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N郎♪音汰。(楽天ブログ)

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N郎♪

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2006/07/15
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土曜日、図書館へ行く。
ブログで紹介したように、さいたま市の図書館ではインターネットでの検索が出来て、さらに予約が可能となっている。先日このシステムを使ってはじめて予約をした。そして予約したCDがこちらで指定した図書館に届いたという連絡があったため、図書館へ行ってCDを受け取ってきた。

指定した図書館に、予約した本やCDが届いたというお知らせはメールでくる。現在も3枚ぐらいCDを予約していて、図書館に到着次第、メールが来ることになっている。本当に便利になったものだと思う。

で、CDを受け取った後の帰り際、図書館の中にこんな宣言が掲示されていることに気が付いた。

図書館の自由に関する宣言

図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。

第1 図書館は資料収集の自由を有する
第2 図書館は資料提供の自由を有する
第3 図書館は利用者の秘密を守る
第4 図書館はすべての検閲に反対する

図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。

1979.5.30 総会決議 日本図書館協会

●リンク:図書館の自由に関する宣言(日本図書館協会)


額縁に入ったその宣言を読みながら、1979年という時代を感じるとともに、図書館の恩恵を受けられるのはこんな思想があるからなんだ・・・そう感心した。
特に「検閲に反対」という表現が、戦前・戦中と検閲がひどかった時代を想起させ、それと同時に、「検閲に反対」というような、思想・信条の自由を守ろうという精神がないがしろにされ続けている近年の日本社会の状況にわびしさを覚えた。

フランスなどのように、自分らの自由は自分らで勝ち取るといった歴史を持っていない日本社会には、その自由を守っていこうという発想が風化していくのも必然なのかもしれない。日本の祝日を見てもわかるように、自由を守るために戦った先人をたたえる祝日などなく、その多くは天皇の行事に由来しているものが多い。海の日もそうだ。

しかし、ないがしろにしてきたツケは必ずツケとして未来に降りかかってくると思う。そういった視点で言うと地方自治体の財政破綻や地球環境のCO2問題と似たようなものがあるかもしれない。今の日本社会に生きる者として責任を痛感。

・・・・・と書きながら、じゃあどうするの?と問われると、「いいですか~みなさん、よ~く考えて選挙に行きましょう」とみのもんた風に言うぐらいしか出来ないけれど、まぁ、とりあえず図書館の自由の恩恵に浸り、自由のありがたみを実感いたしましょう。

というわけで、図書館でCDを受け取ってきました。これがまた興味深いCDで、今度ブログで紹介します(笑)

なんか無理やりくっつけたみたいだけれど(笑)、「自由のありがたみを実感」するって大切なことだよね?じゃなきゃ守ろうなんて誰も思わないもの。

●関連リンク:N郎♪音汰。「図書館恐るべし」



<次回予告>

次回「N郎♪音汰。」はスペシャル企画を2回にわたって掲載します!!

何をやるのかって?・・・・図書館のCDの話じゃないよ。

新カテゴリーの第一弾、我ながら素晴らしい企画だって思います(笑)お楽しみに。







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Last updated  2006/07/19 03:28:56 AM
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