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カテゴリ:2023〜いとおかし。
えー、実はですね、私の部屋、1年ほど前から電気が付きません。
というのも、工事が必要らしいんです。 事の発端はこうだった。 去年の4月、いつものように部屋の電気のスイッチを入れるとスカしたように付かなかった。 あれ? 何度もパチパチと壁のスイッチを付けたり消したりしたが、電気は白を切ってうんともすんとも言わない。 電球が切れたのかな? 交換するも付かない。 天井のシーリングライトって言うんだっけ? もうだいぶん古いから寿命がやって来たのかな? 電気屋に買いに行って脚立に上って本体そのものを取り替えるもやっぱり付かない。 …。 …。 一人暗闇の中で考える。 どうやら業者の方に工事をしてもらわないといけないらしい。 いや、でも部屋に知らない人に入って来られるのはすっごく嫌。 ちょ、ちょっと、あまりに暗過ぎる。 ひとまずテーブルライトを付けよう。 ということで、幸いテーブルライトは持っていたので、しばらくはこれで乗り切ることにした。 ところが、思いの外、この仄暗いテーブルライトだけで過ごす時間が心安らいだ。 スーッとスーッと落ち着いた。 そう言えば、洋画なんかを観ていると、陽が落ちるとテーブルライトやらウォールライトを一つ一つ順番に手でスイッチをひねってゆくシーンがよくあるが、憧れていたんだ。 なんだ、別に明かりを煌々と付けなくったってこれで十分じゃないか。 それ以降、私はこのライト一つの生活に首っ丈になってしまったのだった。 夕暮れになるとおもむろにスイッチを入れる。 まぁるい光がぼわ〜んと包み込んでくれる。 仄暗いって幻想的。 読書も進む進む。 そうだ、キャンドルも灯してみよう。 うーん、だけど悲しいかな、本物のキャンドルはおそらく私には香りが強くて頭が痛くなるだろうから、LEDのキャンドルでね。 ![]() これ、ちゃんと本物の炎のようにゆらゆら揺れるんですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025/03/16 07:42:37 PM
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