リオの男
2021/11/07その1昼、餃子。ここで食うならご飯要らないな。餃子だけ食う方がいい。相生座ロキシーいよいよベルモンド特集2スタート。めっちゃ楽しみにしていたベルモンドが亡くなって追悼特集になっちゃって超悲しい。でも、楽しく観るよ。合掌。みんなで楽しく観るのがいちばんの供養になると思うし...フィリップ・ド・ブロカ監督「リオの男」(1963)観た久々に観る。やっぱりめっちゃ楽しい!フランソワーズ・ドルレアックが超キュート。少年とのダンスなんかもう最高だ。あの少年がめっちゃいいんだよなー。楽しい仕掛け満載の少年の住処! そしてジョルジュ・ドルリューの音楽!おれはむしろこーゆーエンタメベルモンドの方がしっくり来たりする。ゴダールやトリュフォーやメルヴィルなんかからベルモンドのイメージ作った人も多いかもしらんけど、おれはベルモンドをスクリーンで観たのはジョルジュ・ロートネル監督の「ソフィー・マルソー/恋にくちづけ」(1984)が最初なのだ(むちゃくちゃで実に楽しい作品。おれはこれ大好き)。もちろんおれはソフィーを観に行ったんだけどさ。それでベルモンドを知って、ベルモンドを意識した。そしてジャック・ドレー監督の「パリ警視J」(1983)も観た。たしか同じ頃の公開だった。だからおれは最初、エンタメのアクションスターとしてベルモンドを知ったのだったのだ。おれが「勝手にしやがれ」や「気狂いピエロ」といったヌーヴェルヴァーグのベルモンドを知るのはもっと後のことだ。でも、そのおかげでおれはゴダールやトリュフォーのベルモンド出演作品を最初から構えすぎず、エンタメ寄りの目線で楽に観ることができたと思う。今回の2回の特集で、エンタメな大スター・ベルモンドを浴びるように観た若い子たちはホントにいいなあと思う。アマゾンの男に続く