朝5:00起きだというのに、まだこんなことしております、はい。現地で使うデジカメのバッテリーは充電完了しましたが、エンゾーのバッテリーが夜まで持つかどうか甚だ疑問なので、会場のレポートが出来なかった時のことを考えて、念のために別のネタを(^_^;
先日、GF1用のストラップ「クラシコPP」をリリースしたところ、お二人の方から
「このストラップをHEXARにも使えないだろうか」
とのお問い合わせを頂きました。
ヘキサーといえば、往年のコニカが世に問うた、銀塩コンパクトの名機です。その図体のデカさはもはや「コンパクトカメラ」と言っていいのかどうか首を傾げたくなるくらいですが、心臓は小さく、HEXANON 35mmF2という大口径レンズを搭載しながらシャッターの最高速が1/250secまでしか切れないというアンバランスなカメラでした。ただし、そんな些細な(?)欠点をすべて吹き飛ばしてしまうくらいの、恐るべき描写力を秘めていましたが。
そのヘキサー、実はアイレットがGF1と同じように非常に薄くて細いという困った構造をしており、純正のストラップ意外受付ないという頑固な一面があって、無骨で素っ気ないボディを少しでもドレスアップしてやりたくても、どうにも手の施しようが無かったのでした。
で、クラシコPPの発売と同時にお二人から質問を頂いたということは、その背後で100倍のヘキサーファンが固唾を飲んで見守っているだろうと想像し、さっそく検証してみました。結果はこちら。↓
幅9mmのアイレットに対し、9.5mmのPPテープはいささか窮屈で、挿し込むのに少し苦労しましたが、頭だけ半分押し込んで、反対側から無理やり引っ張り出せば大丈夫であるということを確認。使えることが判明しました。良かった!
このデジタルのご時世にHEXARを大事にお使いになっているオーナーさんは、きっと筋金入りの銀塩ファンであろうと想像できるので、そんな方々のお役に立てて、カメラアイテム屋冥利に尽きるエンゾーなのでした。