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そうだ坊主になろう!~ヒロ伊藤流仏弟子修行

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2006年06月11日
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仏教でよく耳にする言葉に三毒があります。
貪欲、瞋恚(しんに)、愚痴の三つです。

ほとんどの仏教宗派でお経を読む前に開経偈とともに読む
懺悔文(さんげもん)にも「貪瞋痴」と並べて登場します。
華厳経普賢行願品を出典とするその内容は、以前にもご紹介させていただきました。


懺悔の心 2006年04月30日掲載
http://plaza.rakuten.co.jp/epub777/diary/200604300000/


では、その三毒、苦しみを生み出す貪瞋痴とはどのような毒なのでしょうか?

貪欲とは、欲が深く足るを知らない心の状態をいいます。
食べても食べてもまだ食欲を満たすことができない過食症のような、
またお金を稼いでも稼いでも、なお稼がずにはいられない守銭奴のようなものです。
目的も何もなく、ただただ欲を満たすために貪り続ける餓鬼なのです。

瞋恚(しんに)は、現代語にはないので難しい言葉ですが、
自分のみが正しいと思いこみ、他人に怒りを表すような心の状態を言います。
言葉は使われなくなりましたが、このような人はどこにもいますね。
自分もそうした状態になってはいないか、常に気をつけて自分の心を省みる必要がありましょう。

愚痴は、現代でもよく使われる言葉ですが、少しだけ意味あいがずれていて、
もともとは物事の道理を理解できず、的確に判断できずに心が闇に覆われている状態のことです。

この三毒が心に表れていないか、日々気をつけて自分の心を観察していきましょう。
何故なら、法句経の最初の偈に、次のように心の本質が説かれているからです。

「あらゆるものは、心にもとづき、心を主とし、心によってつくりだされる。
 もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につきまとう。」

                    (『法句経 ダンマパダ』第1偈より)


懺悔文

我昔所造諸悪行 (がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋痴 (かいゆうむしとんじんち)

従身口意之所生 (じゅうしんくいししょしょう)
一切我今皆懺悔 (いっさいがこんかいさんげ)

*注:宗派により「従身語意之所生」としているところもあります。


合掌 観学院称徳






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最終更新日  2006年06月11日 21時41分09秒
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