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カテゴリ:高校生時代
探し物、 すぐそこに あるんじゃなぁい? 昨日のつづき・・・ そんな生活がひたすら続いたある日、ふと、 ピアノのふたを毎日開け、音を奏でている自分に気付きます。 私は幼稚園の頃からピアノを習い始め、将来の夢はピアノの先生なんてことを思っていましたが、 高校受験を口実にピアノを辞めてからはピアノとは無縁の生活をしていました。 でも、いつしかピアノを弾いている私が・・・。 本当に何もないのに、毎日ピアノだけは弾いてる・・・。 おそらく、誰にもぶつけることのできない感情をピアノに込めていたのでしょう。 (私、もしかして、ピアノが弾きたいのかもしれない。) 家でも誰とも話しもしない生活をしていましたが、 勇気を出して、両親にピアノがしたいと言いました。 その後は待ってましたかのように、やっと自分でやりたいことを見つけだした私を、 家族は後押ししてくれました。 そして、1週間に1度のピアノのレッスンにだけは自分の足で通うようになります。 でも、大学に行くには高校を卒業していないといけない・・・。 そこで、高校は退学し、みんなが学校で勉強するだけ私は家でピアノを弾き、 週に2,3日予備校に通って大学入学資格検定の勉強に励みました。 その後、なんとか無事に大検に合格し、大学にも入学することができました。 やっと、私は闇の世界から光の当たる世界に這い上がることができたのです。 これが、私の長くさまよい続けた2年間の記録です。 今考えても、真っ暗なひとりぼっちの世界でした。 本当によく耐えたと思う。 でも・・・、この2年間は・・・、私の土台です。 この2年間を乗り越えたからこそ、今の自分があるんだよ、きっと ![]() ![]() ↑いつもありがとうございます。もしよろしければ1日に1クリックお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/10/26 02:48:45 PM
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