時空の扉

帰り道、車で走っていると車道に猫が倒れていた。
倒れ方でもう駄目なんじゃ・・・と思ったけど、
命があれば助けたいと思って無駄だと言う友達に無理を言って引き返してもらった。
猫は同じ格好で倒れていて・・・
でも、車を停めてもらった。

ペルシャ猫とかかと思って近くで見ると狸だった。
ぐったりしていて駄目っぽかったけど、
勇気を持って持ち上げようとする。
動かなかった。
何年も生きていれば死に直面する事なんてあるのに凄く怖かった。
車どおりはそれ程ない道路でだからこそタクシーとかが飛ばす道。
カーブの途中だし、このまま動けないで居たら自分も引かれる可能性があると
勇気を持って抱き上げた。
近くに埋めてあげられる場所も道具もなく結局草むらに置いてあげることしか出来なかった。

東京は狸が多いと聞いていたので近くにも居るなら見たいと思っていたけど、
こんな場面なら見たくなかったな。

と、家に帰ってもずっと落ち込んでいたのだけど、
ふと先週鹿やら馬を食べた事を思い出し、自嘲した。
鴨も見るのが大好きなのに食べるのも大好きだし、
凄い矛盾しているなって。
きっと狸だって美味しいと言われて店で出されれば食べるだろう。
肉になっていれば何の感情もなく美味しく頂けるのに・・・。




書いている最中に小学生の作文以下だなって思ったんだけど・・・
私の頭のレベルってこの位なわけで。
そう思った瞬間、何が一番書きたかったのかも忘れてしまった・・・orz
きっと悲しかった事を書き残しておきたかっただけかな？
腕に今でも残る重さを忘れちゃいけないと思いました。
（と、書きながら今左肩が凄く痛いのって憑かれる取り憑かれた！？とか不謹慎な事を思ってしまった・・・orz）