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2026/09/12
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何度かこのブログにも書いたことがあるかと思うが、私、道を尋ねられることが意外と多い。

せかせかせずのんびりと歩いているものだから、声をかけやすいのだろう。

昨今はもっぱら外国人観光客からだが、先日もおもしろい体験をした。





都会の地下を歩いていたら、顔を曇らせ途方に暮れている5人連れの外国人観光客に遭遇した。

皆疲れ切っていて、特大のスーツケースを握り締めたまま呆然と立ち尽くしている。

私はあまりに悲壮感漂うその光景にギョッとしてしまったのだが、その時にその中の一人の女性とふっと目が合ったのである。

するとやっぱりエクスキューズミーと声をかけられた。





質問は実に簡単だった。

「出口はどこ?」

この言葉が5人のすべてを物語っていた。

言うまでもない、地下で迷ったのである。

ぐるぐる歩き回ったけど出られなくなったということは、どこからどう見ても明らかだった。

◯◯へ行きたいからどこの出口を出たらいいか?という質問ではない。

とにかくこの地下から出たい、ただその一心のみであった。

…ということを瞬時に察した私の答えはたった一言。

人差し指で天を指して「up」。

これ以上の言葉もこれ以下の言葉もないと思った。





と、その私のupという一言で、皆、消えていた灯りがパパパパパッと5個付いたかのように、一瞬にして目が輝いた。

そうだよ、上に上がればいいんじゃないか!ハハハ!私たちは一体何をしていたんだ!

と言っているように聞こえた。

みるみる内に笑顔が戻って生気が蘇り、あの青かった顔はどこへやら。

ちょうどすぐ先にエスカレーターがあったので、これで地上に上がってねと伝えて別れたのだが、お役に立ててホッとした。





空、見えた?





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最終更新日  2026/09/12 07:30:04 PM
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