最近、真面目に自転車通勤に励んでいるエンゾー、今朝も張り切って会社に向かっておりました。
ところが、ちょうど中間地点に差し掛かろうとしたその時、車道を走っていたビアンキに「ガンガン!」と二度、物凄い衝撃が走りました。雨水口の脇にあった深いクラックに気付かず、真上を通ってしまったのです。
(うわ、リム打った!Σ( ̄□ ̄;))
(いや~、きのう空気圧を上げといて良かったね)
(前にもっとひどいリム打ちしたことあるけど、それでも大丈夫だったし)
などと自分を慰めてみましたが、儚い希望。すぐにエアが抜けてタイヤはぺしゃんこに(T-T)。しかもご丁寧に、前だけでなく後輪も逝っちゃってます。き、昨日メンテナンスしたばかりと言うのに・・・。
ところが、悪夢はまだ始まったばかりでした。なんとこんな日に限って財布を忘れていたのです。えっ、それじゃ俺、修理も出来なければ他の交通機関に頼ることも出来ないって事?
一瞬目の前が暗くなりかけたところに、スルスルと一本のクモの糸が。
「あっ、そうだ通帳!」
そう、たまたま今日銀行に行く予定があったので、通帳だけはカバンに入れておいたのです。まさに不幸中の幸い。
と言うことは、まずチャリを担いで銀行まで行き、お金を下ろしてから自転車屋に修理に持って行けば良いわけか。えーと、この場所から最寄りの支店は・・・2キロも先だよ(T▽T)。マイナーな地銀を選んでいることが災いしたな。
という訳で、軽く目眩を覚えつつも覚悟を決めて移動を開始。メッセンジャーバッグとヘルメットに身を固めたエンゾーが、なぜかチャリを担いで歩いている姿を、道行く人たちが不思議そうに見ています。ちくしょー、見せもんじゃねーぞ!俺を見ないでくれ~!(T∧T)¶
しかしなんつーか、転がらないチャリって物凄いお荷物ですね。よく、気絶した人は意識がある人の何倍も運びにくいと言いますが、まさにそんな感じ。
ヒーヒー言いながらやっと銀行に到着し現金を引き出すと、休む間もなく自転車屋を目指します。が、ここでまたもやアクシデント発生。いつも贔屓にしている、この場所から最も近い自転車屋は、よく考えたら開店時間が13:00。まだ何時間も先の話です。
・・・え、えーと、他に自転車屋さんなんてあったっけ?(-"-;)。
結局、そこからまた2キロほど担いだところで小さな自転車屋さんを発見し、ようやく見てもらえることになりました。修理と言うより、チューブの交換になってしまいましたが。うう、あと数日でホイールごと換装するはずだったのに、なんちゅー無駄な出費(T◇T)。
いや~、いい筋トレになったッス。街中でクロカンやるなんて、我ながら時代の先端を行っているよなあ。皆さんにもオススメです(T▽T)/是非!