プレゼン コンシェルジュ　「NOVO先生の辛口ごよみ」

ひとには興味のないモノがある。
ひとには得意でない分野もある。

私にとっては、サッカーだったり、金融であったり、エスニック料理だったり。
その一つが格闘技だ。
町を歩いていてもこれらの情報は私の目に飛び込んでこないメカニズムになっている。

そんな私に飛び込んできた、ある格闘家の伝記ノンフィクションの編集の仕事。
私は昨日の午後までその人の名前さえ知らなかったが、ネットで検索してみるとかなり有名な人のようだ。
極真カラテとかＫ-1なら多少の知識はあるものの、ボクシングとなると・・・。

世の中、彼の熱狂的なマニアやファンがいるだろうに、よりにもよってこんな格闘技オンチの私のところに依頼しなくても・・・。
彼のことなら何でも知りたい、お金はいらないから何か手伝いさせてほしいという人はゴマンといるレベルの選手のようだ。
実際、オフィシャルファンクラブのサイトも立派なものだったし、mixiでも彼のコミュニティは何百人ものメンバーがいた。

でも、ファンでもないから冷静にこの原稿に向き合えるのかもしれないし、すでに素材は受け取ってしまったのでがんばってやってみることにする。

今はそのボクサーの名前を公表できないけれど、そう遠くない日に、発売される予定なので、その暁には書名ご紹介します。