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カテゴリ:取材・執筆・校閲
デザートは特に鮮やか 『私がお世話になった方オヴ・ザ・イヤー 2006』の女性経営者に「お食事でも」と言いつつ、忘年会、新年会の季節が過ぎて、とうとうこんな時期になってしまったが、今日やっとその方に教えていただいた西国立のイタリアン「無門庭園」に集った。次なる仕事の打ち合わせも形だけやったものの、二人でおおいにフルコースを堪能する。お礼が何もできず、ずっと気になっていたが、とにかく今日の日を迎えることができて、ひと安心だ。 すぐ近所に地ビールの姉妹店「カミカゼビール」もあって、3種類の自家製ビールを250mlずつ飲み比べるセットをいただく。合計750mlにもなり、これにお腹を圧迫された。残すのはもったいないし、一人1セット注文したことを少し後悔したけれども、あとは大・大満足だった。 むもんグループとは、この土地の実業家、小林無門氏の一族が経営している飲食業とのことだ。 食事中、ランチョンマットに印刷された無門氏の言葉を読み、私は大きくうなずいていた。 「凡て書体には頓着せぬ。 寸暇をぬすんで時々感想を記憶しておこう。 何時繙いても自分にだけは解る。 自分のために書くのであるから、それはそれで可であろう。 こんな草稿でも何れの日にか 再び三度繰る必要を生ずることがあるかも知れない。 過去は貴いものだ。忘れべからざるものである。」 私はインターネット上のブログと紙面の日記の両方を毎日書いているが、それがしんどい時もある。 かねがね、“それでも続けているのはなぜなのだろうか?”と考えていたのだ。 誰のためでもなく、自分のために書いているのだから、「可」なわけですね?無門先生。 そう悟ってすっきりした。 JR中央線立川駅から1駅で若干不便だが、西国立の駅のすぐそば。フルコースが都心では考えられない低価格で、広々としたフロアがぜいたくなレストランだった。お店のスタッフさんの説明がていねいで感じがいい。食後のコーヒーのお代わりもどんどん勧めてくださる。アンケートを頼まれても、嬉しくてホイホイ書いてきた。 線路の向こうには懐石料理の本家「無門庵」がある。 ギャラリーやお庭もあり、かなりの異空間が広がっていた。 二人して “次はここに来てみたい!”と誓って、立川の町を後にした。 ●無門庭園(ムモン・ガーデン) http://www.mumon-garden.com/ ●カミカゼ ビール http://www.mumon.gr.jp/mumon_web/factory_index.html ●その他の無門語録 http://www.mumon-garden.com/mumon-goroku.html ●無門庵 http://www.mumon.gr.jp/mumon_web/mumon_index.html 離れと庭が立ち並ぶ 住宅街の中に蔵喫茶 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月23日 23時25分23秒
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