|
カテゴリ:高校生時代
本当はね
認められたいだけなんだ 私は高校生の時、引きこもり・うつでした。 志望していた高校に入学したものの、 この先どういう道に進みたいのかわからない。 いまいち仲の良い友達ができない。 勉強に身が入らない。 もともと持っていたアトピーが急激に悪化。 母がC型肝炎で入院。 それと・・・。 とにかく、いろんなことが重なってしまい、しんどくなってしまったのです。 脳のMRIを撮った時に、おそらく中学生か高校生の時にできた炎症がある、と、主治医に言われました。 たぶん、私が思うにこの頃のものでしょう。 結局、2年間引きこもりました。 うつになり、どうやって2年間も家で過ごしたのか思い出すことができません。 でも、引きこもり経験者である私が言えることは、 『ただ、認められたかった』 それだけのように思います。 時に、人間は、生きることに疲れます。 でも、そんな時こそ、決して否定されるのではなく、丸ごとすべてを受け止めてほしいものなんですよね。 「がんばれ!!」や「外に出てみない?」などという言葉は、前向きでいい言葉のように思われますが、引きこもりやうつの患者にはとても負担になります。 “これでもがんばってるのに・・・” “なんでこのがんばりをわかってくれないの?” “今の状態が精一杯なんだよ・・・” なりたくて引きこもりになったわけではありません。 自然とそうなってしまったのです。 その時の私は、 “ちょっとその場に立ち止まって、自分を見つめ直す時” だったのです。 だから、もしご家族に引きこもりや不登校の方がいらっしゃるなら、 「そのままのあなたでいいんだよ。」 と、すべてを受け止めて認めてあげて下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|