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2006年05月18日
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カテゴリ:取材・執筆・校閲
今日、原稿用紙に文を書かなければならない局面が出てきて家の中を捜索した。タテ型、ヨコ型、200字、400字と各種取りそろえてあったのに、レポート用紙はあれこれ出てきても、見事に1枚もない。うちの小論文の先生に聞いても「1冊もない」と言う。新聞社専用の原稿用紙もあったし、何かの特定のシリーズ用の専用原稿用紙もあったはずだ。そういえばコンテ用紙というのも、ラフ用の方眼紙というものもあった。そして、あんなにあった速記帳はどこに行ったー!?

私は確実に業務で原稿用紙に手書きを経験した世代だ。0.9mm、2Bのシャープペンが一番早くたくさん書けた。時の流れでタイプもワープロもパソコンも使うようになったが、かといってお世話になった原稿用紙さんを粗末にしてはバチがあたるような気さえしてきた。

その後、ある引き出しから古ぼけたタテ書き400字詰め用紙を探し出してもらい、事なきを得た。その昔、下書きしたと思われる、ひょろひょろした鉛筆書きも妙にいとおしい。ノスタルジックついでに筆ペンまで持ち出して、サラサラ書いてみた。

考えてみたら、今の時代、原稿用紙に手書きで文章を書くのは受験生だけかもしれない。ワープロソフトを使わずに、800字とか1,000字とかのマス目を配分よく埋めていくのは大変なことだろう。

平成18年は1月までが「第1節」な感じだった。
2月から今日(5月18日)までが「第2節」という気分で、今日までにやらなければいけないことは原稿用紙の出現をもってやり終えたので、気が済んだ。
そして、明日(5月19日)からは確実に「第3節」の新しい生活が始まる。





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最終更新日  2006年05月18日 23時39分55秒
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