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2025年06月の記事

全30件 (30件中 1-30件目)

1

セルフカットは続く

相変わらず髪の毛は自分で切っている。顔やら首やらに髪の毛が当たるとかゆくなってしまうので、後ろで一つに束ねられるギリギリの長さを常に保つようにしている。もう手慣れたもので、20分ほどあれば仕上がるようになった。チョキチョキと切り揃える時は思いの外ストレス発散になり、だんだんと頭が軽くなっていく感じが爽快だ。更年期が始まってからなぜかあれだけ悩まされていた汗をかかなくなったので、今なら美容院に行けそうな気がするが、やっぱり私は他人に触れられることがあまり好きではない。緊張して身構えて固くなってしまって、ドッと疲れ果てる。汗が出たらどうしようとオロオロするし。おそらくこれからもずっと自分で切ることになるだろう。不思議と面倒くささは感じない。自分でできることを自分でする楽しさもあって結構好きだ。

2025/06/30

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坊主にしたい

汗もが出ている。腕の関節の内側が特にひどい。毎年同じところに同じように出る。わかってはいるものの、防ぐ手立てがない。あとは頭。常に頭皮がムズムズかゆく、汗もだらけ。髪の毛がなかったらどれだけ楽だろうと思わざるを得ないが、こればかりは仕方ない。本当は坊主にしたいけれど。

2025/06/29

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膝とスイーツ作戦<思考の変化、三度(みたび)>

3度目のチートデイどうしよっかな。どうしようというのは、何を食べようかと悩んでいるんじゃなくって、そもそもスイーツを食べるか否か。その選択で迷っている。食べたいような食べたくないような。食べたら不調と感じるようになってるしなぁ。頭では食べたい。でも、2度目のチートデイでは、食べた翌朝の口の中のもたつきが著しかったから、食べなきゃよかったと思っちゃった。ところで、私は生涯で一度もダイエットというものをしたことがない。幼少期はげっそりと痩せ細っていたのだけど、中学生の頃は今よりも10kgほど太っていた。水泳を8年間続けたことと、中学校でブラスバンド部に入部してそれはそれは心身鍛えられ体力が付き、それに伴って体も大きくなった。この時が私の体格の全盛期であった。懐かしや。それ以降はみなさんご存知のように、高校2年生で不登校になったものだから痩せ、そして26歳で発病して更に痩せた。だから、幸か不幸かダイエットとは縁のない人生を送っている。ダイエットをしている人の心境ってこんな感じなのだろうか？食べたい、でも食べたら後悔する。私の場合はダイエットではなく砂糖の摂取云々だけど、少しだけその気持ちがわかったような気がした。

2025/06/28

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膝とスイーツ作戦<甘無し生活3ヶ月経過>

みなさん、ご機嫌よう。甘無し生活3ヶ月経過です。つまり、ステロイドを塗って3ヶ月、甘いものも絶って3ヶ月ということです。何の問題もなく順調也。只今、月一回の3度目のチートデイはどうしようか考えているところ。

2025/06/27

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マイルール

3つ4つあれこれ同時に考え、同時に作業していくことが得意だと思う。一つのことにじっと集中して埒が開かないまま悶々とするよりも、短い時間で区切って頭を切り替えた方が捗るし、頭の中がパズルを嵌めるようにスッキリと明快になってゆく。そのためには、私はメモ書きが必須。書くということでより明確化されていくし、そもそも私は文字を書くことが大好きだ。昨今ペンすら持たない人が多いなどと言うが、とんでもない、一年365日持たない日はない。日課の読書をすることでこれらがより一層発揮できる脳になる。文字を読んで空想が限りなく広がるってなんて幸せなことだろう。

2025/06/26

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膝とスイーツ作戦<スイーツへの興味関心の低下>

2回目のチートデイの後、急速にスイーツへの興味が失せてしまった。理由は単純で、翌朝の口の中のもたつきが思った以上に不快だった為。スイーツを食べない日々が日常になってくると、食べた日の不調が明々白々だ。…。……。ハッ。私は気付かぬ内に“不調”という言葉を遣っているではないか！そうか、スイーツを食べたら不調と感じるようになっているのか…。こんなにも自分の身体が砂糖に浸食されていたとは思いもかけなかった。絶ってみて初めてわかること。膝の湿疹を完治させたくてこの膝とスイーツ作戦に踏み切った訳だが、なかなか実り多い経験となっているようである。

2025/06/25

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#24 某老舗和菓子屋がプロデュースする美術館へ行く〜2025年やりたいこと〜

ある老舗和菓子屋がある。その地域ではおそらく知らない人はいないほど有名だろう。茶道やおもたせにも重宝されるような上品なお菓子にうっとりする。この老舗和菓子屋が、数年前に美術館をプロデュースしオープンしたと話題になった。和菓子好き且つ美術館マニアの私にとっては目が爛々と輝くほど興味津々で、いつか必ず行こうと思っていた。が、なかなかご縁がなく、寒々と年月だけが過ぎ去っていたのだが、何せ今年の目標はやりたいことをやる年にすること。ということで、ようやく行ってきましたよ♪それはショールームのような現代建築だった。もちろん和菓子にちなんだ展示を主としているのだが、今回はある女性現代美術作家の作品展が催されていた。和菓子の木型から型取りをして、和菓子をガラスで表現するという大掛かりな企画。床の間に飾ったら映えるだろうと思われるような壺ほどの大ぶりなものから、桜や菊の花びらの箸置きのような小ぶりなものまで、実に色とりどりで大小さまざまなガラス作品がずらりと並んでいた。黄色、水色、ピンク、緑、なんて愛らしい世界なのだろう！和菓子屋がプロデュースということで、お干菓子のおまけをいただきました。

2025/06/24

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市→民間委託

今日はちょっとだけ言いたいことがありまして。えー、徒歩5分の行き付けの図書館の話。3年ほど前までは市が管理していた。スラッとしてキリッとした白髪のショートカットのお局が一切を取り仕切っていたと思われる。本はまぁ見事に整理整頓されていて、背の高い本から順々に低い本へと揃えられた本棚はそれはそれは気持ちが良かった。ところが民間委託されたのである。当時働いていた職員は皆いなくなり、図書館を纏う雰囲気は一変した。だらしなくなったという言葉がぴったりだと思う。市内の他館から取り寄せてもらった本を利用者は自分で指定された棚から取り出すのだが、指定された棚ではない棚に置かれていることがしばしば。返却したはずの本が貸出中になったままだったことも何度もある。なんだか業務が雑で適当なんだよね。あんまりこういう愚痴は言いたくないけど、きっちり仕事はして欲しい。

2025/06/23

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膝とスイーツ作戦<口内の変化>

発病した後自分治療に専念するようになり、医者には頼らない生活をすることにした。年がら年中たくさん靴下やらレギンスを履いて下半身を温め、常に半身浴をしているような状態を作って血流を良くしておく。少し体調が悪いなと思った時は長めの半身浴で乗り切る。幼い頃から薬漬けで育った私には、薬には限界があることを身に染みて知っていたのだった。だが、歯科だけは定期的に通っていた。歯は自分ではどうすることもできないから、渋々というか、まぁ口内を清潔にしておくに越したことはない。さて、昨今ひたひたと老化現象が押し寄せているが、口の中だって等しく老化する。例に漏れず、歯の隙間に食べ物が挟まるようになっているし、噛み締める癖があるなどど言われるし、これも老化だから仕方ないと諦めていた。ところが、なのである。2度目のチートデイを楽しんだ翌朝、とんでもなく口の中がもたついていた。ねばねばして気持ち悪い。この粘つきの原因はスイーツだということは疑いようのない事実だった。私、1週間だって甘いものを食べなかった日々はなく、幼い頃から甘いものと共に生きてきた。それを2ヶ月も絶ち、その間食べたのは僅か2回だけ。ここでも、なんでもかんでも老化のせいだと片付けてしまう私の良くない思考が明らかとなった。ずっと口の中がもたついているのが当たり前だったから、それに気付くことすらできなかったのである。これは老化なんかじゃなく単に砂糖の仕業だ。砂糖が及ぼす影響をひしと思い知ったと同時に、砂糖を食べなかったら口の中がスッキリするんだということもわかり、目から鱗だった。

2025/06/22

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膝とスイーツ作戦<味覚の変化、三度(みたび)>

2度目のチートデイを終えた感想。ずっと気になっていた念願のスコーンを食べることができて大満足だったが、舌は以前ほどのおいしさは感じなくなっているかもしれない。おいし〜〜〜い♪と目がハートになるような感動は実のところなかった。否、おいしいことはおいしかったのである。でも、ちょっとその度合いは下がったかなという印象。そして、翌朝口の中のもたつきがひどかった。なんだか粘っこいというか、スッキリした感じはまったくない。きっとこれが砂糖の落とし穴なのだろう。

2025/06/21

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自分治療「更新」のお話

半身浴をし始めて８年と１１ヶ月。今8月？梅雨が消えた。とても暑い。頭が痛い。めまいがする。絶不調。ますます家に引きこもるようになり、足の為にと思って毎日散歩に出ていた頃が懐かしい。足腰弱ってしまった。そして早々にエアコン入れた。それにしても6月にエアコンを入れたのはおそらく人生で初めてだと思う。いつもは梅雨が明けてからだもん。さすがにこれだけ気温が高いとしんどいです。3月には日傘差して6月半ばにはエアコン付けて、ってどうなってんだ地球？

2025/06/20

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紫陽花見てきたよ

紫陽花と言えば、紫、青、ピンクを思い浮かべると思うけれど、一際輝いていたのはこの真っ白。ピュアでかわいい。

2025/06/19

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膝とスイーツ作戦<新たな悩み>

えー、食事量が減り、尚且つ甘いものを絶つとそれなりに痩せる訳であり…。去年の10月から少食になった。3月、ついに甘いものを絶った。暑くなってどんよりとしんどく、また食欲が落ちた。ということで、貧相だった体がもっともっとしなびた。去年着ていた夏服を着るも、どれもこれもブカブカでなんだか体に合っていない。そして世の女性の先輩方が口を揃えて言うのは、ある年齢に達するとこれまで着ていた服が突然似合わなくなり、何を着たらいいかわからなくなるという問題であった。今私はまさにその状態に陥っている。さすがに40代半ばに差し掛かると、ヨレた薄汚い服を着ていると余計に老けた印象になる気がするし、私はいつも天然素材の限りなくシンプルな服装をしているが、少し化学繊維が入った服の方がきれいなイメージにはなるように感じる。痩せさらばえた体型を少しはふっくらと見せてくれる効果もある、たぶん。が、悲しいかな、私の肌には化学繊維はかゆくなる。悪循環甚だしい。決して高価な服が良いという意味ではない。でも、それ相応の、年齢に見合った服装はきっとあるよね。いやはや、新たな悩みが加わってしまった…。

2025/06/18

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膝とスイーツ作戦<砂糖と耳鼻の関係>

私はアトピー、ヘルペス、花粉症持ちであり、埃とダニにも反応している。0歳の頃にアトピーと診断されたので、当然アレルギー性鼻炎もあるのだろうが、特に耳と鼻の辛さを感じたことはない。これまで耳鼻科に通ったこともほとんどなし。要するに、私はあらゆる不調の中で生きてきたが、耳と鼻では煩わされてはいなかった(自分治療の好転反応の湿疹は除く)。それでも、砂糖を絶ってから、なんとなく耳の中と鼻の中がスッキリした気がする。より爽快になったというか、穴の大きさが一回り大きくなって風通しが良くなったような感じを受ける。更に、疲れが溜まったり体調が優れない時に鼻をかんだら血が混じることもあったのだが、それが今は一切ない。私は度々、スイーツを多めに食べた時は鼻が詰まるなと思っていた。鼻と耳は繋がっているから、もちろん耳も違和感。なぜだろうといつも不思議だった。医学の知識はないから詳しくはわからないけれど、どうやら私の体の感覚は正解だったらしい。砂糖を摂り過ぎると体が冷えるので免疫力が低下し、循環が悪くなって鼻詰まりになったりするんだとか。ほほぅ。やっぱり単に砂糖が原因だったのだ。そう言えば、30歳の頃に花粉症を発症して皮膚科へ行った時にも、先生に甘いものは控えた方が良いと言われたっけ。自分の身体は常に正直なんだな、ひしと訴えかけているんだなと、改めてもっと耳を傾けてあげようと思った。

2025/06/17

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膝とスイーツ作戦<思考の変化、再び>

日本では、和食などの普段の料理で砂糖を使う。自分ではそう思っていなくても、知らぬ間に摂っている砂糖も意外と多いと思うから、それだけで一日の摂取の目安となる砂糖の分量を十分賄えていると思う。それに加えて、おやつに多量の砂糖が含まれているスイーツを食べると、明らかに過剰摂取だろう。私は料理や栄養に関しては全く知識はないが、なんとなくそう感じるようになってきた。

2025/06/16

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物には時機がある

「私の考では世の中何が尊(たっと)いと云って愛と美程尊いものはないと思います」「呑気と見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする」「何でも命のあるうちにして置く事だ。死んでからああ残念だと墓場の影から悔やんでも追付(おつつ)かない」「死ぬのが万物の定業(じょうごう)で、生きていてもあんまり役に立たないなら、早く死ぬだけが賢こいかも知れない」「逆境とはなはだしい心労がいつも一年に十二ヵ月以上年をとらせていた」「次のことはよくよくご承知置き願いたい。すべての傷の中で、舌と眼の与える傷は、嘲笑と軽蔑とは、不治のものである」

2025/06/15

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アトピー患者の為に作っているスキンケア商品で肌荒れした

11月には45歳を迎える。最近ちらほらと白髪が生えるようになってきた。そして、肌が年々干からびてきた。かれこれ5年ほど化粧はしておらず、ワセリンかオリーブオイルを塗るのみだったけど、あまりに乾燥がひどいものだから、ついに顔のスキンケアなるものを始めてみようかと一念発起した。珍しくちゃんと下調べして、これなら使えそうと納得した上である試供品を手に入れた。肌荒れを起こさないか確かめないことには使えない。一日目、恐る恐る手の甲に塗ってみる。よし、大丈夫。二日目、恐る恐る腕の内側の皮膚が薄い部分に塗ってみる。ここも大丈夫。三日目、恐る恐る首に塗ってみる。おー使えた！四日目、恐る恐る、恐る恐る、顔に塗った。！！笑えるぜ。ちゃっかり肌荒れを起こしてしまった。某メーカーが販売しているアトピー患者の為に作っているスキンケア商品で私は肌荒れしたのである。ムズムズかゆくなって顔全体が赤く腫れた。瞼がぽってりと厚く重たい。ギャッと驚いてすぐに顔を洗って落とし、せっせとステロイドを塗るという何をやってんだか分からない状況に。鏡を見ながらステロイドを塗る時は、グッと胸が詰まって泣けてきた。ほとほと自分が嫌になる。アトピーの人が使えるという商品でさえ肌荒れを起こす私。じゃあ一体何を使えばいいの？そうやって頭をもたげる内に、結局行き着く先は自分治療しかない、という考えに至るのである。こう考えてしまうのも無理ないと思う。だって、こんなにも肌が弱く頼れるものがないのだもの。今残すは膝の湿疹だけとなったが、もし無事に膝も完治したら、自分治療第二章と称して、次に目指すはアトピー完治かもしれない。私は、一生をかけて自分自身の身体と向き合っていくのだな。この度の肌荒れで心新たにした。

2025/06/14

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#23 大富豪の豪邸へ行く〜2025年やりたいこと〜

美術館そしてアンティーク好きの私には一度は行っておかなきゃならない場所だった。ここはマニアにとっては垂涎ものの美術館である。昭和8年、ある有名建築家があるとんでもない富豪の為に設計して建てたという建物。今は美術館として一般に公開されているのだが、そのほとんどが当時のまま保存されている。広い会議室はさながら昭和の映画のワンシーンのようで、ここで激昂しながら議論し合ったであろう風景がありありと思い描かれる。天井から吊るされているシャンデリアは大枚をはたいて海外から取り寄せたものだろう。壁の大きな暖炉がひときわ目を引いた。大富豪の邸宅が美術館として公開されている場所はいくつかあり、これまで10箇所ほどは巡ったかと思うが、そのどれもに言えることは、とにかくみなさん拘りが強いということ。例えば家具や室内に灯す灯りなど、我が邸宅の為なら是が非でも手に入れたいという執念に近い貪欲さがあるように感じる。たった一つのランプの為に全精力を注ぐ。どんなことをしたって私の掌の中に。そんな性根だからこそその道で成功されたのだ。それにしても素敵な邸宅だった。私も少しだけその優雅さを味わわせていただきご満悦。ここで読書ができたら幸せだろうな〜。

2025/06/13

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梅雨入りしたね。

梅雨入りしたね。蛙がゲコゲコ大合唱してます。私が心の底からほんに落ち着けると思う音色は、蛙の鳴き声とパッカパッカ馬の蹄の音。梅雨は頭が痛んでめまいもするけれど、うれしいこともあるのです。この葉っぱにちょこんと蛙がいたらなぁ(笑)

2025/06/12

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「完・なぜ私は予防治療をしないのか」

七つ目。えー、唯一迷いもある。それは妹のことである。私が発病した翌年に風のように家を出て結婚した妹。年に数回会う程度の付かず離れずの姉妹関係だが、決して仲が悪い訳ではなく、それぞれがそれぞれの道をただ真っ直ぐに歩んでいるだけという干渉し合わないほどよい間柄だ。そもそも妹と私は考え方が遠く異なる。妹自身は腹では予防治療をした方が良いと思っているに違いない。事実、した方が良いんじゃないかと言われたことさえあった。世間には前へならえの精神を貫く妹にとっては、私のような不登校になったり予防治療を拒んだりする風変わりな者の心境が心底理解できないのだろう。妹の立場に立って考えてみるとその気持ちはわからなくはない。だが、それを決める権利は妹にはなかった。どんな時も私の意向を尊重してくれている。根は心優しいものだから、母と二人で暮らす尚家の今後をきっと心配しているだろうが、妹にはまず最初にどんなことがあっても必死で守らなきゃならない大切な家族がある。愛する夫と双子と今、幸せに生きている。尚家も今、幸せで安定した日々を生きている。じゃあ、それで良いんじゃないだろうか。未来のことなどわからない。私が予防治療を始めることによって家族間が揺れ動くよりも、今、尚家と妹家がそれぞれ幸せで尚家と妹家の関係が穏やかならば、それに越したことはないはずなのだ。ただ、そんなの綺麗事だと言われてしまえば私は返す言葉もない。一生の間で共にする時間が一番長いであろう妹との将来を考える時だけは、このまま予防治療はしないという選択を突き進んで良いのか、多少揺らいでしまうことは否めない。病いを抱えている方になら私のこのよろめく心情を悟っていただけるかと思うが…。八つ目。最後に、これほど長い文章を書いておきながら恐縮だが、私には予防治療云々それ以前の重大な問題があった。私は生まれ付き強くない。そもそも注射に身体が耐えられないと思う。注射を打てば、発熱、頭痛、寒気、疲労などのインフルエンザに罹った時のような副作用が現れる方がいるそうだが、この私に副作用が現れないはずがないではないか。加えて今の私は更年期とも重なっている。予防治療に翻弄されて日常生活がままならなくなっては本末転倒だ。それこそ薬に人生を支配され、薬に人生を奪われてしまう。まだ他にもありそうに思うが、現時点で私が予防治療をしない思い付く限りの理由を包み隠さず本音で述べた。意外にも多かったようだ。私には子供がいるでもなく家庭もない。自由気儘な独り身だからこそできる選択である。このブログを含め、こんな頑固な私にそっと寄り添って見守ってくれている周りの方々に、心より感謝します。以上。

2025/06/11

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「続・なぜ私は予防治療をしないのか」

五つ目。ところで、私が発病した2007年当時は、この病気は10万人に1人もしくは2人の非常に稀な病気であった。発病したら一日でも早く予防治療を始めるべきだと言われていた時代なので、私も有無を言わさずてっきり予防治療をしなければならないものだと思い込んでいた。それが、当時の主治医だったM先生は、尚さんの場合はしなくてもいいんじゃないかと言った。もちろんするか否かは私の判断に委ねられた訳だが、その予期しなかった言葉に私はただただ驚き、ぽかんとするばかり。さて、ここで私の例の“勘”が働いた。「しません」。頭で考える間もなく即座にそう答えていた。私はこのM先生との出会いを心の底からありがたかったと思っている。こんなに稀でほとんど解明されていないような難病患者相手に、予防治療をしなくても良いだなんて言える医者が果たしているだろうか？患者は医者を前にして、藁をも縋る思いで何らかの治療を求めるはずなのである。たとえ不治の病であったとしても。私はM先生に畏敬の念を抱いた。間違いなくこの出会いは父の導きだった。天を見上げそれをしかと受け止めた私は、不安をサッと拭い去り、予防治療をしない道を進むことを決意したのだった。六つ目。何度もくどいが私はアトピーだ。注射など打ち続けていたら、肌が荒れに荒れて、かゆいかゆいとボリボリかきむしって心身にストレスがかかり、ステロイドが手放せなくなるという悪循環に陥ることはわかりきっている。それが逆に再発の引き金になるという事実が起こりうることも無きにしも非ず。

2025/06/10

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「なぜ私は予防治療をしないのか」

今月で多発性硬化症を発病して18年ということもあり、改めてなぜ私は予防治療をしないのか記録しておこうと思う。これはあくまで私個人の考えなので、不快に感じられる方はスルーしてください。そして、少し長くなります。理由はいくつもあるが、まず大きな理由がこれ。私は0歳の頃からアトピーだ。思春期にはそれはそれはひどかった。高校2年生に上がってすぐに不登校になったが、その原因の一つでもある。加えて身体が弱く、頻繁に学校を休んだ。風邪を引いた、しんどい、頭が痛い、かゆい、ヘルペスができた、と毎日のように内科や皮膚科で処方された飲み薬と塗り薬を服用し続け、要するに私は薬漬けで育ったのであった。母に連れられて、家から2時間半もかかる山奥のアトピーの名医がいるとかいう医院に通っていたこともあったが、根本的に治る訳ではない。終わりなき戦いにほとほとうんざりしていた。薬には限界がある。長年そんな釈然としない思いを抱える中で、26歳で多発性硬化症を発病した。難病であった。この発病は私の人生において必然だったように思う。あ、薬を辞めよう。そう思い立ったことがまず最初の理由である。二つ目。これも大きな割合を占める理由だが、避けて通ることはできない父の死である。大学2回生だった21歳の時に、いつもの朝と同じようにいつもと何ら変わらぬ姿で仕事へ行った父が、突然倒れ死んだ。胸部の解離性大動脈瘤だった。私たち3人は途方に暮れた。まさか父が死ぬだなんて思いもしなかった稚い21歳の私には、当然受容することはできなかった。そうか、人間の命とはこんなに呆気ないものなのか。その数年前に母がC型肝炎で入院していた時の記憶もまざまざと蘇って来、私はこの耐え難き経験を通して世の中の不条理を知った。当たり前のように明日が来ることを当たり前と思うなよ。次第に私は、私自身は自然のままに人生を終えたいと願うようになってゆく。例えば、今癌だと宣告されたとしても治療は拒否する。命を操作することなくあるがままにすべてを受け入れる。これが私の人生の最大の目標となった。三つ目。母一人子一人。二人三脚で生きている。母とは会話のない日々だが、毎日毎日雨の日も風の日も食事を作り続けてくれて深く感謝している。主治医は、私が予防治療をしないことに家族は賛成なのかと問うた。私はここでも主治医との考え方の相違を見た。齢21歳で難病を発病した娘が自分で注射を打つ姿を見たい親がどこにいるだろうか？冷蔵庫の中で注射器が冷やされている日常が果たして平和だろうか？夫はとうにいない、娘は塞ぎ込んで何もしゃべらない、我が身は老い先短い、そんな中で暮らす母にとっては、どう考えても手間暇かけて作った食事を残さず食べてくれる方が幸せだろう。ご飯だけが母と私とを繋ぐただ一つの架け橋なのである。仮に予防治療をするとしたら、それは母がこの世を去ってからだ。四つ目。もし予防治療をするのであれば高額な医療費がかかる。この病気は国が指定する難病だから、申請すれば国に全額負担してもらえる。私はこの制度にも疑問を感じていた。私は、難病とは言え、はっきりとした病名が付いているだけ恵まれているのである。この世には病名も付かないような難しい症状で苦しんでいる方たちがもっともっとたくさんいて、本当に私は運が良かった。私に支払われる医療費があるならば、そんな他の方たちの為に使ってもらいたい。

2025/06/09

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#22 純喫茶へ行く〜2025年やりたいこと〜

ある知る人ぞ知る純喫茶へ行くことが長年の夢だった。某大物俳優が好んで訪れたとか。ずーっとずーっと行こうと思っていたのだが、これまた少し辺鄙な場所にあるものだから、結局重い腰が上がらず後回しになっていた。この度ついに颯爽と行って来ましたよ！遠目からそれはすぐにわかった。三匹のこぶたのレンガ作りの家のようでかわらしい。一歩足を踏み入れると、薄暗いランプ、茶色いどっしりとした彫りが施されたアンティークテーブルと猫足の椅子がずらり、歌謡曲が流れ、そしてタバコも吸える、そこはまさに昭和にタイムスリップしたかのような空間だった。カウンターの使い込まれたコーヒーミルがその時代を物語る。コポコポ音を立てるサイフォンを掻き混ぜるマダムが気だるいわ。創業は1966年。私はアンティーク家具に囲まれてうっとり夢心地である。なんて心が休まるんだろう。このフロアタイル。アンティーク好きには堪らん。

2025/06/08

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バスでお出かけ

以前は汗が滝のように流れていたから、満員電車やエレベーターなどは乗れなかった。なるべく避けて外出することが決まり事となっていた。が、歳と共に徐々に神経が老化して来て今では平気で乗れる。バスもそう。バスで出かけるという選択肢が増えたものだから、行動範囲も広がった。バスも時代に合わせて進化していると感じる。以前はお釣りなんて出なかったから、先に両替しないといけなかったし、大きなお札は使えないし、とても不便だった。“降ります”のボタンもポツリポツリしか設置されていなくて、降りたいバス停で降りられなかった経験がある。今は電子マネーが主流だけどちゃんとお釣りが出て来るし、“降ります”のボタンも多過ぎるほどにあちこちに設置されている。停留所の案内もわかりやすい。バスで出かけようという気持ちにもなるよね。

2025/06/07

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そう解釈して

今月で発病して18年ということもあり、ふとあれこれ過去を振り返ってしまう。私は親不孝で、健康にも仕事にも家族にもお金にも縁のない人生だけど、ずっとこのブログに書き続けている、父が他界した時の年齢である53歳まではなんとか逃げ出さず踏ん張って生きること。そして、尚家は私が最後の人間で廃るから、責任を持って家の後始末を付けること。きっとこれが私がこの世に生まれてきた使命だって。そう解釈して自分を納得させてます。

2025/06/06

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自分治療「更新」のお話

半身浴をし始めて８年と１０ヶ月と半月。今月で発病して18年だ。この自分治療を通していろいろと励んできて体質が180度変わったが(今は絶賛甘無し生活中)、発病して20年を目処に身体は安定するのかもしれないなぁ。今になって思うことは、私は知らず知らずの内に、着々とよりよい中年期を生きる礎を築いていたんだということ。梅雨時は調子が悪い。頭痛がひどいから一日中寝てるんだけど。ところで、背中の湿疹が完治して半年経った。びっくりするほどツルツルだ。私の体の皮膚の中でも一位二位を争うキレイさ。根こそぎ毒素が出切った感がある。残るは膝のみだ。ファイト！私。

2025/06/05

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遥拝

今月で、多発性硬化症を発病して18年になった。当時病室が4人部屋で、手術したばかりだと言って頭にぐるぐると包帯を巻くおばあちゃんと、義眼だと言って一日中黒いサングラスをかけているおばあちゃんと相部屋。なんだかとんでもない部屋に来たもんだと思ったが、かく言う私だって、齢26歳で足をずりずり引きずって辛うじて歩けているという状態だった。13階の病室の、運良く奥のベッドだった。小さいながらも陽が差す窓があり、某有名建築が遠くにぼぅっと浮かぶのを眺めるのが入院中の唯一の楽しみだった。毎日毎日ただベッドで臥せる中、私はこれだけに我が未来のすべてを託した。夜にはライトアップされたから、本当にきれいだったんだ。お父さん、なんとか18年間再発せずに生きられたよ。ありがとう。合掌。

2025/06/04

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#21 女優『尾野真千子』に浸る〜2025年やりたいこと〜

女優の尾野真千子さんが大好きだ。ということで、思う存分浸ることにした。失礼ながら、尾野真千子さんはことさら容姿が麗しいという訳ではない。だが、ただ容姿が麗しいだけの大根女優とは比べものにならないほど演技力はピカイチなんじゃないかと思っている。屈託のない無邪気な少女のような顔をする時もあり、怒りを露わにする場面は見事、セリフのない時の表情や涙を流す場面はさながら自然そのもので、且つゾッとする色気と憂いもある。いくらでも褒め言葉が浮かぶのであった。96年のデビュー作『萌の朱雀』では、聖子ちゃんカットの初々しいセーラー服姿がおぼこかった。『いつまた、君と〜何日君再来〜』では、和装姿で夫の背中で涙するシーンが実に美しかった。そんじょそこらの女優ではないのである、尾野真千子さんは。萌の朱雀殯(もがり)の森そして父になる夏目漱石の妻茜色に焼かれるナミヤ雑貨店の軌跡きみはいい子クライマーズ・ハイ影踏みミュージアム完本怪談牡丹燈籠ヤクザと家族 The Family大奥永遠　右衛門佐　綱吉篇いつまた、君と〜何日君再来〜謝罪の王様エヴェレスト神々の山嶺(いただき)明日の食卓小川の辺(ほとり)後妻業の女心の傷を癒すということMother絶叫NHK連続テレビ小説カーネーション(こちらは3時間ほどの総集編で)こちらが今回観た一覧だが、趣味を楽しむ上でなるだけお金をかけないことが条件なので、図書館にあるもの、テレビで放送されたものに限られる。『絶叫』は迫真の演技で一番好きな作品かもしれない。いつか『フジコ』を観てみたい。こちらは『完本怪談牡丹燈籠』のジャケット写真。奸計をめぐらす悪役でしたが見応えがありました。

2025/06/03

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想い出は胸に

なんと、コーヒーを辞めて4年半になります。喫茶店で淹れてもらった香しい香りのコーヒーを目の前にし、よし、これで最後にしよう、と心決めた日から4年半。あの時の心境も美しいカップも、まるで昨日のことのように覚えている。あれ以来一口も飲んでない。自分でもこんなに長く続くとは驚きである。今はもう飲みたいとも思わなくなった。年々どこからか漂ってくるコーヒーの香りでさえ気持ち悪く感じるようになっていて、本当に本当に大好きだったけど、私のコーヒー時代は幕を閉じた。遥か遠い昔の話。神経過敏体質だから私の身体には飲まない方が断然調子が良い。家で母が毎日茶葉から沸かしてくれているお茶はノンカフェイン。紅茶は時々飲むけど、今やコーヒーの半分ほどのカフェイン量の紅茶でさえ若干の高揚を感じる身体になっているので、そもそもカフェインが私には良くはないのだろう。いつの日か紅茶を辞める日も来るかもしれない。身体は変わってく。老いも浸食してく。が、その年齢に合わせた暮らしをしていくしかない。たった一杯のコーヒーが何よりも幸せだった。良い時代を過ごしたもんだ。想い出は胸に。

2025/06/02

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継続は力なり

毎日毎日飽きもせずブログを書いているが、何を書こうかふと思い浮かぶのはたいていリラックスしている時。半身浴をしている時とか、電車に揺られている時とか。それらの言葉をしばし頭の中で浮遊させ、この言葉はあまり好きじゃないから他の言葉に置き換えようとか、前後の文章を入れ替えた方がいいかしらとか、あれこれ黙考する。リラックスしている時に実際に書き始めると、情感がなくなって瞬時にすべてが吹っ飛んでしまうので、せいぜい箇条書きにする程度にしておいて、後で少しずつ肉付けしていく。そういうブログの書き方を続けている。文章を書くことがますます楽しくなっているように思う。いつだったか、私は一体いつまで書き続けるんだろうと考え込んだものだったが、辞められないよね、実際は(笑)

2025/06/01

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