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私が間違っておりました。

Nikon EM

 
 
  
           Nikon EM

 
             Nikon EM + Ai50mm F1.8

勝手にインプレッション

まったく、ニコンらしくないカメラと言わねばなるまい。昔から、ニコンは自分たちの作りたいカメラを作っているときが一番生き生きしており、ちょっと消費者に擦り寄ったものを作るとうまく行かない例が多い。そんな中、このEMは、女性や一眼レフ初心者を狙った入り口商品であるが、その割には例外的に…と言ったら怒られるかもしれないが…上手なパッケージングになっている。
エンゾーはもとから「このカメラ、ちょっとかわいいな…」と思っていたのだが、実はエントリーモデルにもかかわらずジウジアーロ・デザインであることを雑誌か何かで知って、そんな軟弱な理由で衝動買いしてしまった。

往年のニコンファンならば、「リトルニコン」と言う可愛らしい愛称がついていたことはご存知であろう。その名の通り、掌の中にすっぽり納まるボディサイズは、それだけで妙にそそるものがある。小刻み巻き上げが可能であったり、ファインダーで思いのほかピントの山がつかみやすかったりと、廉価なカメラとは言え、その辺りは腐ってもニコンである。
特筆すべきは、やはりそのコンパクトでまとまりのあるデザインで、個人的には、ニコンの一眼レフの中でも歴史に残るべき一台であると認識している。

   


機能は「絞り優先AEのみ」という、すがすがしいまでの割り切りようだ。ミラーショックが(かなり)大きいのはご愛嬌、きちんとホールドすれば、なかなかに使える奴である。
セットで販売されたAi50mmF1.8は、先行発売された海外版の廉価なレンズ「シリーズE」とは外観・性能ともに微妙に異なるようで、こちらの方が写りが良い。樽型の歪曲は単焦点にしてはやや大きい方だが、発色は極めてニュートラルで、ニコン特有のあっさりした描写をする。

残念な事に、発売から20年も経過した現在では、メーカーで修理が出来ない。従って、もしも露出計が壊れた場合は、単なるおもちゃと化してしまう。(2006.1.17追記 現段階で、露出計の修理はまだ可能であった!もちろんニコンではなく、修理専門店での受け付けであるが。詳しくは後述する)
カメラはたくさん持っているが、2台持っているのはこのEMだけである。なんだかんだ言いつつ、けっこう気に入っている。
なお、EMの進化系であるFGは、微妙にデザインが変わってしまいEMより格好悪い。コンタックスのコンパクトカメラTixとT3が似て非なるものになってしまったのと、ことの経緯がよく似ている。

すでにキヤノンとペンタックスでシステムを組み上げてしまっているエンゾーとしては、これ以上マウントを増やすつもりがなく(・・・ライカRは?という突っ込みは却下)、従ってニコンのレンズは、いまのところ2本しか持っていない。
(追記:稼働率が著しく低下してしまったため、ついに2台とも手放してしまった…。同時に50mmF1.8も放出した。ヤフオクに出品したのだが、落札されたのは、なんとこのページの閲覧者の方だった。世の中狭いものである)

(2005.5.6追記 な~んと、またまた買い戻してしまった(笑)。よく行くカメラ屋さんのショーウインドーに、モードラ&50mmF1.8付き超美品が格安で並んでいたので、思わず保護。我ながらアホである。)

(2006.1.17追記 3代目のEMの露出計がパープーになったので、捨てようかと思って購入先のゴゴー商会に相談したところ、『なんとかなります』とのこと。ダメモトで預けたところ、一ヵ月後に完璧に復活して帰ってきた。詳しい顛末はこちらの日記で。3台使いつないできたが、リペア後のEMの露出計は、今まで体験したことのない、素晴らしく安定した精度に生まれ変わっていた。驚きである)


 
 
 


長所

○とにかくニコンとは思えないほど小さくて軽い。
○秀逸なデザイン。ぜひぜひ、現代の技術でリファインして欲しい。
○グレードの割に見やすいファインダー。
○なーんと、分割巻上げが出来る!それだけで嬉しい。

短所

●ミラーショックが大きい。本体が軽すぎて、しっかりホールドしないと、かなりの確率でブレる。
●すでに保守期間を過ぎており、壊れた場合、メーカーでは修理不能。
●露出オーバー・アンダー時のピッピッという警告音は余計。が、止めることは出来ない。
●巻き上げの感触はゴリゴリしてり、お世辞にも良くはない。


超個人的オススメ度(10点満点)
☆☆☆ 

偏愛度(10点満点)
☆☆☆☆☆ 

Yahooオークション出現率(10点満点)
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ 
*なかなか状態の良いものが少ない。修理も利かない。




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