NEX-C3
NEX-C3が正式にリリースされました。見た限りでは、正常進化と言えるのではないかと。グリップの形状が、よりホールドしやすい形になっているなど、細かい使い勝手の改良にSONYらしいこだわりが感じられ、好感が持てます。また、天板も樹脂からアルミ素材になったそうで、全体的に初代3よりもチープさが薄らいでいるように感じます。使用電池は同じで、撮影可能枚数が330から400にUP。その代わり?、連射速度は約7枚/秒から約5.5枚/秒にダウン、動画も1,920×1,080から1,280×720へとダウングレードしています。この辺、初代3は上級機の5と遜色なかった部分なので、こういう手法で上級機と差別化を図っていくのだとしたらちょっと残念です。レンズは、相変わらず素っ気ないデザインですね。マウントアダプターを噛ませて色々なレンズを取っ換え引っ換えしてみると分かるのが、やっぱレンズにクビレは必要だな、ということ。一眼レフ用も含め、ソニーのレンズは所有欲を刺激しない寸胴な形状をなんとかしてもらいたいところです。震災の影響もあってか、NEX-7(?)のリリースはもう少し先になりそうですが、C3が初代より丸みを強調してきたので、反対に7はユーザー層を見据えて直線基調なデザインで出てきそうな気がします。P.S.そう言えば、3の後継はC3なのに、5の後継はどうして7なんでしょうね。いや、まだリリース前ですから5後継機種の正式名称は分かりませんが。