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テーマ:洋楽(3244)
カテゴリ:音楽についてうんちく
1983年12月、ロンドンのマーキーでのライブを収録したもの。
学生だったころ、洋楽好きの友達のアパートでこのライブビデオを観せられた。 オープニングの「Pipeline」(ベンチャーズの曲を超へヴィーにカヴァー)を観て、~おお!これが本場のロックのライブか!! と息をのみ、「Oriental Beat」で登場してきたヴォーカル/マイケル・モンローに、~女みたいな化粧して、演奏力はあるのか? と疑念を抱きながらも、次曲「Back To Mystery City」でのマイケルの見開いた目に、ヴォーカリストとして只者ではないことを悟った。 極めつけに「Motorvatin'」でのEギター/アンディ・マッコイのあの動き!!! をみて、このバンドがフツウではないことを理解した。 そして、「Don't Never Leave Me」⇒ 「Tragedy」 ⇒ 「Malibu Beach Nightmare」 と続くハノイ・ロックス黄金のライブラインナップにすっかり虜になってしまい、終盤の「Train Kept A Rolling」での客のハチャメチャぶりに驚き、マイケルとドラム/ラズルがポジションチェンジして演奏する「Blitzkrieg Bop」の状況にパンクを見て、観終わった後、~あのライブのテンションは一体なんだったのか・・・と頭に残り続けた。 ハノイ・ロックスを愛するロックファンやミュージシャンは多いが、なぜにそこまで虜になってしまうのか・・・このライブビデオを観れば疑問のすべては解消すると思う。 昔、大宮の南銀にフリークスというライブハウスがあった。そこでたまたま見たオードリーヤーヤーという日本のバンドは、曲からルックスから、まるでハノイ・ロックス(の真似)だった。彼らもこのビデオを観て、これだ!!って思ったに違いない。(彼らは今、どうしてんだろう) ロックのライブっていうのは、ホールや、ましてや東京ドームとか横浜アリーナとか、そういった広さの場所では本来の価値を楽しむことは不可能だと思う。ライブハウスとかクラブとか呼ばれる広さの場所で、大音量で体験してこそ、その有り難味・楽しみ方がわかるものだ。東京などの大都市ならば体験することは可能だが、そうでない人はこのビデオを観れば、ロックの本来の楽しみ方が理解できると思う。 ・・・と書きながら、東京でも無理かもしれないと思った。ロンドンでのこのライブに居合わせることが出来たらどんなにスゴイことだったろう。 ハノイ・ロックスはドラマー・ラズルの事故死をきっかけとして1985年に「消滅」した。 以後のバンドとしてのブランクは本当に惜しいことだと思うが、近年マイケルとアンディにてハノイは再結成された。亡くなったラズルは仕方がないとして、ナスティやサムがいないのは淋しいが、今もハノイをやっている彼らには、死ぬまで「ハノイ・ロックス」をやっていて欲しい! 追伸) 散々観て!って書いたけど、現在映像が入手困難であることを知って愕然。DVD出して~!! |
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