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美術館へ行くと傘は傘立てに預けなければならない。
昔は銭湯のような番号付きの鍵をカチャンと閉めるものが多かったが、昨今の主流は3ケタの暗証番号を自分で設定するというタイプのものだ。 鍵を失くしたとかいうトラブルが防げて良さそうである。 さて、先日美術館へ行った時も3ケタの暗証番号で開け閉めする傘立てだった。 3つダイヤルを回して鍵をかけて美術館へ入ろうとすると、隣に大学生風の可愛らしい女の子がいた。 若いっていいね。 そんな懐かしさを振り返るも束の間、なんとその女の子、当たり前のようにたった今自分が設定した3ケタの数字をスマホの写真に収めている。 私は唖然とした。 3ケタの数字さえ覚えていられないのだろうか。 たかが作品を鑑賞して出てくるだけじゃないか。 このままじゃあ人間どんどんダメになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025/10/03 07:33:38 PM
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