|
カテゴリ:高校生時代
小花 不登校で引きこもっていた時、母がC型肝炎で入院した。 父は朝から晩まで仕事。 中学生だった妹は学校とクラブと塾とで土日もいない。 と、家事をするのは当然の如く私だった。 私は家から出ることができなかったので、母が毎晩電話をしてきた。 「こうやって料理して、洗濯はこうやって・・・」その他いろいろと教えてくれた。 恥ずかしながらそれまで家事などしたことがなかった。 父が休みの時には父が運転する車で病院へ向かった。 なぜか父は私に病室へ行けと言った。 私は、ここまで来たのも無理矢理なのに病室になんて行けないと言ったが、 父は車から降りようともせず、結局私が母の元を訪ねた。 それも、洗濯物をもらって新しいものと交換する一瞬だけ。 ふと、そんな昔の事を思い出した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/07/09 06:50:25 PM
コメント(0) | コメントを書く |