「心」 それは、苦しみをつくるもの
「あらゆるものは、心にもとづき、心を主とし、心によってつくりだされる。もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につきまとう。」 (『法句経』第1偈より)自分の心が悩みや苦しみを作り出し、自分自身を傷つける。それは、心が汚れているからだ、とお釈迦様は言われた。汚れた心で話したり行ったりするならば、その言葉やその行いは、他人を騙したり欺いたり苦しめたり傷つけたりすることになる。そしてそれは、いつか自分に何倍も増して返ってくる。一番大切なはずの自分を、一番苦しませ傷つけ、つきまとってけっして離れることがない。これを無限地獄という。地獄はあの世にあるのではなく、今この世にあるのである。悩みや苦しみから逃れるためには、心の汚れを落として、清浄な心になるように努めることしかない。合掌 観学院称徳