廓念無聖 (かくねんむしょう)
仏の世界は広々としていて
一点の曇りもなく晴れ渡っている。
そこには聖も凡も存在しないのだ。
(『碧巌録』より)
梁の武帝と達磨大師の問答が、
禅の問答を集めた『碧巌録』に残されています。
上述の言葉は、武帝の「最も聖なる仏の教えとは何か?」との問いに、
禅宗の祖師ダルマさんが答えたものです。
人の分別、価値判断を捨てて、何ものにも執着しない「無」の境地、
涅槃寂静の境地に到ることが仏の教えだ、と言いたかったのではないかと思います。
確かに広々としたところで青空の下にいると、悩みなどは吹き飛んでしまいますね。
廓念無聖
合掌 観学院称徳