N郎♪音汰。(楽天ブログ)

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音楽についてうんちく

2015/06/10
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毎月最終日曜、午後13:00-16:00 開催。初心者歓迎のオープンマイクイベント



埼玉県越谷市、東武スカイツリーライン越谷駅東口より徒歩3分

越谷ABBEY ROAD オープンマイク LOVE AND PEACE SUNDAY
http://aufmusic.web.fc2.com/abbeyroad/loveandpeace.html










Last updated  2015/06/10 10:25:16 PM
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2007/11/03



金曜夜、まっきーミニライブを観るためJR小岩駅へ。改札を抜けると相撲の銅像があり、相撲とゆかりある土地柄なんだろうな~と思いながら南口を出る。どこか高円寺の駅前に似ているような雰囲気。商店街のアーケドーを歩き、角を曲がって今夜の会場スナック『乃里(のり)』へと向かう。初めての土地でも目的地を探しあてる嗅覚には自信があったのだが、今回はちょっと手間取った。目的地の直ぐ近くにキャバクラがあり、呼び込みと目が合わないようにしていたから『乃里』の電光看板も見逃してしまったのだ(キャバクラに目を奪われていたわけじゃないよ(笑))。

地下に降りてお店を見つけ、中に入るといきなりまっきーちゃんが「いらっしゃいませ」。しばらく微妙な間があり、「N郎♪」が来たということに気付く。(俺の見た目が)前回と何がどう違っていたのか説明して欲しい(笑)。お店は主にカラオケのお客さんを中心としたスナックで、常連のお客さんが何名かいらっしゃり、まっきーちゃんの演奏を待っていた。しばらくすると千葉 Jump up のライブでお会いしたメイト音楽学院の奥さん(通称)もやってくる。一度お話ししただけなのに、半年間のブランクを感じさせないフランクさに思わず嬉しくなる。お客さんどおしが馴染みになるっていうのもライブのいいところだよね。本日まっきーちゃんの演奏を支えるベースシストとピアニストは、メイト音楽学院の生徒さんだという。

で、ボーカル、ウッドベース、ピアノの3人の演奏がはじまる。JAZZのスタンダードバラードからはじまったのだが、JAZZヴォーカリスト・まっきー、予想以上にはまりすぎ(笑)。カゼで声が少しかすれていたのだが、それがまたよく、英語もまるで違和感なくて、もうこの人はJAZZを歌うために生まれてきたんだろう・・・ぐらいのハマリ具合。千葉 Jump upでのライブを観て、彼女のヴォーカルが折り紙付きであり、JAZZをやるべき!と俺も力説したのだが、ホントものの見事にはまっていた。この道で勝負していけばきっと闘えるぜ・・・そう思う。オリジナルでもいかもしれないが、オリジナルをやるのであれば、JAZZのスタンダード並のバラードで勝負してもらいたい。日本語の歌を歌うなら大野雄二の「シークレット・デザイアー」(TVスペースコブラ主題歌)や「炎のたからもの」(ルパン三世映画主題歌)あたりをリクエスト(個人的趣味(笑))。今回ボサノバはなかったが、「イパネマの娘」や「ソーナイス」など、アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノバも是非(これまた個人的趣味(笑))。

しかしそれにしても感心したのがまっきーを支えるベーシストとピアニスト。彼ら若いのにシブ過ぎてチョーカッチョよかった。ウッドベースの彼が弓でベースを弾くと、コントラバスのような音(・・・というよりコントラバスそのものか)で、かなりいい音が出ていたし、



ピアノの彼との掛け合いもいい味だしていた。いや~、JAZZっていいよね。俺もJAZZピアノ勉強しようかな(笑)



このトリオ、是非これからもライブパフォーマンスを続けて欲しい。こんな若くて上手くて味のあるパフォーマーと一緒に組めるっていうのも一重に「姉御」まっきーの才能なんだろうね。曲のリクエストやパフォーマンスへの要望、俺いくらでも出すよ(笑)・・・というのはそれだけ彼女らの演奏に魅力を感じたってことなんだよね。

で、彼女らの演奏が終わるとお店はカラオケスナック本来の姿へ。お客さんもたくさんで、みんなカラオケに熱演。これだけ人が集うって、お店の魅力なんだろうね~。お客さんがペアで歌われていた「宇宙戦艦ヤマト」、脳にこびりついて翌日知らぬ間に「宇宙戦艦ヤマト」を口づさんでいる自分に気付く(笑)。あらためて確認してみると「宇宙戦艦ヤマト」の歌詞の完成度ってすごいよね~物語の主題歌として完璧だよ。詞にマッチしたあの曲もスゴイし、大傑作じゃないだろうか。で、俺は映画『エディット・ピアフ』を観た勢いで「愛の讃歌」を歌ったんだけど、キーを間違えてあえなく自滅(笑)。もうこうなったら殿下の宝刀を出すしかないと二曲目は「また逢う日まで」。何とか面目は立てられたと思う(笑)。

となりの席に座った常連のお客さまはアルトサックスやコンガなど、長年プロとして音楽をやられていた方で、昭和30年代、40年代の貴重な東京の音楽事情を聞くことが出来た。ありがとうございました。また、自分の母親のような年齢の方から、歌手としての心構えやたえまぬ努力についてのアドバイスを受け、本当そうだよな~と思わされた。自分の実家に近い町の出身の方ということもあって、帰りの電車の中で実家の両親のことを思い出し、泣いちゃったよ(笑)

総武線を秋葉原で乗り換えるはずが、電車に座ると眠ってしまい、御茶ノ水まで行ってしまう。慌てて引き返したら今度は両国(笑)。3度目の正直で秋葉原を降り、京浜東北線の大宮行き終電にギリギリ乗り換えられ、奇跡的に家に帰ることができた。

まっきーちゃん、プレーヤーの皆さん、その夜スナック『乃里』にいたみなさん、思いで深きいい夜をありがとうございました。

関連リンク
●リンク:まっきー’s room

過去ログ
●リンク:まっきー一人ライブ at 千葉 Jump up








Last updated  2007/11/03 09:50:13 PM
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2007/11/01



泣いた。何度泣いたからわからない。木曜日、有楽町の有楽座で映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』を観たのだが、はじめから最期まで泣きっぱなしだった。幼少時代の娼婦ティティーヌとの別れ、大道芸人の父にせかされて初めて人前で歌ったシーン、レイモン・アッソに鍛えられた後の復活コンサート(敢えてBGMだけで歌声を聞かせない演出)・・・映画はピアフの生涯を、晩年のピアフと幼少時代からアーティストとして成長していくシーンを交互に描き、展開も早く飽きさせなかった。ラストシーンは晩年のピアフが「水に流して」をコンサートの冒頭で歌うシーンで終わる。「私は何も後悔していない」、そう歌いきるピアフ、素晴らしい歌詞。映画の公式ホームページで聴くことができる。

●リンク:映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』公式サイト

この映画を観て改めて思わされたのだが、「ボーカル」というものは昔からの体一つの極めてシンプルな芸であり、ウケるかウケないか、その評価もまた極めてシンプルなものであるということ。そして「シャンソン」と呼ばれる歌が、人々の生活に密着した生活歌であり、そんな人間の本質に根ざしたシンプルな魅力を再認識させられた。来月自分も再びそんなシンプルな芸の世界で勝負するのだが( 詳細はこちら )、ちょうどいい時にいい映画を観れたと思う。すべてのボーカリストにこの映画をススめる。きっと歌に対する考え方に大きな衝撃を与えてくれることだろう。

映画館を後にし、帰宅後、シャンソンのCDを引っ張り出してエディット・ピアフの歌を聴いた。あらためてピアフを聴き直し、そのボーカルの魅力にハッとさせられる。「愛の讃歌」もいいが、「パダン・パダン」にその魅力が出ているのではないだろうか。

残念ながら多くの映画館で本日金曜日がこの映画の最終上映日となっている。しかし、明日からも上映している映画館もあるため、未見の人は公式サイトで上映館を探して是非観て欲しい。音楽人をテーマとした映画は好きなジャンルだが、この映画、今年のベストN郎♪映画賞の最有力候補だ。ちなみに昨年はボヴ・ディラン「ノー・ディレクション・ホーム」をベストに選んだ。

●過去ログ:カウントダウン2006(映画編)







Last updated  2007/11/02 02:05:07 AM
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2007/10/07

土曜日ライブの日。ドラムのよこちんの車に乗せてもらい、浦和から首都高川口線経由で市川・本八幡へ向かう。天気は久しぶりの快晴で気分がいい。四つ木で降りて、文字通り国道14号線に合流。京成八幡駅を横切る道路は大渋滞だったけど、ほぼ順調にライブハウスへ着く。

6バンド出演のトップバッターということもあり、リハーサルは一番最後。ボーカルもキーボードもモニターの返しにいまひとつ不安があったが、まぁそんな中でちゃんとした演奏をすることがプレイヤーの使命なんだろうね。リハが終わるとさすがにちょっと緊張。作ってまもない歌詞を間違えないようにと歌詞の確認をしていると気分も落ち着く。これはいい方法。

いよいよステージがはじまったのだが、サポーターの皆様の注目と温かい拍手のおかげで落ち着いて演奏することが出来た。いや、これはホント、サポーターさまさま。サッカーの試合じゃないけれど、ホームグラウンドで演奏しているような安心感があり、細かなミスはあるものの、気分的にはかなりいい感じで演奏することが出来たと思う。ラスト曲「ロックの力」の合唱も想定以上に応えてくれて嬉しい誤算。やっぱりライブって演奏する側とそれを楽しむ側とその双方があって成り立つものなんだよね。サポーターの皆様には本当に感謝。ありがとう!!

30数分、6曲のレパートリーを終えて、楽屋に戻るともうクタクタ。短い時間であっても密度が濃いライブであったがためというのもあるけれど、ボーカル気合入れ過ぎ・歌詞多すぎっていうのもあるね(笑)。でもやっぱりライブって気力と体力だわ。

ライブ後はJR本八幡駅前の居酒屋で打ち上げ。これまた話が弾み、充実した呑み会となった。その中で、年内にもう一度ライブを!!という話が出て、今度は俺がライブ幹事をすることに。恐らく12月、都内ライブハウスが有力。

本八幡で一夜を明かし、翌朝、よこちんと一緒に埼玉へ帰る。車の中でライブの録音を聴き、大きなミスもなくそこそこいい演奏であったと意見が一致する。個人的に次回は、ライブハウスの音響環境でありながらもベストなボーカル(声)を演じることを目指したい。そのためには反響音を聞きながらでも声を完璧にコントロールする練習が必要なんだろうね。

何はともあれ、来てくれた皆さんありがとうございました。本当に感謝。そしてまっきーさんやキャプテンはじめ、これない!!とメッセージをいただいた皆様ありがとうございました。12月のライブでは是非リベンジを。で、ブログで応援いただいている皆様、ありがとうございました。昨日のライブの曲を1曲リンクしておきますので、是非ご鑑賞いただき、雰囲気を感じとって下さい。ご希望の方には日ごろの応援の感謝の意を込めて、ライブの模様をフル録音したものをお送りさせていただきたいと思います。ご一報下さい。

●音源リンク:2007/10/6 本八幡ライブ1曲名「アライヴ・イン・ザ・セイム・タイム」

次回ヨロシク!!







Last updated  2007/10/07 03:07:05 PM
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2007/03/30

今年の正月のことだ。大晦日を実家で過ごし、0:00を過ぎて新年を迎えてからしばらくテレビを観ていたのだが、どこかの局でここ10年ぐらいのジャパニーズポップスのヒットチャートランキングを放送していた。ああ、この曲はそんな前なんだとか、この曲はこの年のヒット曲なんだとか思って観ていたのだが、観ているうちにだんだん「なんじゃこりゃ・・・」と思うようになってきた。・・・次から次へと出る歌出る歌みな同じようなラブソングなのにあきれかえったのだ。問題だらけのこの世の中、他に歌うべきことはないのかよ~。

・・・別にラブソングを否定しているわけではない。出る歌出る歌全~部ラブソングという状況にうんざりしてしまったのだ。「愛してる」という歌詞は一体何曲で出てきたことだろう。結婚式なんかで歌われてるんだろうな~と思いながら、現実の世の中では何分に1回、離婚が発生していることか・・・「永遠の愛を誓う」なんて軽々しく言ったおかげでどれだけの人が不幸になったことだろう・・・(笑)。そんなことを漠然と思いながら、「愛してる」ほど軽くて信憑性のない言葉は、他にないのではなかろうか・・・そう思わずにはいられなかった(マジで笑)。

男女間の「愛」なんて一瞬の輝きであり、消えてなくなる運命のもの・・・なんて歌詞のほうがよっぽどリアリティーがあって、誤った認識をはびこらせることなく、世のためになると思うのだが。「愛はかげろう~」とか、そんな歌は昔はあったよな。

「愛してる」の超乱発を目の当たりにして、そもそも異性間での「愛」って何のことを指してるのよ??とか、「愛」の定義は??とか訊きたくなったが、まぁしかし、ラブソングは世界共通に存在していて、海外の歌でも「Love」ばっかりなんだから歌と「愛」との関係は人類共通のものなのかもしれない。

しかしだ。海外のロックなどでは「Love & Peace」というスピリッツがあるのに対し、ジャパニーズポップスでは「Peace」の部分がまったく欠落していて「Love」しかないのだ。ホント信じられないくらい「Love」ばっかりで、おそるべきアンバランスといえよう。いかにも日本的な光景だと思う。

・・・と、ジャパニーズポップスについてボロクソに書いたが、そんな俺でもラブを肯定する歌だって書くこともあるんだぜ・・・(笑)。というわけで、バラード集「ハート」以降に書いたラブソングをリンク。

●MP3:言葉と想いと夜と朝との境界で








Last updated  2007/03/31 05:44:59 AM
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2007/03/21

N郎♪音汰。本日は夕方から、JR武蔵野線を乗り継いで千葉へと向かう。南船橋から乗り換えたJR京葉線の車窓、幕張のビル街を横目にしながら「千葉なんて来るのはホント久しぶりだよな~」と思った。そう思いながら、「ああ、しまった!(千葉に住んでるバンドのベースの)さとしにも声をかけるんだった!」とその時気付いた。まっきーちゃんのライブがはじまるまで、あと20分ぐらいしかなく断念。まぁ、単独行動もいいか。

「ライブに間に合うかな~」そう思いながらJR京葉線・千葉みなと駅に着き、人の流れに任せてモノレールの改札へ。しかしモノレールの出発時刻まで6分もあるので、乗るのをやめてモノレールの路線にそって歩く(走る)ことにした。初めてきた街で、目的地に到達するまでの地理的直感と方向感覚、そして判断力には我ながら素晴らしいと思った(笑)。だてに街をうんちくしているわけではない。

それにしても千葉の街はモノレールも整備されていて、道路も広くて感心。都市整備に関しては、某さいたま市よりも千葉市のほうが断然進んでいる印象を受けた。さいたま市のモノレール計画はどうなったのか?・・・・そう思いながら、まぁ、千葉のような臨海都市と違って、内陸部でかつ戦中の空襲もほとんどなかった浦和や大宮のようなところでは厳しいものがあるのかな・・・とも思った。


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そんなこんな状況判断した甲斐あって、まっきーちゃんの出演前にライブ会場に到着することができた。会場に着いた時には、一つ前の出演者(シラベさん)がアコースティックギター片手に歌っていた。通路には次の出番を待っているような女性がいた。あれがまっきーちゃん??ブログの写真よりかわいいじゃん(笑)。そう思いながらそ知らぬ顔で一番後ろの席に身を置く。それにしてもこのライブスペース、いい感じだ。閉じられたライブハウスより、今回の会場のように、呑み食いを中心としたオープンスペースのほうが気軽に音楽を聴けていいかもしれない。呑み食いの料金としてミニマム1000円がかかるだけでチケットがないところがいい。この場所、気に入った。

そんなこんな思っているうちにまっきーちゃんの出番がやってきた。しゃべりから始まったのだが、その声のよさにまずサプライズ(その1)。そしてしゃべりがうまいのにサプライズ(その2)。しゃべりを聞いて「おお~!!プロじゃん!!」と思った。

歌が始まり、ボーカルのよさにサプライズ(その3)。シャウト部でのボーカルの伸びが実に素晴らしく、きれいにビブラートがかかったボーカルに「実力派じゃん!!」と感心。ボーカルにうるさいN郎♪も満足。聴いたことのない方のために、まっきーちゃんのボーカルをわかりやすくたとえると、奥井香的なボーカルをさらに上手くしたようなボーカルというべきか。


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カラオケライブながらボーカルに集中しているそのパフォーマンスは様になっていて、特に曲を歌い終わった瞬間のこぼれるような笑顔が素晴らしかった。本人はムチャクチャ緊張していたとのことだが、見ているほうは全然気づかず。プロフェッショナルだと思う。まっきーちゃんのライブパフォーマンスを観ながら、迷いもあったがわざわざ千葉まできて正解、と実感。

MCでは亡くなられたご両親のこと、普段のバンドのことなど話していたが、本日それまで歌った曲が「男目線の詞」と話していたことに「おや?」と思った。つまり詞や曲はまっきーちゃんが書いているわけではないということなのだが、なるほど、そうであるなら是非自分の言葉で詞を書き、曲を作って歌うべきだと思った。

まっきーちゃんの出演で本日のライブは終了となり、パブとなった会場でまっきーちゃんに声をかける。で、実際にまっきーちゃんと話してみて、そのキャラクターのおもしろさにサプライズ(その4)(笑)。普段話す声も響いていて、屈託のない話しに止まる様子はまったくなく(笑)、明るさ満点の素晴らしいキャラクターだった。一緒にいたメイト音楽学院の奥さん(通称)は、長年まっきーちゃんのライブを観にきてくれているとのことで、有り難い話だと思うのだが、これもまっきーちゃんのキャラクターあってのことだと思う。本日の他の出演者の方にも姉御のように気さくに声をかけ、おかげでこちらもほかの出演者の方と話をする機会も出来た。そんなこんなで短い時間ながら満足して会場を後にすることが出来た。


余談ながら、今回千葉まで足を運んだのは、まっきーちゃんのライブパフォーマンスに興味があったことに加え、カラオケスタイルのライブは聴く側としてどういった印象を受るだろう?ということもあった。

バンド形式ではなく、一人でライブをやる人は、アコースティックギターやピアノで伴奏を行うことが多いのだが、もちろんカラオケよりも、それらの生演奏の方がライブにはふさわしいのだろう。が、今回のようなカラオケもありかな~とも思う。ボーカリストがピアノやギターの演奏が出来ないからといって、ボーカルリストとしての表現活動をやれないのはもったいないことだと思う。まっきーちゃんのように、歌いたくて歌いたくてしょうがないという人にはなおさらなことだろう。自分もかつてボーカル研究所で歌を歌っていたときはもっぱら自作の打ち込みバッキングカラオケを使用していた。カラオケの中身を、例えばドラムパートをパーカッションに変えてみるとか工夫すれば、より違和感がなくライブが出来るようになるのかもしれない。

まぁ、いずれにしてもボーカリストがボーカリストとして制約なくライブを出来る形式はそれぞれで模索していく必要があるのだろう。バンドはもちろん楽しいが、複数人で一緒にやるがゆえに制約が多いのも事実だ。理想的な音楽表現スタイルを人それぞれ追求していくべきなのだと思う。

そんなこんなで、表現活動を考えるうえで、今夜はなかなか示唆に富んだ夜となった。まっきーちゃんお疲れさま!!&ありがとう!!奥さん(通称)にもよろしく!!

●リンク:まっきー’s room /カラオケ巡業

追伸)
昨日のライブの模様は5番目の出演者シラベさんのブログでも紹介されています。
●リンク:シラベのうた/3/21 @千葉Jump up
「突き抜ける高音は、かなりすごかったです。」と、まっきーボーカルを絶賛(笑)








Last updated  2007/03/22 01:34:16 AM
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2007/03/18

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日曜日は休日だったが仕事に行き、その合間をぬってキャプテンのライブに行ってきた。
場所は池袋。池袋駅の人ごみを敬遠し、地下鉄有楽町線の東池袋駅からライブハウスへと向かった。このコースは正解だったと思う。すんなりライブハウスまで行くことが出来た。

渋谷や新宿のライブハウスは知っているところが多いのだが、池袋へライブを観にいくのは今回が初めて。東急ハンズの裏の通りでライブハウス「ADM」の看板は簡単に見つけることができた。入り口に入ろうとしたところ「REST \・・・」と料金表が掲示されていたので、おや?と思い、よく見て見るとそこはラブホテルだった(笑)。ライブハウスの入り口は隣の建物にあったのだが、さすがボーダレスタウン・池袋(笑)。この街は渋谷や新宿と違ってラブホテルなど、他の街では区分けされているような施設が、街の普通の店と混在して存在しているのだ。

思い直して隣の建物の入り口から入り、階段を下りていくと、カベには売り物の服がいくつもぶら下がっていた。またしても違うのか?と思ったが、そこで間違いなかった。ライブハウスのある地下にはブティックもあったのだ。

ライブハウスの受付で名前を言ってチケットを受取ると、なんと料金は想定外の格安料金。この間の北浦和でのライブもそうだったのだが、キーンのライブチケットのスペシャル・プライスにはホントに感謝。バンドのみなさんありがとう!!

今日のライブは4バンド出演し、キャプテンのバンドは2番目。

最初のバンドはロカビリー風の3人編成バンドで、ドラム上手い!と思ったのだが、ベース兼ボーカルの人のボーカル(発声)が・・・。ボーカルにうるさいN郎♪としては彼にはボーカリストとして正しい発声方法を是非学んで欲しいと思った。逆に言うとボーカルがボーカルとしての発声をしっかりすれば、このバンドはもうひとつレベルアップするだろう。MCのバックでBGMとしてギターを弾いていたこと、最後から2番目のロックンロール、ライブの終わり方がよかった。あと、トップバッターとして後続のバンドでも盛り上がってくれ!!というMCには好感が持てた。

3番目のバンドはこれも3人編成で、最初の曲がかなりイケていた。グランジっぽく、なかなかいい感じのノリに思わずピョンピョンと飛び跳ねた(笑)。後続の曲については一つ一つの曲を識別できなかったが、彼らの課題は曲のバラエティーを増やすことだろうか。

最期のバンドは怪しく奇抜な化粧をしたルックスからビジュアル系かと思いきや、気合の入った演奏、そしてデス・メタルもしくはスラッシュ・メタルというべきロックの音楽的パフォーマンスはかなりよかった。ギターもボーカルも頭を上下に激しく振り、最前列の客も一緒に振り、疲れるだろうな~と思って観ていたのだが、「変なバラード」と紹介された曲の音楽的なメリハリは実に素晴らしく、その音楽的パフォーマンスにグイグイ引き込まれ、こちらも自然に前のめりにノッていた。ただ、このバンドはコアなファンはいたのだが、この日一番お客さんが少なかったようで、コアなビジュアルとコアな演奏に、逃げ出すように出て行ったお客さんもいた。ロックとして演奏がよかっただけに、音楽的なよさと客の数とのアンバランスさが考えさせられるバンドでもあった。アンケート用紙に書かれている文を見て、こいつら真剣に活動してんだな~と思った。この姿勢、見習うべきだろう。音楽的なよさはその姿勢から生まれていると思う。


さて、2番目に登場したキャプテンのバンド・キーンだが、やはり前回のライブと同様、MCで場をなごませ、ギターはまさにギターヒーロー的スタイルで魅せてくれて、今回はさらに音がいい。ギターパフォーマンスもサービス満点でキャラクター最高(笑)。ベースは楽しそうに演奏していたし、ドラムはオチャメなスティックを回すパフォーマンスで注目を集めていた。

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途中のMCでバンドメンバーの平均年齢がXX歳となる紹介があったが、それでもなおロックバンドをやり続けているというのがなんといってもこのバンドの一番の売りだろう。人生における音楽シーンはまさにこれからがクライマックスではないかと思う。

お客さんもこの日一番の入りで、北は北海道、西は大阪からこの日のライブのために駆けつけてくれたという。凄いことだと思う。

MCの中で明日がキャプテンが専門学校の卒業式を控えていること、そして衝撃の活動休止宣言が出された。各自プレイを磨くとのことだ。

「負けない、あんな奴には絶対に負けはしない」

そう歌うキャプテンの歌は、お客さんも、演奏しているバンドのメンバーも、誰もが困難な状況をそれぞれに抱えているであろう中、不屈の精神として響くものがあったのではないかと思う。

で、とりあえず最期の曲が終わり、アンコールに入る・・・のだが、アンコールの拍手がはじまらない中、キャプテンの無理やりアンコールの拍手を求めるしゃべりにはかなり笑わせてもらった。そして無理やり拍手がはじまり、その後のキャプテンの「まさかアンコールがかかるとは思いませんでした」という、とぼけたMCには大爆笑。ウケを狙って言っているのか、自然に言っているのかわからないところがキャプテンのスゴイところだ(笑)。

演奏が終わる最期の最期のところで、ドラマーは投げたステッィクを落としてしまい、どうするんだろうと思ってハラハラ見ていると、すかさず別のところからスティックを取り出した。さすが(笑)準備万端、危機管理が出来ている。

演奏が終了すると、キャンディーズの「微笑みがえし」が流れ、バンド休止を演出してくれた。

ギターの方の誘いで、ライブ後の打ち上げにも参加させてもらった。バンド休止の理由に興味があったのだが、まぁいろいろあるんだろうけど、同じくバンドをやっている身としては・・・わかる。でも、せっかくバンドをやっているのに休止するっていうのはもったいないことだとも思う。煮詰まっている部分があるのであれば、ライブハウス以外の場所でライブをやってみるとか、曲をガラリと変えてみるとか、リフレッシュ方法がいくらでもあるんではないかと思うのだ。なんといってもバンドは音を合わせるのが楽しいんだし、その原点に立ち返り、純粋に音楽を楽しんでみてはどうかと思う。呑み会の席でレッド・ホット・チリ・ペッパーズの名前が出たが、ミクスチャー系に取り組んでみてもおもしろいのではと思った。

客として言わせてもらうと、バンドのライブに行くということをきっかけとして、普段行かない街に行ってみるのが楽しかったり、呑み会に参加するのが楽しかったり、ライブ自体にプラスして、その周辺の付加価値がまた魅力なのだ。

とりあえずキャプテン、そしてバンドの皆さん、お客さん、日曜の夜はお疲れさまでした!

●リンク:KEEN ホームページ







Last updated  2007/03/19 08:22:30 AM
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2007/01/24


1982年
1. OCEAN BEAUTY
2. マイ ホーム タウン
3. パーキング・メーターに気をつけろ!
4. ロマンス ブルー
5. 恋に落ちたら
6. 愛しい人へ
7. DJお願い!
8. バックシート・ラブ
9. さよならスウィート・ホーム
10.凱旋門
11.僕と彼女と週末に


浜田省吾は昔かなり聴いていた。高校のころFMラジオから流れてきた「八月の歌」や「J・BOY」など、社会的メッセージを備えた歌は、「愛」ばかりでまったく中身のない”J-POP”に相当ウンザリしていた多感期の自分にとって、強烈なインパクトをもって受け留められた。

浜田省吾の最大の魅力はラブソングにあるのだが、しかし先に挙げたような社会的メッセージ性を備えた歌がまた浜省の特別な魅力でもある。それ故に、今だに特別なアーティストとして、彼を偉大に思う。

その浜省のアルバム群の中でもひときわ異彩を放っているのがこのアルバム『PROMISED LAND~約束の地』だ。コンセプトアルバム的な作りとなっていて、1曲目(インスト)~2曲目~3曲目の曲間がつながっている。そして1曲目のストリングスのメロディーが最期の曲のクライマックスで再び登場してくるのだが、アルバムを作ったアーティストの、アーティストとしての気概がガンガン伝わってくるようなそんな作りが、数ある浜省のアルバムの中でもこのアルバムを特別に評価している理由だ。


パワーショベルで削った丘の上、いくつもの同じような小さな家
どこまでも続くハイウェイ
彼らはそこを名付けた「希望が丘ニュータウン」
赤茶けた太陽が工業地帯の向こう沈んでいく

オープニングのインストに続く2曲目「マイ ホーム タウン」、視覚的に訴えかけるこんなダイナミックな歌詞が浜省ならでは。これだけの歌詞を書ける人はそうはいないと思う。


ジャラシー 嵐のような ジャラシー
あの娘がだれか他の男と、街角を腕を組み歩いていた
・・・それだけさ

続く3曲目「パーキング・メーターに気をつけろ!」のこのフレーズがあまりにインパクトがあり、一度聴いただけで病み付きになってしまう。浜省の曲のなかでも異色曲だと思う。


彼女はデパート、俺は町の工場で、働いて帰る夜道
日毎に押し寄せる理由のわからない苛立ちが
二人の心 引き裂き始めた

9曲目「さよならスウィート・ホーム」のこの3行だけを切り取ってみても浜省の歌詞の凄さがわかると思う。たった3行の中にいかに多くのことが語られているか。しかも視覚的であり、かつ深い。N郎♪が歌詞にうるさく、巷に流れている多くの歌詞にフラストレーションを感じてしまう理由は、浜省クラスの歌詞を歌詞の基準と思っているからなのかもしれない。


このアルバムの歌詞の魅力について書いているが、中でもっとも戦慄を覚える歌詞、正確には台詞は、アルバム最期の曲「僕と彼女と週末に」の間奏で語られるこの詞だ。

週末に僕は彼女とドライブに出かけた。
遠く街を逃れて、浜辺に寝転んで、
彼女の作ったサンドイッチを食べ、ビールを飲み、
水平線や夜空を眺めて、僕らはいろんな話をした。

(中略)

あくる日、僕は吐き気がして目が覚めた。
彼女も気分が悪いと言い始めた。
それで僕らは朝食を取らず、浜辺を歩くことにした。

そして、そこでとても奇妙な情景に出会った。
数え切れないほどの魚が、波打ち際に打ち上げられてたのだ。

この台詞の直後に次の歌が続く

いつか子供たちにこの時代を伝えたい
どんなふうに人が希望を継いできたか・・・


・・・書きながらあらためて浜省の歌の凄さに驚異を覚える。近年の浜省の歌やアルバム、その活動についてはよく知らないが、少なくとも『J・BOY』(1986)までの浜省の、社会的メッセージ性が主体となっている歌は神がかり的な完成度であったと思う。

そんな浜省でも、ラブソングに比べて社会的メッセージソングが、その凄さの割りはいまひとつ正当に評価されていないようにも思う。その原因は、それらの社会的メッセージソングを正当に評価できるだけの日本人がいないということにあるのかもしれない。U2やレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが活躍した世界の基準を見て欲しい。

余談であるがこの「僕と彼女と週末に」のメロディーやアレンジは、アバの「ザ・ウィナー」という曲にかなり似ている。サビのメロディーはもうそのまんまだ。多分浜省は「ザ・ウィナー」の影響を受けた・・・悪く言えばパクッたのかもしれない。が、そうであってもこの「僕と彼女と週末に」は、その歌詞と曲構成によって凄まじい曲だと思う。


この『PROMISED LAND~約束の地』は、アーティストがアーティストとしてその存在意義をかけて、世に提示するためにコンセプトのある作品を作り、それを残すことができた稀有なアルバムではないかと思う。このようなアルバムがメジャーから出ていたということは日本のロック史の中でも特筆すべきことではないだろうか。・・・今やったっていいんだ。







Last updated  2007/01/25 03:20:16 AM
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2007/01/20


1969年 ATLANTIC

1. Good Times Bad Times
4. Dazed and Confused
9. How Many More Times


週末の夜、部屋のあっちこっちに出しっ放しで散在していたCDを整理整頓した。整理しながら、持っているアルバムの中ではジェフ・ベックが一番多いよな~とあらためて気付く。正確な数は数えていないが、少なくとも洋楽の中では一番多い。そしてジェフ・ベックの次に多いのがレッド・ツェッペリンだ。

このブログではロックについてこれまであまり書いてはこなかったが、ツェッペリのファーストアルバムに収録されている「Good Times Bad Times」を久しぶりに耳にし、あらためてその楽曲のよさに感嘆するとともに、ロックの魅力を再認識した。

ロックって何よ?・・・そう訊かれたらレッド・ツェッペリの曲のことだと答えるかもしれない。少なくともレッド・ツェッペリがハードロック史上最も偉大なバンドであることは世界の共通認識であり、それと同時に、エアロ・スミスを筆頭とし、ガンズ・アンド・ローゼスやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなど、超メジャー級を含めて、ツェッペリの楽曲に影響を受け、ロックのエッセンス引き継いでいったバンドの数は計り知れないと思う。


レッド・ツェッペリの最高傑作アルバムについては意見が分かれるところだが、N郎♪的視点で述べると、最高傑作はまさにこのファーストだと思う。「Good Times Bad Times」「How Many More Times」「幻惑されて」(Dazed and Confused)など、ライブ向きで、これぞまさに「ロック」というような楽曲が含まれていることが大きい。

「天国への階段」や「ロックン・ロール」、「胸いっぱいの愛を」「移民の歌」「レイン・ソング」など、ツェッペリを代表する楽曲は後続のアルバムに収録されているのだが、先にあげたファーストの曲には、ロックの楽曲として、それらの超名曲以上の魅力があると思っている。特に「幻惑されて」は、ツェッペリのライブを真似てエアロ・スミスが「スウィート・エモーション」と絡めながら自らのライブの中で使っていたように、ライブ向きの傑作曲だ。CDを聴いているだけではその凄さはわからないのではないかと思うが、大音量でのロックライブで、もしその曲が演奏されているのを体験したとしたら、N郎♪が定義している「ロック」とは一体何を指して言っているのか、きっとわかってくれると思う。


そんなツェッペリであるが、昔からよく聴いていたというわけではない。最高傑作と一般的に言われている四枚目のアルバムを一番最初に聴いて、ロバート・プラントのボーカルが今ひとつ好きになれなかったり、ジミー・ペイジのギターの音も古めかしく感じ、ちょっと敬遠していたのだが、今は亡きロック好きの兄や、バンドのギターのケンちゃんから薦められ、このファーストを聴いてみた。

その結果ツェッペリへの評価はガラリと変わり、「Good Times Bad Times」や「How Many More Times」のとっつきやすさ、ロックとしての楽曲のよさ、構成やフレーズのカッチョよさにすっかりはまってしまったのだ。「ロック」とは一体どういった曲のことを本来言うべきものであって、どういったところが魅力なのか初めて理解したように記憶している。そういった意味でもこのファーストとの出会いは衝撃的であった。


・・・ツェッペリについてはまだまだ書きたいことはあるが、機会をみつけて書いていくことにしよう。







Last updated  2007/09/16 10:12:05 PM
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2007/01/13

土曜の夜はバンドの練習日。渋谷アピアでのカルカンエコーのライブを観た後、その足で戸田公園のスタジオへ行こうと計画していた。が、急遽バンドの練習は中止となる。

おかげでアピアのライブを最期まで観ることができた。土曜の夜にアピアに行くのは初めてで、また、アピアでライブを観るのも数ヶ月ぶりとなる。久しぶりに足を踏み入れたアピアは相変わらず内装がよく、アジアやアフリカの写真や織物の装飾品を眺めながら、後ろの方の席でライブが始まるのを待つ。BGMにはジャズの女性ボーカリストの曲が流れ、ブルーに照らされた開演前のステージが見える薄暗らがりの中、缶ビール片手にとてもここちよい雰囲気だ。イマジネーションってこういった場の雰囲気で広がっていくんだな~と思わされる。

年末のカウントダウンシリーズで2006年のベストライブパフォーマンスに挙げた昨年2月のカルカンエコーライブ。今夜はトップで出演。客はまばらであったが、ビジュアルイメージに磨きをかけ、カルカンエコーの世界を展開してくれる。照明の効果もあり、デジカメを持ってこなかったことを後悔するほど、そのパフォーマンス姿は絵的に美しかった。

「神仏不在のアリア」「泣き止みのワルツ」そして「メサイア」と、様式的にはポピューラーというよりクラッシクに近く、詞的には難解な曲がこのアーティストの持ち味だ。「メサイア」でのギターパフォーマンスがよく、ライブの中で一番の聴き所ではないかと思う。この曲をトップに持ってきてもいいかもしれない。

カルカンエコーその人は、とても腰が低く、謙虚で人なつっこくて誰からもかわいがられそうな人なのだが、前述したそれらの曲を演奏中の彼(彼女)は、新興宗教の教祖様というべきか(笑)、常人とはかけ離れたカリスマ的オーラを存分に放っている。あれだけのリアルなカリスマ性をそなえたアーティストはそういないのではないか。本人はわかっていないかもしれないが、そのカリスマ性をどう活かし、昇華させていくか。新しい展開、新しい曲に期待しよう。

2番手の出演者、てらし優一郎は最期の曲がよかった。その曲のように、詞曲として成り立っている曲を何故全面にもってこないのだろうかと思う。表現という面ではいい面を持っているだけに、残念ではないか。

3番手のS・リューシンは井上陽水の「傘がない」を演奏していて、その日聞いた詞の中では、この詞が一番いいと思った。最初「傘がない」だとは気付かず、この人なかなかいい言葉を使っているな~と思った。1972年の歌だが、そのころはきっとまだ日本人が日本人としてまともに社会のことを考え、アウトプットする時代だったのかもしれない。「傘がない」は、そんなことより”傘がない”ことのほうが問題だと歌っている歌なのだが、そうでありながらも詞の中には社会の様相が切り取られていて、インスピレーションを刺激される。井上陽水のセンスはさすがだと思ったのと同時に、どこのライブハウスへ行っても思うのだが、詞については毎回毎回フラストレーションがたまって仕方がない。これはっ!と思えるような詞にはほとんど出会ったことがない。・・・ライブの目的は人の感性を開放することにあると思うのだが、弾き語りのような音楽では詞がもっとも重要だと、昔思っていたことを改めて思わされた日でもあった。

そして最期は4人組のグループ北南(ほくなん)のバンド演奏。実はアピアのライブの後、バンド系のライブハウスのどこかに行こうと思っていたのだが、思いがけずもアピアでバンドのロックを聴くことが出来た。北南の連中は音楽をよくわかっている連中で、カッチョイイ曲を連発してくれてN郎♪的には大満足。60年代ロックを彷彿させるような曲調で、曲調のメリハリが素晴らしい。変拍子やブレイクが効果的に使われており、観ていてニヤリとさせられてしまった。

アピアはライブスペースの隣がパブスペースとなっており、エキゾチックなその場所で呑むことが出来る。ライブの後、カルカンエコーと北南のボーカル兼ギタリストの人と一緒に呑みながら本日のライブについて音楽談義をすることが出来た。北南の彼は、N郎♪の彼らに対する音楽的評価にいたく感激していたようだが、曲が難解だとか言われたり、ロック系のライブハウスでは他のバンドとちょっと音楽的に違うんじゃないかと思ったりもしていると話していた。U2のボノを尊敬しているようで、U2のMCでは社会的なことをバンバン話すとも言っていた。なかなかイマジネーションとインスピレーションを刺激される談義となり、面白かった。

カルカンエコーは今週1月19日(金)に小伝馬町プードル(ダイニングバー)で演奏し、渋谷アピアでは2月10日(土)に出演する。北南は2月24日(土)に同じく渋谷アピアに出演し、3月7日(水)には渋谷屋根裏に出演する予定とのこと。ついでに宣伝しておくと、ウチのバンドは2月24日(土)埼玉・越谷のメンフィスというところで演奏する予定。


アピアを出た後、渋谷TSUTAYAへ向かう。土曜の夜のハチ公前交差点は、平日とはニュアンスの異なる活気に満ち溢れていた。TSUTAYAのCDレンタルフロアは若い女性が多く、みんな音楽を探し、その音楽とともに週末を過ごすのだろう。ちなみにCDレンタルフロアは地下2階から地上3階へ移動していた。ボブ・ディランの武道館ライブ(1976年)とスウィング・アウト・シスターのベストアルバムを借りてTSUTAYAを出る。

埼京線に乗りながら、今夜は相当久しぶりに充実した時間を過ごすことができて、かなり気持ちいい夜だと思った。インスピレーションが湧き、アウトプットへの内的衝動に駆られた。アピアとその出演者たちに感謝。そして今宵の貴重な一人の時間に感謝。ありがとう。

●リンク:渋谷アピアホームページ
●リンク:カルカンエコー・僕の行くトコロ


<自ブログ関連>
● カウントダウン2006(ライブ編)
● 渋谷・TSUTAYA







Last updated  2007/01/15 03:32:09 AM
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