年始からこちら、ノロノロとではありますが、二つのカメラバッグの設計をほぼ同時進行で行っています。一つはボディバッグタイプ、もう一つはメッセンジャータイプです。
ここまで来ると完全に本格的なバッグ(?)なので、素人エンゾーには荷が重くなってきたこともあり、今回は両方とも、デザインの段階からその道のプロの力を借りています。ですが、本音を言えば自社内に試作室を設けたいところです。自前でレスポンス良く試作品まで作ることが出来れば、その後の流れがスムースですし、商品化までのタイムラグを最小限に出来ます。
とはいえ、この二年間で痛感したのが、福岡は商業都市としてはそこそこの規模と質があるけれど、モノ作りの町ではないということ。残念ながら、手工業を営む人の人口が、東京や大阪と比較して圧倒的に少ないです。腕に覚えのあるフリーの職人さんを探そうと思ったら、やはりふさわしい場所で見つけるしかなさそうです。
これだけネットが発達した現代ですから、SOHOという手も無くはありませんが、WEBコンテンツならともかく、リアルなモノ作りの打ち合わせをオンライン上のみで済ませるのには、まだ抵抗があるのでした。