今日はほぼ半日、博多駅前で、福岡の夏の風物詩・博多祇園山笠の「飾り山」を作っていました。と言っても、エンゾーはボーっと見てるだけで、ほぼ何もしませんでしたが(^_^;。そういう役なんです!
飾り山というのは、文字通り豪華に飾り立てた山車のことで、鑑賞専門です。担いで走りまわる方は「舁き山(かきやま)」と言い、高さが3分の1ほどになります。
駅前広場に現れた大きな飾り山に、道行く人達も興味津々です。
(今年のお題は、ベタですが坂本龍馬と幕末の志士たち)
ちなみに、飾り山は正面と裏があり、例年「表(正面のこと)」が時代物、「見送り(裏のこと)」が子供向けキャラクターと相場が決まっています。今年の「見送り」は…なんじゃこりゃ?
ほとんどの関係者が全く知らないキャラ物にポカンとしたのですが、題材は西日本で日曜日の早朝に放送されているイギリス産のCGアニメ「チャギントン」だそうです。「チャギン」が「汽車」で「トン」が「町」、すなわち列車の町という意味なんだとか。ほー。ちびっ子には結構認知度が高いそうです。
土砂降りの中、飾り山を専門に作る「山大工(やまだいく)」と呼ばれる職人さんが、細かいハリボテパーツを台座に取り付けながら、約二日間かけて組み上げます。リンク先のブログのどこかに、エンゾーの横顔がちらっと写っていますので、顔をご存じの方は見つけてみて下さい。(^_^;
博多の夏は、山笠で幕を明けます。