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カテゴリ:取材・執筆・校閲
日本各地で最高気温の記録が続く今週、印刷業界あたりでは平成19年のカレンダー進行まっさかりだ。校閲もカレンダーチェックが多くなる。
日本の暦の元となるさる組織のカレンダーを見ていたら、戌のほかに戊という字が頻出する。戌(いぬ)はよく口語でも使うし、絶対に横棒が入るが、戊という字は見かけないので、国語辞典を調べた。 ●戌(じゅつ) 十二支の一つ。前述の通り読みは(いぬ)。 ●戊(ぼ) 干支の十干(じっかん)の一つ。戊辰戦争という時にはこの字を使う。 暦上は「戊戌」という日もある。 この時期に、ほかに先駆けてカレンダーを制作しているのは、このような日本のカレンダーの元になる組織、そして日本の組織が海外で発行するものだ。中国などがこれに該当するが、日本と祝日や六輝なども異なるので、細心の注意が必要となる。英語をはじめとする欧文カレンダーのほうがはるかにカンタンだ。 ことカレンダーとなると、本気中の本気で校閲に臨まなければならない。 真夏にかなり身の引き締まる仕事だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月14日 13時21分29秒
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