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きのう来てくれた皆さん、ごめんなさい。
きのうはどうしても同じ日記を2度書く気になれなくてお休みしてしまいました・・・。 本当にごめんなさい! さて、では続きですが、しまなみ海道縦断の自転車旅をスタートさせた私は最初の橋、来島海峡大橋を気分良く渡っていました。 この橋は3つの橋が連なった橋なんですが、全長4キロ近くあるんです。 橋が4キロなんてすごいですよね。 ここからの眺めは絶景! 橋の下は有名な海の難所らしいですが上にいれば何のその。 瀬戸内海ののんびりした風景が一望でき、心地よい風が吹く。私は自転車を止めてしばらくぼーっとしていました。 そのうち、そうだ、私はこんなところでゆっくりしていられないんだ!と我に帰り、また自転車をこぎ出しました。 その時点で時間は3時半をまわっていましたが、その日の宿は2つ目の島、伯方島に取ってあるので日暮れまでにはそこにたどりつかねばならなかったのです。 しかしいきなり難関が待ち受けていました。 最初の島、大島を抜けるには島のど真ん中を走って行きます。 私は平面の地図を見てたからまぁそんなに大したことないだろうと思っていたのですが、大間違いだった・・・・。 小さな島と言ってももちろん起伏があります。 それは小さな山越えをするようなもの。 いくらこいでもこいでも下りが見えてきません。 だんだん太ももがパンパンになってきて、額には汗ダラダラ。 息するのもつらくなってきました。 そしてついには自転車を降りてしまいました。 運動不足の体にはかなりきつい。 そんなことパンフレットには書いてなかったよ~って感じでした。 しかしやがて下りが見えてきて、今度は今までのうっぷんを晴らすかのように猛スピードで駆け下ります。 その気持ちのいいことったら!! そして2つめの橋があっという間に見えてきて、もう伯方島だ!と思ったらまたそれが大変だった・・・。 と言うのは、しまなみ海道の橋は大体海面から50メートルほどの高さにあります。 そして橋の入り口は海面ぎりぎりのところ。 50メートルと言っても垂直に50メートル走でもして上る訳にも行きませんから、いろは坂のようなゆるやかなスロープを上っていくことになります。 このスロープが曲者。 さーっと駆け上がれるのは最初だけ。 だんだんスピードが落ちてきてそのうち歩く他なくなります。 橋はすぐ目の前に見えるのにその遠いこと・・・。 しまなみ海道には7つの橋があるので(おとといの写真参照。全て違う橋なんですよ!順番に載せてます。)、7回も同じことをしたんですよね。 橋の上からの眺めは好きだけど、あれはもうやだ・・・。 そして、伯方島に到着。 伯方島は皆さんもご存知の「伯方の塩」の発祥の地です。 昔は製塩業がさかんだったみたいなんですが、今は伯方島で「伯方の塩」は作ってません。 ちなみに私は「伯方の塩」を愛用者です。 塩には結構こだわってるけど、やっぱり伯方の塩はおいしいですね~。 話は戻って、伯方島では民宿を予約してました。 民宿ってひとり客はお断り、という店が多いんですが、その宿はOKでした。 しかしやっぱり対応は悪い。 晩御飯は早めの時間がいいです、って言ったのに、他の客がみんな御飯食べてる時間になっても私のは用意されない。 ついにキレて外に飛び出してしまいました。 って言っても宿には何も言わず出て行ってしまったんだけど。 宿の外はすぐ湾になっていて、釣りをしている地元の人がいっぱいいます。 ただ散歩に来ている人も多くいて、私はその中のおじさんに捕まってしまいました。 おじさんは同じしまなみ海道にある大三島出身の画家、平山郁夫さんのお父さんと知り合いらしく、あの人はいい人だよ~なんて力説してました。 そしておじさんに人生について語られ(結局はいい結婚をすることが大事だ、と言っていた)、なんだか私はおじさんに気に入られてしまったのか、「あぁこ(あそこ)に見える光があるじゃろ。あぁこの刺身がうめぇんだ。食べに行かねぇか。」と誘われてしまいました。 揺れる私の心。 おいしい刺身!? 食べたい~。 でも知らない人だし・・・。 でも民宿に行っても大したもの出なかったら後悔するだろうなぁ。 すぐ側で釣りをしていた他のおじさんも「連れてってもらえ。うめぇぞ。」と追い討ちをかけます。 と、心は揺れながらも結局は民宿の食事に期待して断ったのですが、やっぱり後悔しました。 民宿に戻った時には既に私の御飯は冷めていて、みんな食事も終わっていて、ひとりで食べる寂しい食事。 おじさんが行こうと言った店は結構有名な店でした。 食べに行けばよかった~、と今でもたまに思ったりするんですよね~。 往生際の悪い私。 では、この続きはまた明日。 え? 「え」だけで3日も続くのかって? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2001年12月22日 19時00分01秒
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