イタリアのお葬式
娘の高校時代の仲良し友達のお父様が亡くなり、この日はお葬式でした。イタリアの場合、自分の住む地区の教会でお葬式のミサを行います。お葬式に参加したい人は、ミサに行きます。服装は、自由です。明る過ぎる洋服は着ませんが、男子はチノパンに水色のワイシャツなど、黒にこだわる必要もありません。まだコロナウィルス感染症に問題で、お葬式のミサは、教会が開けはなれた状態で行われていました。ミサに参加し、神父のお話は、「これから神のもとへ旅立ちます!見送りましょう!」とのことで、なるほど、キリスト教的には、亡くなったとしても、これから神のもとへ行くので、悲しんではいけない、見送ってあげましょう!なのだと気づきました。教会から、棺桶が運び出され、霊きゅう車につまれ、遺族の方と、挨拶が出来ます。したがらずに、車に乗り込んでしまう場合もありますが、この日は、挨拶が出来ました。この後、親族と霊きゅう車が墓地に行く運びとなります。遺族と挨拶をすると、もうお葬式は終ります。日本のように、香典もなければ香典返しもなく、最後のお見送りをしたい、敬意を表したい人がミサに参加する。なんとも効率のいい仕組みなのだろう!と思いました。