2006/05/30(火)03:27
茶木みやこ 「まぼろしの人」
月曜日は疲れるぜ~~
毎週月曜日の夜になると疲れきって思考回路がまわらなくなる。なぜだろう?火曜日になると全開するんだけどね。休みとの切替のせいなんだろうか・・・・
とまぁ、こんな感じで家に帰ってきたんだけど、ブログサーフィンをしていたら『気まぐれ深夜喫茶』っていうセンスあふれるタイトルのブログを見つけ、執筆されているマダムQさんにご挨拶がてら日記一覧を眺めていたら、まぁこれがまた懐かしい曲のオンパレード!!
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「欲望の街」を見つけて嬉しくなり、さらにスクロールしていくとある曲の名前を見つけて手が止まってしまった・・・・
茶木みやこ 「まぼろしの人」
ウォ~!!
そんなにメジャーじゃないけれど、好きな人は大好きっていうこの曲。ネットでいろんな人を書いているのを見ても、この曲・・・・ていう人多いよね。
この曲は1977年 毎日放送 『横溝正史シリーズ』 のテーマソングとして使われた曲だ。
エンディングで、湖畔に沈みゆく夕日の光景や、昭和レトロな街(野田の醤油工場)を歩く金田一耕助(古谷一行)の映像を背景に、なつかしき時代の情景をみごとに描いた詞と、いかにも横溝ワールドな曲・アレンジ、そして茶木みやこの息づかいが感じられるあのボーカルが、最高にノスタルジックな映像を作り上げ、おかげですっかり『横溝正史シリーズ』と金田一耕助にはまってしまった。
映画 『犬神家の一族』(1976年)の名曲「愛のバラード」(大野雄二)に匹敵するぐらい、テレビドラマ『横溝正史シリーズ』での茶木みやこの歌はインパクトが大きかった。
♪陽炎揺れる名もない駅に
遠い汽笛のゆらめきが
かすかな余韻を残す頃
見上げた空には静けさが満ちていた・・・・
『横溝正史シリーズ2』の主題歌も同じ茶木みやこが歌った「あざみの如く棘あれば」という曲だったのだが、明らかに「まぼろしの人」の詞のほうが優れていると思う。「あざみの如く~」を作詞した阿久悠には申し訳ないが、二つの詞の決定的な違いは、情景描写にあると思う。短い言葉の中であれだけの情景描写の出来た「まぼろしの人」が優れすぎているというべきなのか。作詞は寺山寿和。
トランジスターレコードリンク「まぼろしの人」が試聴できる!!
このなつかしい「まぼろしの人」が聴きたくて、「ミュジックミステリー 横溝正史の世界 金田一耕助の冒険」というアルバムをアマゾンコムで手に入れた。そのアルバムについてはまた別に書く。
で、茶木みやこさんのホームページ、見てってください!!いまだに現役として活動し、ギターを抱えて全国をまわっている茶木さん、超カッコイイ!!
茶木みやこ オフィシャルサイト
お手本になるようはシンガーソングライターだと思う。
<自ブログ>
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