2008/01/16(水)15:17
ピサロ 「テアトル・フランセ広場」
テアトル・フランセ広場
大勢の人が行きかっている広場のシーンなのですが、
とても静かな作品です 心が落ち着きますネ
カミーユ・ピサロ(Camille Pissarro)
印象派 1830年7月10日‐1903年11月13日
1830年にカリブ海に浮かぶデンマーク領の島、
セント=トマスで生まれました
父親はボルドー地方からそこに来て雑貨店を経営していました
11歳でフランスの学校に通いますが17歳で一度故郷に戻ります
しばらくは雑貨店の手伝いをしていましたが、
25歳の時に両親を説得し、画家になるため再びフランスに行きます
フランスへ行ったピサロは、パリ万博で展示されていた
コローやクールベの絵画を見て影響を受け
一時はコローのアトリエで絵画の勉強をしていました
この頃に後の印象派となるモネやセザンヌに出会い、
一緒に屋外で絵画の制作をしています
ピサロは他の印象派のメンバーよりも10歳以上年上であり、
温厚な人物だったため、
モネやルノワールなどの印象派の画家たちのまとめ役をしていて、
だれからも信頼されていた人でした
ピサロの温厚な性格が、ふんわりと優しい絵画にも
よくあらわれていますネ
ピサロの絵画の特徴
印象派の画家たちは風景だけを描くことが多かったのですが、
ピサロは風景とともに人物も描いています
色合いは印象派らしく明るい色彩で、
自然の美しさを素直に描いています
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