ樹脂のボードになっています。
 アメリカでは、カリフォルニアのアイランド・ウェイブスキー、オーストラリアでは、シェーン、ウェイブマスター、デッカ、デ・スラッシュ、クリスト、ファントムなどのブランドがあります。フランスや南アフリカ、ニュージーランドにもすぐれたメーカーがあります。ちなみに日本では個人でつくる人はいても、ファクトリーはありません。いくつかのショップが海外から輸入しています。鴨川にあるCetusもその一つです。
 今では、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイを含むアメリカ、南アフリカ、フランス、イギリス、オランダ、ブラジルなどで多くの愛好者がおり、世界チャンピョン大会、世界選手権大会が定期的に開催されています。日本でも一時期は連盟がつくられ、ジャパンカップなども毎年開催されていたましたが、現在ではショップ主催の大会がそれぞれの地域で開催されている程度だと推測されます。
※上記文章は、ウィキペディア「ウェーブスキー」投稿の際、使用しました。2010年2月3日 (水) 05:03 投稿の ウェーブスキー8206; (ウェーブスキーとは?その発祥と発展、現状をめぐる記述) したがって、投稿した「ウェーブスキー」の文章は、このWebページの作成者によるものです。


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