2022/07/26(火)18:39
マンディンゴ
2021/06/01
しなの鉄道で上田へ
中村屋で
馬肉うどん
大満足。本当はここで飲みたい。
食後まだ時間あったので、cafe bosso
シフォンケーキ喰う。
上田映劇「トラウム・ライゼ」(旧でんき館)
リチャード・フライシャー監督「マンディンゴ」(1975)
すごかった。衝撃的な作品。
勧められて観た。長野でやるかどうかわからんので、
上田で観た。
観てよかったです。
これを見逃すのはありえない。
勧めて頂いて感謝。
アメリカ南部の奴隷牧場の映画。
観終わってしばし呆然。
この作品がなかったことにされていたことは、納得。
呪われた作品。
これだけ差別をストレートに描いていればそりゃそうだろう。
セックスの問題や残酷な描写からも逃げない。
これがタランティーノの「ジャンゴ」のルーツってのもよくわかった。
なるほどなー。
人種差別と同様に女性差別も緻密に絡み合うように描かれる。
ディノ・デ・ラウレンティス製作、フライシャー監督、モーリス・ジャール、ジェームズ・メイソンとゆー超王道の布陣でこれが撮られたことは本当に奇跡のように思える。
ラウレンティスもフライシャーも偉大だ。
やっぱり75年だからギリギリ撮れたってこともあるように思う。
この時期にジョーズやスターウォーズが公開され、
アメリカンニューシネマの流れはどんどん薄れ、
アメリカ映画界は変わってゆく。
凄まじい内容だが、
素晴らしく美しい映画。芸術的だ。
圧倒される。
特に室内のシーンにやられまくる。
息を呑むようなショットの連続。
ジェームズ・メイソン凄すぎ!
これを観ておれのフライシャー観はガラッと変わった。
おれにとってフライシャーは
「海底二万哩」で「ミクロの決死圏」で「ドリトル先生」
そして「トラ・トラ・トラ!」なのだ。
他の作品も観なきゃいけないな。
帰宅して夕メシ
鮭カレー
うまい。