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2020/12/16
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カテゴリ:日記
2020/11/29
疲労と虚脱感。

ジャン・リュックゴダール「パッション」(1982)
手持ちのDVDを久々にゆっくり観る。

美しい作品だ。またしてもめっちゃ圧倒される。
そして、おれはこの作品のいつも踊ってる子が大好き。
最後に監督がこの子に言う
「魔法の絨毯だよ」
という台詞をおれは心から愛している。
ゴダールのこーゆー感覚はいつも超素敵だ。

これを最初に観たときは、ジガヴェルトフ集団の作品など一本も観たことがなかった。
従ってこの作品の政治性のことなど
よくわからずに観ていた。
当時は専ら「ウィークエンド」以前の作品に引き寄せて観ていたのだ。それじゃ全然わからないよなー。
せめてこの時点で「万事快調」や「勝手に逃げろ/人生」を観れていたらもう少しとっかかりがあっただろうが…
その頃はこれらの作品は
なかなかつかまえられなかったのだ。
だから、「労働」の問題がよくわからない。
ひたすら絵画の場面でラウル・クタールが作り出す光と影が織り成す素晴らしさにやられまくり、音楽の使い方の素晴らしさにだけやられていた程度だった
あのイェジー・ラジヴィオヴィッチが主演で、
ポーランドのことが繰り返し語られることも、
ハンナ・シグラが雇用主の側で出てくるとゆー配役のことなどかも、あまり考えてなかったと思う。
今思えば、わかりやすすぎるほどのことなのだが....

雇用側と労働側(イザベル・ユペール)の両方と寝る映画監督…
もちろんポーランドの「連帯」のことはぼんやり知っていたし、アンジェイ・ワイダ監督の作品もちらっと観てはいたのだ。でも、ゴダールとワイダを結びつけてよく考えることはなかった。
「鉄の男」と同時期の作品なのにね。
映画と政治を結びつけて考えるなんて、
当時はほとんど考えなかった。
若かったしバカだったんだよね。
「労働運動」
「労働と快楽」
映像作品の撮影だって、労働だ。



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夕メシ、辛い鍋






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Last updated  2021/12/10 08:05:42 AM



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