2011年の最強4歳馬は?
2011年の4歳馬は最強世代と言われている。 まず2011年6月25日現在でG1を勝っている牡馬は以下の6頭。◆ローズキングダム 朝日FS、ジャパンカップ、他重賞2勝◆ヴィクトワールピサ 皐月賞、有馬記念、ドバイWC、他重賞3勝◆ダノンシャンティ NHKマイル、他重賞1勝◆エイシンフラッシュ 日本ダービー、他重賞1勝◆ビッグウィーク 菊花賞◆ヒルノダムール 天皇賞(春)、他重賞1勝雨の中で距離の長い菊花賞を制したビッグウィークとマイル専用のダノンシャンティを除く、4頭のうちいずれかが最強世代での最強馬となる可能性は高い。個人的には去年の年末にハナ差ではあるがブエナビスタに勝ち、海外G1も獲っているヴィクトワールピサを推したい。今年凱旋門賞で勝ったら引退となるようだが、少し早すぎて残念な気もする。 ところで、この世代にはG1に勝っていなくても可能性を感じる馬が少なくない。その代表馬がこの3頭。◆ルーラーシップ G1未勝利、重賞3勝◆ペルーサ G1未勝利、重賞1勝◆トゥザグローリー G1未勝利、重賞3勝良血のルーラーシップ、青葉賞をぶっちぎったペルーサ、そして安定感と貫禄さえ感じさせるトゥザグローリー。いずれも大化けしそうな予感のする馬だ。 それに加え、牝馬にはクラシック3冠馬のアパパネがいる。◆アパパネ 阪神JF、桜花賞、オークス、秋華賞、ヴィクトリアマイル長い距離はまだ未知数だが、秋のG1戦線でどういう走りをするかは見ものである。G1馬という意味では、アパパネとオークスで同着だったサンテミリオンがいるが、その後の成績は芳しくない。◆サンテミリオン オークス、他重賞1勝 これらの4歳馬が一堂に会するハンデなしのレースがあったら、競馬ファンのボルテージは最高潮に達するだろう。できれば去年のエリザベス女王杯を圧勝したスノーフェアリーも海外の4歳馬代表として招待してほしい。◆スノーフェアリー 英オークス、愛オークス、エリ女、香港C2000m・東京だとしたらどんな馬券を買いますかね。考えただけでもワクワクする。