その23-10以降その23-10警官 「ではまずこちらにサインして下さい。」(52キロの速度を記録したことを示す用紙。52キロを出していたことを認めることになる。) GT 「いいえ、拒否します。」 さぁ、ついに拒否権発動です!このあとどうなるのでしょうか。私はあくまで安全運転をしていたのです。それを捕まえてキップを切り、反則金を払わされるなんてありえません(1万円の支払いに点数2点の行政処分が待ってます)。この取り締まりに不服があるわけで、それをどう伝えようかも考えていました。ちなみに不服を言うとどうなるかの事例は「警察の警察による警察のための交通取り締まり」を参考にしてみます。 『(2)取り締まりに不服を言ったとき ★「ルールはルールだから」 ★「違反は違反だから」 これがいちばん多い。法のそもそもの目的からはずれ、禁止規定だけが一人歩きしていく。その先には、警察官個人にとってはノルマの消化、警察組織にとっては莫大な権益があるわけだ。 ★「危険も安全も関係ない。(一時停止の停止線を)1cmでも超えたら違反だ」 交通取り締まりに交通の安全、危険は関係ないというのだから、ものすごい論法もあったものだ。が、このセリフは非常によく聞かれる。 ★「危険とか安全とかは関係ない。キミが通行禁止のところをとおったかどうかが問題なんだ」 事故率が高いとされる交差点をパスできる陸橋や地下道、そこがなぜか二輪のみ通行禁止になっていることがある。出口では、よく待ち伏せ取り締まりが行なわれる。 ★「54km/hも30km/hも変わんねえんじゃねえの?」 つい30km/hほどオーバーしてしまった。それは反省している。罰を受けても仕方がない。でも54km/hオーバーはしてませんよ、という運転者が言われたセリフ。悪質性が、したがって点数も罰金額もぜんぜんちがうのに。 ★「キミ、レーダーがあった場所、知らなかったんでしょ?一瞬でも出ていれば、それが測定されるんだよ」 制限40 km/hのところを50 km/hくらいで走っていて、70数km/hだとして捕まったケース。一瞬だけ巡航速度より20数km/hも高くなるなんてこと、ある? ★「この深夜にバイクで走っているほうが悪い。サインしない?こっちでそんな人間はいない。東京はみんなそうなのか」 バイクでのツーリングの途中、深夜、猛スピードのトラックに追い越され、そのとき知らずに信号を無視してしまったらしいというケース。取り締まりは広島。広島にもちゃんと「NO」を言うもんはおるじゃおろうが。 ★「原付で国道を走るほうが悪い」 原付の法定速度は30 km/h。怖いので流れに合わせて50 km/hくらいで走っていたら捕まり、こう言われたそうだ。』(「警察の警察による警察のための交通取り締まり」発行人:石川順恵、発行所:株式会社メディアワークス、発売元:株式会社主婦の友社のP164~P165より) その23-11 つづきです。取り締まりに不服を言うとどう言われることがあるのか事例をまとめた文章を紹介しています。 『★「(違反キップを)13枚切ったこともある。こっちにもいろいろ手があるよ」 否認すると、他の違反キップでもキップを切ると、いろいろアラ探しする、これはよくある。 ★「スピード違反でトルこともできるんだけどね」 高速道路の覆面パトは、目をつけたクルマがあまりトバさないと、そんなことを言って、車間距離不保持や、追い越し車線を長く走ったとかいう理由でキップを切る。十分な車間をとって走行車線にもどると、後者の違反になるらしい。 ★「メーターを見せると60 km/hオーバーでキップを切らなきゃいけなくなるから」 速度違反だと停止を命じられ、いったい何km/hオーバーかと尋ねたら身の覚えのない速度を言われ、否認したら、これまた身に覚えのない進路変更違反でキップを切られたという。白バイが去ったあと、あれはいったい何だったのか、ドライバーはしばし“ロダンの考える人”になってしまったそうだ。 ★「会社の社長に言う。お得意さんの社長も呼び出す」 プロレスでもなんでも、相手の弱みを攻撃するのが基本だ。こういう警察官は「以後、連絡は私をとおしてください」と弁護士がイッパツ言うと、しゅ~んとなってしまう。 ★「そこでやれ」 これは、ハーレーの後ろに女の子を乗せ、制限50 km/hを70 km/hくらいで走っていたら、白バイに止めれられて87 km/hだと言われた、信号をスタートしたばかりでそんな速度を出せるはずがない、と押し問答をするうち、女の子が「おしっこしたい」と言い出したところ、警察官が言ったというセリフ。あまり関係なかったかな? ★「レーダーとかじゃなくて、後ろにくっついているんだから、誤差はないんだよ」 自分の取り締まり(追尾式)を認めさせるために、レーダーの正確性を犠牲にする、掟破りの荒技である。 ★「当日は100人くらい取り締まったけど、否認はキミだけだよ」 多くの運転者が何かしら不服を感じているのに、泣き寝入りしてしまうから堂々と不服を主張する人は孤立してしまう。でも、この国はそんな国。べつに気にすることはない。 ★「あなただけにキップを切らないわけにはいかない。あなただけ特別扱いするわけにはいかない」 交通安全には関係なく、ただ点数稼ぎの待ち伏せ取り締まりをしているのだから、それはおかしいと言われて1人を許せば、みんな許さねばならなくなる。また、たとえ無実の人でも“平等公平に”キップを切る。そういう意味だ。 ★「人間を直さないといけない」 どんなふうに直してくれるんだろう。』(「警察の警察による警察のための交通取り締まり」発行人:石川順恵、発行所:株式会社メディアワークス、発売元:株式会社主婦の友社のP165~P166より) いやいやもう、あきれますね。「そこでやれ」というのには笑っちゃいました。(^_^; その23-12 取り締まりに不服を言うとどう言われることがあるのか事例をまとめた文章を紹介していますが、そのつづきです。 『★「災害で尾を引きずってるから、認めてほしい」 これは兵庫県での話し。災害復旧に忙しくて、ノルマが消化できなかったのだろうか。かわいそうである。 ★「あなたが憎くて捕まえるんじゃない」 ノルマがあるから捕まえるのね。 ★「さっきのVFRの違反をお前がやったことにしてやってもいいんだぞ。俺たちは柔道やってるから腕の1本折るくらいどうってことないんだ。どうせ俺たち2人が口裏を合わせりゃいいんだからな」 VFR(バイク)を速度違反で追尾したが振り切られて頭に来た覆面パトが、後ろからついてきたヤジ馬くんを署の柔道場に連れ込み、言ったセリフ。こういう警察官もいるのである」 (3)裁判についての迷信を利用した脅し ★「じゃ裁判やろう。どうせ勝てるんだ」 どうせ勝てる、というのはウソとはいえない。裁判官は、警察の言い分を鵜呑みにし、なんとか理屈をコネて警察を勝たせようとする。しかし「じゃ、裁判やろう」というのは単なる強がりだ。被疑者が反則金を払わず、略式にも応じないと、正式な裁判のためのややこしい書類をつくらねばならない。裁判がイヤなのは、本当は警察官のほうなのだ。 ★「文句があるなら裁判でもしろ」 こっちから、「じゃ、法廷でお会いしましょう。法廷でウソをつくと偽証罪になりますよ」と言ってあげればよろしい。 ★「裁判になれば負けるよ。いくらかかるか知ってる?」 ★「裁判は30万円かかる。絶対勝てないぞ」 ★「裁判は70万円くらいかかる」 ★「裁判になったら200~300万かかる」 ★「裁判をすれば600~800万かかる」 じつにいろんなことをおっしゃる。クルマの改造費用と同じで、かけようと思えばいくらでもかけられる。が、改造せずに乗っている人もいるように、裁判は1円もかけずに受けることもできるのだ。 ★「文句を言うと(罰金が)2倍になるぞ」 そんなことはありませ~ん。 ★「正式だと前科がつくぞ。カネがかかるぞ。」 裁判に負けると前科になるのは事実。しかし略式も裁判にちがいないので、ちゃんと前科がつく。「正式だと・・・・・・」はウソ。 ★「裁判になっても、俺は公務員やから出勤扱いになるが、お前は会社を休まないといけない。さっきのヤツも、ここまで言ったらサインしたぞ。お前は生意気だ」 警察官が証人として法廷に出てくるとき、“出勤扱い”のはずなのに、しっかり裁判所から日当と交通費を受け取る。このカネは署または課でプールし、飲み代に使うらしい。 ★「国家公務員が裁判やったら、マズイでしょう。費用はどうしますか。(同乗者についてしつこく聞き)質問を拒んだんで印象が悪くなりますよ」 国家公務員にだって裁判を受ける権利はある。これは理想論だとは思うが、正しいと思うことを主張すると気まずくなるような職は、辞したほうがいいのではないか。どうせ短い人生なのだから。 どう考えても俺が正しい。良心と正義はカネで売らない! とまあ、そんなふうなことが、「取り締まりはおかしいぞ」と主張する運転者たちに対し、いまこのときもどこかで言われているわけだ。 右のように解説つきで列挙すればアホらしく聞こえても、制服のがっちりした体格の警察官から高圧的に言われると、ついビビって、「現場で納得させられ」てしまいやすい。 それに、私たちは“お上に逆らう”ことにあまり慣れていない。テレビで親しいタレントたちも、ニュースキャスターたちも、交通取り締まりで正面から争ったらどうなるかは決して話題にしない。誰も知らない“闇”のなかへこれから自分は入っていくのかと思えば、いろんな不安がわいてくる。ついつい“マイナス思考”で泣き寝入りの理由を探し、「カネですめばいいや。この心労を金に換算したら、1万円くらい払ったほうがいい」 という方向へ傾いてしまいがちだ。 そこを見越して彼らは、右のようなアホらしいことを言うのである。ポンと背中を押し、「現場で納得させ」てしまうのである。 こうした“説得”のプロたちを前に(そして自らの弱い心にうち克って)、不起訴へ向けて素人がガンバリ抜くには、 「俺は正しい。良心に恥じるところはない」 というシンプルな、それゆえになかなか揺るがない自信こそ、いちばん大切だと私は思うのである。ついてにいえば、 「良心や正義を損得勘定でゆずりわたしたら、自分も社会も腐る!」 というくらいの気持ちもほしい。』(「警察の警察による警察のための交通取り締まり」発行人:石川順恵、発行所:株式会社メディアワークス、発売元:株式会社主婦の友社のP166~P169より) やはりこれです。安全運転をしていたのになぜ取り締まりを受けなければいけないのか。この気持ちが私をサイン拒否へと導くのでした。 その23-13 つづきです。 『 ここでかんちがいしないでほしいのだが、ガンバルというのは、警察官に“言い勝つ”ことではない。言い勝とうと思って、法律や交通行政についての生半可な知識をふりまわせば、かえって墓穴を掘ることになりかねない。その知識が正しければ正しいほど、不当な取り締まりを行なおうとする警察官を刺激するばかりだ。』(「警察の警察による警察のための交通取り締まり」発行人:石川順恵、発行所:株式会社メディアワークス、発売元:株式会社主婦の友社のP166~P169より) ということで、サインを拒否して取り締まりの不当について警察官と言い合いになることはあまり得策でないように思えました。(取り締まりの現場に話を戻します。) 警官 「ではまずこちらにサインして下さい。」(52キロの速度を記録したことを示す用紙。52キロを出していたことを認めることになる。) GT 「いいえ、拒否します。」 警官 「え?そうなんですか。この速度(白バイが記録した速度)はイイカゲンに計ったものではないんですよ。」 GT 「そうですか。でもサインはしません。」 警官 「ではキップのサインは?」 GT 「それも拒否です。」 警官 「ということはあなたは52キロの速度を出していたことを認めないということですか。」 GT 「ま、そういうことになりますね。」 私の予想に反して意外にもサインを強要することにはなりませんでした。ここで速度記録用紙にサインをしたら、それは私が22キロオーバーを認めたことの証拠になってしまいます。キップへのサインも取り締まりには全く不服なく納得したことの証拠になってしまいます。もちろん拒否。しかしその代わりに供述調書を取ると来ましたから、これもなんとかしなければいけません。 GT 「いえ、供述調書(へのサイン)も全部拒否です。」 そろそろ会社の集合時刻です。こんなところで調書を取ったりしていたら5分くらいはかかってしまうでしょう。そのせいで遅刻する気にはなりませんでした。私の供述調書の拒否に対して警官は・・・ 警官 「なぜです?理由を教えてもらえますか。」 GT 「理由ですか?特にないですね。とにかくここではサインしません。時間も押してますし。」 警官 「じゃぁ・・・」 その23-14 警官 「なぜです?理由を教えてもらえますか。」 GT 「理由ですか?特にないですね。とにかくここではサインしません。時間も押してますし。」 警官 「じゃぁこの速度(52キロを測ったこと)がイイカゲンでないことの確認を他の人から取りますから、ちょっと待っててください。」 ん?これってどういくことでしょうか。確かに白バイの計測器の数値は52を示していました。それは事実ですからそれに対して反論するつもりはありません。ただしあくまでその52キロという数値は白バイのスピードを測定したものであって、私の乗るスクーターを測定したものではありません。白バイが私の後ろを等間隔で走って測定したなんて証拠はないですし、私より速いスピードで走りながら計測したのであれば私の走っていたスピードより速い数値が出てきます。 そんなことを考えると、白バイの測定数値が第三者(その辺りの通行人)から見て「確かに52キロを示していた」という確認をとってどうなるのでしょうか。いざ裁判になったら第三者からイイカゲンでないことの確認をとってあるという証拠にするつもりでしょうか。でもそれはあくまで白バイの速度を測ったものであって私の速度ではないのだから・・・。そのために52キロを測定したという記録用紙にサインを迫ってきて、それに対して私はサイン拒否なのです。 ・・・などと思いつつこちらは時間に追われているのですからそんなのに付き合う暇はありません。これから白バイ警官が他の人(通行人)を探して、状況説明をして機械を確認してもらい、それを私が確認する・・・。そんなの時間かかりすぎです。私はすぐにでもこの場を立ち去り会社に向かいたいのです。今ならまだギリギリで間に合うでしょう。 GT 「いいえ、私行きますから。」 警官 「いや、他の人に確認してもらうところだけでいいですから、(その状況を)確認して下さい。」 GT 「いえ、行きます。」 私はスクーターを押して歩きだそうと一歩足を踏み出しました。その瞬間、警官が私の前に立ちはだかり私がその場を離れるのを妨害してきました。 なぬーー!!??私を行かせない気か!!?? やはりそう来ましたか。今回は割と丁寧な対応でしたし、私がサイン拒否をしてもそれに対して嫌がらせやウソをつくことをしてこなかったので安心していました。そのためムービー記録を撮る事もしていなかったのですが、これは記録を開始しなければいけないかもしれません! そして私は・・・・・・ その23-15 私の前に立ちはだかり、私を行かせまいとする警官。これはムービー記録を開始しなければいけないかもしれません!でも時間も気になりますので、記録している時間はありません。私はスクーターのエンジンをかけました。 キュルキュルキュル・・・ブオン エンジン始動!さぁ、こんな警官の妨害なんて気にせず行くんです! GT 「行きますからね!」 警官の横を抜けようとアクセルを開けてスクーターを前進させたその瞬間でした。警官が体を張って私の進路に再び立ちはだかりました。 (ふざけんな!!)( ̄д ̄”) 心の中で叫びつつ、今回は冷静にやろうと思いました。この前激怒りモードでやりあったばかりですからね。(^_^; あくまで紳士的に、穏やかに・・・(この前の激怒りモードはまだアップしてませんので後日音声付ムービーで紹介します)。でもさすがに通行妨害までされるとこちらの感情も高ぶってきます。そこを抑えつつ・・・ GT 「私はあなたをひくつもりはないです。でもあなたが強制的に私をとめることはできないでしょ!!どいて下さいって言ってるでしょ!」 警官 「でも確認だけすることはできる・・・」 GT 「だからぁ、強制しないで下さいよ。行きますから!!」 ちょっと語気が荒くなってました。(^_^; でも警官もさすがにあきらめたのか、一歩下がりました。 警官 「誰か確認してくれる人探してきますから、ちょっと待ってて下さい。」 そういうと歩道の方へ本当に探しに行こうとしました。あ、これでこの場は立ち去れるな。そう思った私は・・・ GT 「いえ、私は行きます。」 そう言ってスクーターを走らせました。横を見ると白バイ警官が歩道を走っていました。やはり誰かを探して確認してもらうようです。 ともあれ無事に現場を脱出!!さぁ~てと、このあとどうしようかな・・・。そうそう、一応免許証は帰してもらいましたし、一切サインをしてない青キップも受け取りました。反則金納付書もあります。もちろん反則金の納付はしませんよ。 つづく(この後はその後の経過です。) 警察と!!?? その23-16(番外編) 安全週間かと思いきや!!?? 昨日、安全週間ということで警察の取り締まりに注意しましょうと言ったばかりです。そして今日、仕事帰りに飲酒検問に遭遇しました!!いやぁ、早速ですよ、早速!!(今回はシリーズからわき道にそれちゃいます。これが終わったらまた戻りますからね~。) 今日は仕事場を出るとき、きちんとデジカメと予備の電池があることを確認しました。(^_^; そしてスクーターに乗って帰宅開始!!検問場所は坂を登って右に曲るとすぐの場所ですから、その直前でスクーターを停止させました。そこは右に直角に曲るところですから、手前の停止したところからはミラーで先に警官がいるか確認できるのです。 今日あたりやってそうなぁ・・・・。 そんな風に思いつつミラーを除くと赤い光りがたくさんありました。 ぬ?これって警官のもってるニンジンか?(※ニンジンとは赤いチカチカ光る棒のことです。) あ、でも違うみたいだ。乗用車が一台のスクーターが一台いるな。そのストップランプが赤く光っているだけか・・・。でもなんだか赤い光りが多いような感じ・・・。 とりあえずスクーターを再び走らせようとアクセルをあけつつ、ふと横を見ました。そうするとそこにはたこ焼きを焼いているおばちゃんがこちらを見ていたではないですか!! ・・・ってこの人はなんで私を見ているのでしょうか。坂の途中でいきなり止まって前方を眺めている私は怪しいのか?? まぁ、いつも怪しいことばかりやっている気もするし、車も怪しいし・・・っていうか私の車はクレイジーですね!! なんて思いつつ(!!??)角を曲ってみると・・・ イタァ!!!! 警官が3人、ニンジン持ってました。私を見ると、ニンジンを振り出しました。 来た来た キタァ!!!! 警察と!!?? その23-17(番外編) 安全週間かと思いきや!!?2 警官A 「はい、止まって下さい。」 GT 「・・・・・・。」(無言のままスクーターを止める。) 警官A 「飲酒検問です。息を吐いて下さ~い。」 GT 「・・・・・・・。」(無言のままイヤだよと手を振る。) ああ、やっぱり飲酒検問ですね。今日あたりあると思ったらドンピシャビンゴ!!いつものように息を吐くのは拒否でした。 警官A 「どうしたんですかぁ~?」 GT 「・・・・・・。」(とりあえず無視。) まぁ、いつものことだし、ムービー撮影を開始するか!そう思ってカバンからデジカメを取り出しました。電源を入れて、ムービー記録のところにセットして・・・ 警官B 「あ!この前の人ですね。」(近寄りつつ、私の顔に気づいた婦人警官。) GT 「ああ。この前の・・・。」 こちらも気づきました。この婦人警官は2ヶ月位前の飲酒検問のときやりあった一人です。髪型と顔つきからすぐにわかりました。まさに音声付のムービー記録を撮ろうとしたとき、その婦人警官は・・・ 警官B 「お酒飲んでないですよねー。」 GT 「ええ、まぁ。」 警官B 「どうぞ~、行っていいですよー。」 あらま、意外な展開!!思いもせず、息を吐くのを拒否したことに対して何もなしでスルーできました。まぁ、この前のことがあって何か影響したのでしょう。私は無言のままスクーターを移動させ、その場を離れようとしました。ですが、すぐ近くの信号は赤です。すぐそばに警官が3名、こちらを見てました。恐らく婦人警官Bがこの前の一件を他の2人に話しているのでしょう。 私は念のため、スクーターのエンジンを切りスクーターを降りました。こうすれば歩行者扱いですから、道交法を理由に取り締まりを受けることはありません。時間が経ち歩行者用の信号が青になると、エンジンを切ったままのスクーターを押して道を渡りました。ある程度警官のいたところから離れると、あらためてエンジンオン! ブオン! エンジンがかかったところで再スタートです。家へ目指してスクーターを走らせました。そして無事に帰宅。 ふぅ~。 ま、こんなもんでしょうか。 実は婦人警官が私をスルーさせたのには理由があると思っています。もちろん確たるものではないのですが、前回とは態度が一変していたのはちょっと意外でしたね。それは何かって?フフフ・・・。それは婦人警官との飲酒検問の一件を紹介したときにお話ししましょう。 ということで番外編おしまいです。 その23シリーズのつづきへ戻ります。 その23-18 その後 夏の交通安全週間もあと数日となりました今日この頃、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。なぬ?すでに捕まった!!??これは失礼しました。ご健勝でもなんでもないですかね。な~んてね。 さて、桜木町で白バイ警官に53キロの速度違反で捕まったその後です。 サインも何もしていない、ただ警官が記録した青キップを見てみると取り締まりの約一ヵ月後に交通反則通告センターに出頭するように書いてありました。もちろん1万円の反則金を支払えばその必要はないのですが、支払うつもりはありませんので通告センターに行こうと思いました。 いや、待てよ。どうせ通告センターでは不服があるか確認して、こちらが不服が無いと言えば改めて反則金の納付書をもらってお終いのはずです。取り締まりに納得がいかないと不服を言えば、その場を帰されてお終いです。ということは行っても意味がないですね。時間と労力の無駄です。 う~ん、どうしよう・・・・。でもなぁ、1回行ってみるのも社会勉強になっていいかもしれないし、その模様をまたHPでアップするのもいいかも♪♪(←アホなGTだ・・・) 出頭指定日はたまたま仕事も休みの日ですし、行くことにしましたぁ!! そして1ヶ月後・・・。 その23-19 1ヶ月が経ち、交通反則通告センターに出頭する日となりました。 昼過ぎ・・・。 さぁ~てと、行くか!! センターへ行こうと思い、以前もらった青キップでセンターの場所を確認しようと思いました。 あれ? 青キップが・・・・み・つ・か・ら・ 無い!!(^_^; あははははは・・・・・・・ いやいや、笑ってる場合ではありませんね。 まぁ、どうせ反則金の納付書をもらうだけだから行かなくてもいいんだよなぁ・・・なんて思いながらもとりあえず場所を確認しようと思いました。早速110番に電話です。電話すると、「○○緊急受付なんちゃらです。」と警察が電話に出ました。 GT 「あの、緊急ではなくて申しわけないのですが、実は以前速度違反の取締りを受けました。で、今日通告センターに行く日なんですが、場所がどこなのかわからないので教えてもらえますか。」 警察 「住所はどちらですか。」 GT 「○○です。」 警察 「では管轄が○○署になりますので、そこの交通課に聞いてもらえますか。電話番号は○○○の○○○番です。」 GT 「わかりました。ありがとうございます。」 110番は緊急時に使用するものですので、今回の件とは直接関係ありません。ですが同じ警察組織ということですぐに問い合わせすべきところを教えてもらうことができました。 早速電話を入れてみると・・・ その23-20 早速○○署に電話を入れてみると、今度は交通課に通じました。そこで再び通告センターの場所を聞くと、場所を教えてくれました。住所もメモして、さて、地図で実際の場所を確認しようと思っていると・・・ 警察 「反則金の納付は済んでますか。」 GT 「いえ。」 警察 「ではそちら(通告センター)で納付書を受け取って下さい。」 GT 「あの、これってわざわざ行かなくても実はいいんですよね。」 警察 「はい、1週間くらいで郵送されます。その場合納付額が800円上乗せされますけどいいですか。」 GT 「(どうせ納めないんだから)いいです。(^_^; ありがとうございました。) はい、本日の通告センター行き、中止決定!!!ヤッホー!!! 行こうと思ってたんですけど、なんかメンドクサクなっちゃいました。どうせ反則金納付書が郵送されるだけだし、警察も行かなくていいって言ったし行かなくていいや。 ということでそのまま1週間が経ちました。 毎日仕事を終えて家に帰ると郵便物が届いているか気になります。そろそろ納付書が届くだろうと毎日確認しましたが、一向に送られてくる気配がありませんでした。 そしてさらに1週間が経ちました。 これは実はもう送られてこないということだ。私はそう判断しました。通告センターに行く日が決まっていて、その日に私は出頭しなかったわけです。もちろん行く行かないは任意ですから、それはそれで構わないわけです。警察も来ないのを確認したら翌日か翌翌日あたりに反則金の納付書を郵送すればその2・3日後には私の手元に送られるはずです。それなのに計2週間何も音沙汰がないということは、警察が私を追うことを諦めたと考えるのが自然ではないでしょうか。 そうそう、もう私は晴れて自由の身だ、ヤッター♪♪そもそも安全運転をしていてお金を払わされるなんてことがあり得ない話しなのだから、この結果は当然だ。いやぁ、やはり自分に正直になって、サイン拒否・反則金納付を拒否して良かった。 そう思っていました。そこから更に5日ほど経ち、何も郵送物は届きませんでした。OK!やっぱりこれでこの1件は無事終了~。このことをHPにアップ開始!! ということでアップを始めて数日が経ったある日のことでした。帰宅してみると、不在通知の郵便局の用紙があるではないですか。内容を確認すると配達記録付になっています。郵送元は・・・ その23-21 郵送元は通告センターでした。中には交通反則通告書(ピンク)と反則金納付書が入っていました。納付すべき金額は800円プラスで10800円でした。 さて、通告書の裏に注意事項が書いてありまして、反則金を納付する場合と反則金を納付しなかった場合について書かれてあります。納付する場合は納付期限が10日以内となっていまして、納付書をなくしたりした場合も再交付ができるようになっています。その場合は交通反則通告センター又は住所地を管轄する警察暑に申し出ればよいことになっています。反則金を払うことに対しては非常に親切ですね。 それに対して反則金を納付しなかった場合は後々のことを不安がらせるような書きかたになっているのが特徴的です。 『2 反則金を納付しなかった場合 反則金の納付はあなたの任意ですが、所定の期限までに反則金を納付しなかった場合には、表記違反事件について検察庁又は家庭裁判所に送致されることになりますから、下記の日時、場所に出頭してください。その際には、この通告書を必ず持参して下さい。』 このように記載してあります。いよいよ検察庁へ行くことになりますね。もちろん今回の取り締まりに納得できませんので、行くつもりです。気になったなったのは『下記の日時、場所に出頭してください』とあるのに、その部分にまったく記載がないことです。そして欄外に矢印が引っ張ってあり、『出頭日については後日連絡します。』と書いてあります。これは直接私宛に電話か郵便物で出頭日の連絡があるのでしょう。 出頭場所は4ヶ所記されています。簡易裁判所内の県警交通指導課分室・簡易裁判所内派遣警察官室などの4ヶ所でした。反則金を納付しない場合は検察庁へ送られるはずなのに、なぜ警察組織の交通指導課や警察官室に行かなければならないのでしょうか。う~む、疑問です。 さて、納付期限ですが、3日前まででした。(^_^; ということで、この後呼び出しがかかると思います。本当であれば全て決着がついてから内容アップを始めようと思っていたのですが、この交通反則通告書の郵送が聞いていたのより大分遅かったため、現在の進展ではここまでで一度アップ終了です。つづきはまた進展があったときにアップしていきます。それまでお待ち下さいね。m(_ _)m ということでこのあとあその24シリーズに移ります。ちょうど夏の交通安全週間が終わったところですので、春の交通安全週間の警察のいけない行動についてア紹介していきます。あ、あと首都高の速度取り締まりについてと、駐禁についてと、パーキングメーターについても少しずつアップしていきますね。 その23-22 昨日23シリーズは一旦終了して24シリーズにつづくと書きましたが、やっぱり23シリーズのつづきをアップしていきます。それはみなさんに知っておいて欲しい内容で、まだアップしてないものがあったからです。これから私が行動する上で参考にもなりますし。さぁ~、私の今後の処分はどうなるのでしょうか。 『 たとえばこんな例がある。 -Aさんは、制限速度100km/hの東名高速をバイク(外車)で、流れに合わせてのんびり走っていたところ、パトカーに止められた。バイクの法廷速度は80km/hだから19km/hオーバーだというのである。Aさんは、こういう取り締まりはやっちゃいけないという通達があったのではないかと思い出した。 そのとおり。反則金の制度が論議されていたころ、「思慮を欠く警官をして、過酷な“徴税官”化せしめるおそれはないか」(66年3月31日付朝日新聞社説)などと、点数稼ぎの検挙がドッと増えることが懸念された。それを受けて67年8月1日警察庁は、 「いわゆる点数主義に堕した検挙のための検挙に陥ることは避け、危険性の少ない軽微な違反に対しては警告による指導を積極的にせよ。ことさらに身を隠し、違反を黙認してのち検挙するようなことのないよう留意せよ」 といった内容の“素晴らしい”通達を出した。「(昭和)42・8・1通達」として前出の千代丸健二さんの著書で広く紹介されたりした。 それを思い出して、Aさんは言った。 「たしか、軽微な違反は取り締まりではなく指導中心でやっていけとかいう通達があるんじゃないですか」 するとパトカーの警察は』・・・・・・ (「警察の警察による警察のための交通取り締まり」発行人:石川順恵、発行所:株式会社メディアワークス、発売元:株式会社主婦の友社のP169~P170より) その23-23 『するとパトカーの警察は、はじかれたそうに言ったそうだ。 「何年何月何日、誰がそう言ったんだ!」 小学生が「何時何分何秒、地球が何回回ったとき?」と口をとがらすのと、まるで同じ調子だったという。 こういう警察官に、正論をぶつけても仕方がない。それに、ここが大事なのだが、たとえ警察官をヘコませても、何の証拠も残らない。 じゃあ、取り締まりの現場で証拠として残るものといえば?そう、違反キップへの運転者のサインである。「私が上記違反をしたことは相違ありません。事情は次のとおりであります」と小さく印刷された欄に、そのままサインすれば、現場でどんなに言い勝っても「たしかに違反した。主張すべき事情はない」という記録(いわば自白調書)が残ってしまうのである。 それから、キップへのサインを拒んだりするととられる調書にも注意しなければならない。調書(供述調書とか弁解録取書とかいう)は、被疑者の言い分を警察官が聞いて書き取り、末尾に被疑者のサインをとり、「被疑者はこのとおり述べた」ということにするための書類なのだが、警察官としては自分に不利なことは書きたくない。それで、こんなふうなことが起こる。 -Bさんは、猛加速で追い上げてきた白バイにより、97km/hで走っていたとして捕まった。まさか、自分はメーターを見ていた、60~70 km/hくらいだったと、Bさんはキップへのサインを拒んだ。すると白バイ隊員は、調書に、「70 km/hくらいだった」と書いた。、60~70 km/hってことは「70 km/hくらい」でいいんだというのである。さらにBさんが、90 km/hを超えると振動がひどいから97 km/hなど絶対に出ていないと述べると、それを聞いた隊員は調書に「経験上(容疑の速度は)出ていないと思う」とだけ書いた。 -Cさんはバイクで、二輪車のみ通行禁止の地下道に入った。規制は知っていたが、バイクでとおることはあまりなかったので、忘れていたのだ。気がついたときには周囲にクルマがいて急には車線変更できず、入ってしまった。そして、地下道の出口で待ち伏せていた警察官に捕まった。Cさんは、やむを得ずに入った事情を説明し、地上の混雑した交差点をとおるより安全かつ円滑な地下道がなぜ二輪車だけ禁止なのかと反論した。すると警察官は、Cさんの説明のうち「禁止と知っていた。地下道をとおった」という部分だけ拾い出して調書に書いた。 「経験上、出ていないと思う。」そんないい加減な話しで、無実だと信じる者がいるだろうか。「禁止だと知っていて走った」では、遵法意識の欠如した悪質な運転者だと見なされるに決まっている。現場では「70 km/hくらい」という供述を残し、あとになって「本当は60~70 km/hくらいだった」と言えば、自分の悪質さを薄めたくて供述を転々とさせる者と見なされるだけだ。 運転者の説明のうち不利になる部分だけを拾い上げ、あるいは微妙にゆがめて、「あんたの言うとおりに書いたんじゃないか。要約すればこうなるんだ。調書はこう書くことに決まってるんだ」とサインを迫る、そういう警察官はたくさんいる。』(「警察の警察による警察のための交通取り締まり」発行人:石川順恵、発行所:株式会社メディアワークス、発売元:株式会社主婦の友社のP170~P171より) 『 違反キップと同様、調書へのサインも、するかしないかは運転者の任意である。記載が誤っていれば書き直し(加除訂正)を求め、警察官が応じないなら、サインしてはならない。サインを拒むと、書きかけの調書を破り捨てる警察官もいるが、それであなたが不利になることはないし、そんなことでおびえる必要はない。おびえれば、そこが弱みだと思われ、つけ込まれるだけだ。 現場では、 1「自分は正しい」というシンプルでそれゆでに揺るぎにくい自信をもとに、 2つまらない“説得”に丸め込まれず、 3生半可な知識で口論せず、 4記録として残るもの、つまり違反キップや調書へのサインに注意する。 スムーズに不起訴を勝ち取るためには、それが大事だ。 なお、いま述べたのは基本であって、一つでも失敗すれば不起訴は不可能ということではない。 「不服だったが、逮捕するとか言われてサインしてしまった。だからもうダメだと思い、反則金を払った」 という人もいるが、争う手続きには、こうすれば必ずこうなるというマニュアルはないのだ。確実にあるのは、反則金を払えば、あるいは略式に応じて罰金を払えば、どんなに不服があっても「不服はなかった。取り締まりは正しかった」として決着することだけだ。 ああすればOK、こうすればダメではなく、「自分は正しい。良心は売らない」というシンプルな自信を拠り所に、一歩ずつ手続きをすすめていく、そういう姿勢が大切だということである。』 (「警察の警察による警察のための交通取り締まり」発行人:石川順恵、発行所:株式会社メディアワークス、発売元:株式会社主婦の友社のP171~P172より) 今のところ違反キップや調書へのサインは一切していません。その点では1~4を全てクリアしています。それができたのは、警察が言ってくるほとんどすべてのことに対して応じるかどうかは任意であることを知っているからであり、今回の取り締まり自体が正しいと納得できるものではないからだと思います。世の中のルール(道交法についてや、サインが任意であること)を知らないと思わず自分に不利な調書でもサインしてしまうことになりがちですね。 あと必要だと思うことが、逆にこちらに有利になるような記録を撮ることでしょう。音声と映像の記録があればいざというとき確実な証拠になります。おかしな取り締まりを受けたときに、こちらが記録をとっていることを警官にきちんとわからせている場合下手な動きをしてくる確率がかなり減ります。その実例はすでにいくつかの飲酒検問のレポートで明らかです。逆にこちらが記録を撮っていることを認識していないと横暴を働いてくる確率が高いですね。いきなり腕をつかんで動けなくして、人のスクーターのカギを取っていったり暴言を吐いたりしてきます。 以上のことから、何かのためにいつでも記録できるものを用意することを皆さんにお勧めします。最近は携帯でも音声と絵動画を記録できるようになって便利ですね。私は当分ムービー機能付デジカメでいこうと思います。 いやぁ、それにしても「何年何月何日、誰がそう言ったんだ!」なんて警官が言い出すとは!!いろいろな警官がいるものですね。 つづく ジャンル別一覧
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