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カテゴリ:高校生時代
雨情 母がC型肝炎で入院していた時、私は不登校だったので、ずっと家にいました。 父と妹は朝早くから夜遅くまで帰ってきません。 私はずっとずっと一人でした。 何もすることもなく、ただ、じっと、一人でした。 言わずもがな、家事をする人は私しかいません。 ところが、恥ずかしいことに、家事という家事はすべて母がしてくれていたので、何もできなかったのです。 料理なんて以ての外、掃除だって洗濯だってままならない状態でした。 かろうじて、お米を研ぐことができるぐらい。 毎日、夜に、入院する母から電話がかかってきました。 ごはんは、冷蔵庫に何があって、魚も冷凍してるから、こうやってこうやって調理して、洗濯機はここのボタンを押して、 掃除機はかけられるでしょ、ま、掃除なんかしなくても死にはしないわ、そうやって翌日一日分の話を聞きます。 私は、「うん」ぐらいの会話しかしていなかったから、母の話をせっせとメモを取り、 イヤイヤながら、無理矢理に家事もどきをこなします。 当時は、そうやってなんとか「その日暮らし」の日々の生活が成り立っていました。 今思えば、あの頃から母と私は二人三脚で生きてきたのです。 今も、こうして生きているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/07/03 08:06:17 PM
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