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カテゴリ:美味い食べ物・酒と肴
昨日夜の「プロジェクトX」は、久しぶりに泣けた。 北海道の十勝ワイン誕生の物語であった。 ご覧になった方も多いと思うので、概略だけご紹介すると、 財政破綻した町、十勝の池田町に現れた改革派町長が 山に自生するヤマブドウを見て、北の大地にブドウ栽培とワインづくりを思い立ち、 役場の職員たちと数々の困難を乗り越えて、町営の研究所とワイン工場をつくり、 世界のワインコンクールでグランプリを獲得して、 町とその産業を見事に立て直すという物語であった。 写真はまさにそのワインです。 ![]() 最近のプロジェクトXは、やらせに近いお涙頂戴型制作手法が批判され、 また確かに見ても素直に感動できないものが多かった。 しかし、今回は違っていた。 ホラ吹きと呼ばれた町長の強いリーダーシップの下に 若い役場職員が一丸となり、農家を巻き込んで困難に挑み、 北海道と同じく寒冷地のドイツに学んで、 北の大地に不可能と言われたブドウ産地をつくり、 ワイン造りに成功する。 非効率でやる気のない前例主義の役人。 税金や補助金を湯水のように注ぎ込んでも ずさんな事業計画やマーケティングで上手くいかない産業振興策。 こういう潜入観念を吹き飛ばす、爽快さがあった。 あれあれ、ちょっとご紹介のはずが長くなりましたね。 それとおまえが酒を飲む理由と、何の関係があるんだって? お釈迦様は、仏の道を歩む者に五つの基本的な戒律を与えた。 その中に「不飲酒」があるのは確かです。 では拙僧は破戒坊主か?というと、そうではない。 何故なら日本仏教の故郷である中国において既に大昔から不飲酒戒はなくなっていたのだ。 従って拙僧は不飲酒戒は受けておらず、破戒坊主ではないのだ。 では、何故中国で不飲酒戒がなくなったのか? ほんとのところは分からないが、多分「酒は百薬の長」という思想が強かったこと、 インドの粗悪な不味くてアルコール度の高いだけの酒と比べると 中国の酒は、老酒をはじめとして旨かったこと。 そこから「酒は飲んでも飲まれることなかれ」くらいの 禁止からご注意にウェートが下がったということではないかと思う。 だからそれとおまえが酒を飲む理由と、何の関係があるんだって? そこに今回のプロジェクトXでの気づきがあるのれす。 一杯のワインができるまでに、北の大地に生きるどれだけ多くの人々の 努力が積み重ねられているか。 輝く太陽と豊饒な大地と清らかな水と、そして人々の力の集積。 松山千春の「大空と大地の中で」が聞こえてきそうな、 ムネオちゃんが善人に見えてしまうような。。。 そういう大きな力に育まれた、一杯のワインをいただくと まさにお陰様を感じる、いや観じるわけれす。 もちりん、ワインだけではない。 日本酒は、お米づくりのおしゃく、いやお百姓さんの努力と 輝く太陽と豊饒な大地と清らかな水と、お酒造りの人々の努力の結晶水なのだし、 最近の焼酎もそう。その他のビールでも泡盛でもウィスキーでも、、、 およそお酒はすべて、輝く太陽と豊饒な大地と清らかな水と、お酒造りの人々の努力の結晶、 そして実はこれらにプラスして神仏のなせる技の賜物なのれウィース。。。 お酒をいただくということは、こういう自然と人と神仏のお陰様を観じるということでありまーす。 合掌!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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