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テーマ:最近観た映画。(41088)
カテゴリ:読書/映画・TV鑑賞
といっても映画のことです。ご心配なく! 友人に借りたままで見ることができなかったビデオを 日本人選手の活躍が少なかった昨夜のオリンピックの代わりに 見ることができました。 『空海』 弘法大師御入定1,150年御遠忌記念映画 監督:佐藤純彌 脚本:早坂暁 出演:北大路欣也 小川真由美 西郷輝彦 丹波哲郎 西村 晃 加藤 剛 森繁久弥 中村嘉葎雄 他 昭和59年 東映作品 169分 佐藤純彌監督といえば、ヒット中の「男たちの大和/YAMATO(2005)」 監督、脚本ですが、 もともとは「ゴルゴ13」「新幹線大爆破」「君よ憤怒の河を渉れ」 「人間の証明」「野性の証明」などアクションものや 「人生劇場」「実録安藤組 襲撃篇」などの任侠・ヤクザ映画、 「植村直己物語」のような冒険映画、 「金融腐蝕列島 [再生]」のような社会派映画など 総じて大仕掛けの映画が多く、おもしろいけど、ゲージツとは違う 役者の演技もオーバー気味を好むようで、私の好きなタイプの監督ではありませんでした。 しかし活動屋(大昔の言葉で=映画屋さん)さんらしく、 入場料分は絶対満足させるという、当たりはずれの少ない監督とも言えます。 「おろしや国酔夢譚」「敦煌」など井上靖作品の映画化などでも話題になりました。 「空海」は原作がなく早坂のオリジナルですが、敦煌と同じような路線の映画です。 好きな空海さん、しかも北大路欣也の空海さんはリアリティがあって すばらしいものです。まさに空海さんにお会いしたような気がしました。 加藤剛の演じる最澄さんもきっとこういう生真面目な秀才だったんだろうな というリアリティがありました。 宗教映画という観点から言うと、確かに真言宗や天台宗まで協力しているだけに 表面的なところは押さえているようですが、その神懸かり的な人物像や 加持祈祷など密教の一面だけが目に付きました。 もしも原作に梅原猛の「最澄と空海」などを当てていたら もっと深いものになっていたような気がしますが、 梅原のそれは映画ができた後の発表でしょうから無理な話ですね。 長い映画なので、ストーリーは前半はややだらだらですが、 後半は一気に進展して目が離せません。 空海さんと北大路欣也が好きな人には、一見をお奨めします。 合掌 南無大師遍照金剛 観学院称徳 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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