782600 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

そうだ坊主になろう!~ヒロ伊藤流仏弟子修行

そうだ坊主になろう!~ヒロ伊藤流仏弟子修行

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2006年10月31日
XML
カテゴリ:つれづれ

 

以前にもご紹介したお江戸日本橋亭という寄席で、昨晩開かれた「第五回無限落語」の会に菊地さんと行きました。カフェ・ヒラカワ店主軽薄の平川社長と行くはずだった「柳家喜多八の落語指南」を苦渋の選択の末にスッポカした結果です。平川社長にも喜多八師匠にも大変申し訳ないことですが、いや~~~面白かったです。さすがに落語の無限の可能性に挑戦する無限落語だけのことはありました。

無限落語は三遊亭圓丈師匠、柳家小ゑん師匠が主催するネタ下ろしの会です。拙僧は今回が3回目だったか記憶にありません。毎回ユニークな出演者を揃えるのですが、今回の出演は東京落語界で最も勢いと人気のある柳家喬太郎師匠と春風亭昇太師匠が出演するということで、お江戸日本橋亭始まって以来の大入り満員、しかも客層がぐぐっと若返って若い女性が沢山押しかけ始まる前から熱気むんむんでした。

落語を取り巻く業界には、第3次落語ブームが来ているという認識が高まっています。ただ戦後最高・最長の景気拡大と言われても生活実感が追いつかない世間の景気と同様に、全ての落語家に恩恵が行き渡っているわけでもなさそうです。笑いを求める人々と各々の落語家との間のコミュニケーションが絶対的に不足しているということでしょう。例えば笑点などTVによく出演している昇太師匠の知名度は全国区で高いのに、対して寄席では大人気の喬太郎師匠を知っている方はよほどの落語ファンでありましょうね。万人受けを狙うTVなどマスメディアの現状とニッチな寄席演芸の間に相容れないギャップがあることも原因と思います。それを補うのにインターネットや多チャンネル化したケーブルTVは最適なメディアだと思います。

さて、肝心の演目ですが、ネタ下ろし新作(あるいはそれに近い)?なので演題が分かりません。喬太郎得意の抱腹絶倒艶笑落語は、もてない男が友だちのアドバイスで突然もて出すという噺、寄席でしか聴けない18才未満お断りネタでした。昇太は、拾った携帯電話の持ち主が自分と同姓であり、しかも自分と違う理想的な人物であったことから起こる心の葛藤を描いた心理学的現代落語。小ゑん師匠は団塊世代のノスタルジー、歌声喫茶ならぬ感動話のお話し喫茶で、独特なシュールな世界を創っていました。

とりをとった圓丈師匠ですが、郊外のニュータウンに引っ越してきたヘビースモーカーが市役所に届けに行くと、そこは絶対禁煙の街だったというシチュエーションから、いつもながら滑るか滑らないか微妙なところを狙った?、最後はハチャメチャの、しかしこれぞ圓丈ワールドというような噺でした。分からねえって?そうでしょう、そうでしょう。聴いてた拙僧にも修行が足りんで。。。 もっとも、まくらで面白い話をされました。落語家の思考・創作方法についてです。
(1)昇太はA4たった一枚にストーリーの展開を書いたフローチャートをつくり
  後は登場人物が喋りながら話を創っていく。さすが~、システマチック!
(2)喬太郎の新作づくりは台本もつくらず、ぶっつけで喋りながら創っていく。これぞ天才!
(3)ところが(当代新作第一人者であるはずの)自分は、びっしりと何十頁もの台本を
  1週間前には仕上げ、弟子や仲間など多くの人の意見を聞きつつ推敲に推敲を重ね、
  ぎりぎりまでしっかり覚えて、後は歳のせいか半減期時間当たり1/2という
  凄まじい記憶力と戦いながら演ずるのだということでした。まさに新作落語の鬼才!

小ゑん師匠の創作法については言及がなかったのですが、おそらくは圓丈型で悩みに悩みつつ話を創ってゆくことは間違いないでしょう。シニア向けに共感を呼ぶような噺をどんどん創って欲しいと思いました。

いや~、落語家さんって大変ですねえ。
落語は免疫力を向上させて健康にいい、ボケ防止にも効果がある。
しかしそれを創ったり演じたりする落語家さんの健康、特に精神衛生上は良くなさそう。。。
でも拙僧は聴く人だもんね。落語ってほんとうにおもしろいですねえ!!!



 



ワザオギレーベルワザオギ落語会VOL.1  三遊亭円丈 落語コレクション5th  喬太郎落語秘宝館3  朝日名人会ライヴシリーズ春風亭昇太1「権助魚」「御神酒徳利」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年10月31日 18時44分14秒
コメント(0) | コメントを書く
[つれづれ] カテゴリの最新記事


PR

カテゴリ

日記/記事の投稿

カレンダー

コメント新着

深谷 三津男@ Re:お経は何故漢文なのだ?(10/28) 佛経典を文語体の日本語に翻訳したのも御…
勝手ながら入室します。@ Re:お経は何故漢文なのだ?(10/28) 日本人でブッダが現れれば、日本語で経典…
じゅん@ Re:お経は何故漢文なのだ?(10/28) 和訳は大切だと思います。 けれど一方で…
淀風庵@ お久しぶりです 中国に行っておられて少しびっくりですが…
仏陀ではない人@ 他人ならね・・・ 恋人や夫婦、親友なら、相手の怒りを買う…
sakayu331@ Re:ウサマ・ビンラディン殺害に思うこと(05/04) ご無沙汰でした。 お元気なようで、なに…
三人文殊@ Re:ウサマ・ビンラディン殺害に思うこと(05/04) ご無沙汰しております。 確かに、指導…
三人文殊@ Re:謹賀新年!(01/01) あけましておめでとうございます。 お久…
寺もっちゃん@ Re:謹賀新年!(01/01) 明けましておめでとうございます 今年も…
プライド@ そう思いませんか 私も許せない人がいます。復讐はさらに自…

バックナンバー

2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X