【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

N郎♪音汰。(楽天ブログ)

Profile

N郎♪

N郎♪

2006/12/08
XML

1985年8月12日、羽田発大阪行の日本航空123便が長野県境に近い群馬県の御巣鷹山に墜落した。乗員乗客524名のうち520名が死亡するという、航空機単独の事故としては史上最大の被害者を出すこととなった。

 『昭和・平成日本「怪死」事件史』に収録されている記事の中で、作家の安部譲二氏はこの事件について次のように語っている。

「陰謀でもなんでもなく、日航機は撃墜されたとしか思えない」



TAKARA_2.JPG

昭和・平成日本「怪死」事件史
“疑惑の死”から見える 日本の「闇」と「タブー」

宝島社
雑誌:66081-68
ISBN:4-7966-5355-4
2006年7月1日発売
定価840円



この本に収録されている記事の中で最も衝撃を受けたのは、123便事件について安部譲二氏にインタビューした記事だった。単発エンジン小型機の操縦免許も持っている安部譲二氏は日航の客室乗務員だった時代があり、123便事件についての著作もある。(『日本怪死人列伝』2002年 扶桑社文庫 )

安部氏によると、事件があった当時、新造された護衛艦「まつゆき」が相模湾で試運転をしていて、テストのためにその「まつゆき」艦上から無人標的機が発射され、123便の尾翼に衝突したというのだ。

「ぶつけたんじゃなくて、ぶつかってしまったんでしょ。」

自分はあまりに無知であった。今回この記事をブログに書くにあたり、123便墜落事件についてネットを調べていたのだが、この事件には多くの疑問や謎があり、安部氏が述べているような説はいまさら驚くような話ではなく、信憑性のある定説となっているようなのだ。

●リンク:事故についての疑惑・謎


次に挙げる二点により、安部氏が挙げたような説はかなり信憑性が高いと自分も思う。

理由1 運輸省事故調査委員会が尾翼破壊の原因として挙げている圧力隔壁の破損について、様々な事実から、それに伴って発生するであろう急減圧が実際には発生していないことがわかっている。つまり尾翼が破壊された本当の理由が隠蔽されたままになっているということ。

理由2 123便の破損した垂直尾翼の一部を「偶然」に護衛艦「まつゆき」が発見し、回収したということ。

圧力隔壁の破損を事故原因とすることには日本航空三乗組も疑問を投げかけ、再調査を求めている。

●リンク:日本航空三乗組 123便事故特集

護衛艦「まつゆき」については、尾翼が落下した地点を予測して捜索した結果、発見したというのならまだしも、どこから出てきた言葉なのかは知らないが「偶然に発見」と表明している時点で相当に意図的なものを感じざるおえない。


話を進めよう。123便は尾翼を破損しながらも、パイロットらの操縦努力によってなんとか飛行を続けることが出来た。そして静岡県焼津上空でUターンし、羽田に引き返そうとするが・・・・

「僕はね、最終的には撃墜するためだと思いますよ。本ではそこまで書けませんでしたけど。123便の操縦士は横田か福生に降りようとしていたと思うんですよ。」

以下のサイトを是非見ていただきたい。123便がどういった飛行経路をとったのかシュミレーションされていて、動的に理解できるようになっている。

●リンク:日航機墜落までの航跡


この経路をみれば明らかなように、123便は尾翼を破損しながらもなんとか飛行を続けることが出来ていたのだ。そして何らかの理由により山梨県大月上空で1回転し、再び横田基地方面へ向かっていく。しかし横田基地を目前にしてなぜか左へ急旋回し、御巣鷹山へと続く山岳部へ入っていくのだ・・・。

「自衛隊の浜松基地から2機の戦闘機(F14)が発進してるんですよ。どの時点で撃墜するためのミサイルをぶっ放したか、僕は分かりません。」

「あの機体が横田でも福生でも羽田でも、もしあのまま着陸してしまったら、内閣、吹っ飛びますよ」

ネットを調べていくと当時の週刊誌などの写真が掲載されているサイトもあり、目を覆いたくなるような墜落現場の光景に胸を痛めた。奇跡的にも4人の生存者がいたが、その中の一人、落合由美さんの証言にあるように、墜落直後にはまだ多くの人が生きていたという。

●リンク:生存者の一人・落合由美さんの証言

1994年9月25日放送のテレビ朝日「ニュースステーション」によると、米軍は墜落現場をいち早く特定し、墜落から2時間後に救難ヘリが現場に到着した。しかし、米軍の救難ヘリには突然の帰還命令が出されることとなる。その一方で日本のマスコミは、墜落現場は特定できていないと次の日の朝まで報道し続け、日本の救援隊が現場に到着したのはそれから14時間後のことであったという。

これらの不可解な事実を結びつける隠された真相について、以下のサイトのPDFファイルに詳細に記載されている。安部氏は123便に衝突したのは無人標的機としているが、以下のサイトでは無人標的機ではなく、国産巡航ミサイルが衝突したと推測されている。巡航ミサイルが6分間もの間123便を追跡し続け、最期に尾翼に衝突したというのだ。説得力のあるその内容を読みながら呆然としてしまった。そしてその後に続く更に驚くべき内容にも・・・

●リンク:日航機墜落事件の真相

なぜこのようなおぞましい事件が起こり、そして事実は「闇」に葬られたままとなってしまうのか?・・・これについて、次回紹介する事件についても同じことが言えるのではないかと思う。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008/07/29 01:01:48 AM
コメント(4) | コメントを書く
[ニュース・社会うんちく] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:別冊宝島 『昭和・平成日本「怪死」事件史』 (2)(12/08)   ローズ薫 さん
おはようございます。
興味ある内容で夢中で読みました。
正直コメントし難いですが、私もこの事件に対しては疑問を持っていたので「N郎さんありがとう」と言いたいです。

落合さんの証言も途中まで聞いたことがありますが、その後あやふやになり途切れてしまったような気がします。

何故?どうして?納得が出来ない事故でした。
次回のブログを待っています。 (2006/12/09 05:51:52 AM)

別冊宝島 『昭和・平成日本「怪死」事件史』   みみりん3 さん
ちょっと、話しがずれてしまう?かも知れませんが・・この時!私の親友の名前がカタカナで(みんなそうですが・・)記載されていてました。ましてや!旦那さんの名前も・・・ビックッリ ( ;゜Д゜)!!
信じられませんでした・・・・・

でも・・・それが・・後で、同姓同名?(カタカナだったのですが)であることが分かり・・違う意味でビックリ驚きました!!この時、坂本九さんも亡くなったのですものね・・・(;O;)・・しかし・・・こんな
怪死が・・・囁かれているのですね。
興味があります。

    (2006/12/09 09:18:51 AM)

Re:ローズちゃん   N郎♪ さん
>落合さんの証言も途中まで聞いたことが
>ありますが、その後あやふやになり途切
>れてしまったような気がします。

自分も確かそんなような記憶があります。いつか事故後の真相を話せる日がくるのでしょうか。

これまで大阪へ向かう飛行機が何故群馬県を通るのかちょっと不思議に思っていましたが、今回飛行経路を見て理解しました。欠落した垂直尾翼の箇所についても、今見ると明らかにおかしいと思います。

火を噴いている飛行機が浦和で目撃されたというような話を読んだので、浦和から見えるものかと思っていましたが、墜落現場の地図を調べたところ、群馬・埼玉・長野の県境に近い場所なんですね。そこらへんなら浦和あたりからも西の空を見れば見えるかもしれないと思いました。今日は天気がよく、西の空の夕闇を眺めながら墜落した123便のことを思い、ちょっと考え込まざるおえないような心境でした。機会があれば御巣鷹山にも行ってみたいと思います。

(2006/12/10 11:00:26 PM)

Re:みみりん3さん   N郎♪ さん
>でも・・・それが・・後で、同姓同名?
>(カタカナだったのですが)であることが
>分かり・・違う意味でビックリ驚きました!!
>この時、坂本九さんも亡くなったのですものね

自分は当時高校生で、地元の高校が甲子園に出場するため、高速バスで応援に向かっている最中でした。バスの中でみたテレビでニュースを知り、つぎつぎに出てくるカタカナの名前が表示されていた画面を思い出しました。もう20年以上も前の話なんですね。坂本九さんはじめ、亡くなられた方々の無念を想起するとやるせない気持ちにならざるおえません。
(2006/12/10 11:07:13 PM)

PR

Calendar

Category

Favorite Blog

飯山あかりに一票を! New! 星野遙さん

絵を描ける人、憧れ… saruninkoさん

久々にもろやまトレ… サンダーキャプテンさん

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.