3~6日目 06/9/15~18車でチェンマイからパヤオへ移動。途中寄り道しながら3時間くらい。 「オーの家」という、子ども達が放課後や週末に集まって、遊んだり、勉強したり、お菓子作ったりできる家がある。 その家やバンマイ小学校などで子ども達と交流したり、農作業したりし、オーの家に来る子どもの家にホームステイするというスタツアだった。 スタツアに関しては、正直色々と納得いってないところがある。 NAP JAPANというNGOの代表の教育視察にあわせて行うツアーという触れ込みだったのに、代表どころかNGOのスタッフは参加せず…。 教育視察という名目も、実際は農作業などがメイン。 もっと話を聞いたり、webに大学の写真があったから現地の大学にもいけたりするんかと思ってた。 もちろん子ども達と話したり(指差し会話帳が大活躍!いらんやろと思って持っていかんかったのを後悔した)、最終日にはエイズの母親やエイズで両親がなくなった子供を育てるおばあさんに話を聞いたりする機会はあったけど… なんでこの活動が盛り込まれたのだろう、と意義が見出せないまま、もやもやした気持ちで臨んだ。 NGO側からは活動の目的について何の説明もない。それはもしかしたら各人がそれぞれ見出すものなのかもしれないけど。 あと、自分自身の問題としては話を聞くときにどのように聞いていいかわからんかった。 インタビューとかフィールドワークの仕方をまったく勉強してへんから、何をどのように聞いていいのか、聞くべきかがわからんかった。エイズというデリケートな話なら特に…。 もちろんよかったこともある。いろんな人に出会えたこと。学生、社会人いろいろ。 ほんまにいろんな人生があるなぁと思う。人との出会いってすばらしい。 あと、お葬式に参列した!村で亡くなった人がいて、こんな機会ないから見てみる?と言われ。 日本とのあまりの違いにびっくり。。みんな普段着で参列やしね。黒っぽい服ならOKやって。 ちなみにその時の格好は濃い紫のロンTにジーパン… 最大の驚きは、電飾された遺影のそばでなぜかクリスマスソングがエンドレスリピートされてたこと! なんで…?仏教国やん?お葬式やん…? ひたすら流れる♪We wish a merry chiristmas~ タイのお葬式はほぼ一晩中人が集まり、3日~1週間続く。かなり大規模に行われてた。広場でテーブルや椅子が出され、大勢の人が話したり、ヒマワリの種を食べたり。 家の中ではお坊さんが読経。これは日本とほぼ一緒。ここでも飲み物がふるまわれてた。 まったく関係ないのに、お線香をあげ、ふるまわれたアイスを食べ、家にも上がってお経を聞き、かなりのやりたい放題。でも誰も気にしない。マイペンラーイ。 花火までうちあがってたし。ひとしきり見たところで、帰ることにする。 みんなでバンの荷台に座って見た星空と、闇の中を飛ぶ蛍の光が忘れられない。 -----------以下、NGOに提出した感想-------------- 参加する前には、農村でホームステイする、と言っても実際どんなところなのか見当がつかず、小さい、家というより小屋で、電気も通っていないようなところを勝手に想像していた。 ところが着いてみると、立派な家が建っているし、電気も通っていて、パソコンまである!高校生の女の子は携帯電話を持っていて、パソコンから音楽を取り込んで聴いている…想像と違うことばかりでびっくりした。 ただ水廻りに関しては、こういう表現が正しいかわからないけど、昔の日本みたいだなと感じた。水廻り以外にもニワトリがそこら中にいたり、自然がいっぱいだったり、何か昔の日本を思わせるものがあった。 さて、本題の教育事情に関しては、事前に本を読んで「初等、中等はほぼ普及している、しかし階層化が進んでいる」ということは知識として頭に入っていた。短期間で、実情が見れたとは到底言えないが、話を聞いた限りではその通りなのかなと思った。 親は教育の重要性を理解して、子どもに教育を受けさせたいと思っているようだし、また姉兄が高校に通っていると言う子もいたことから実際にほとんどの子が初等、中等教育を受けられているのかな、と思った。(これも想像と違ったことで、「オーの家」が何なのか理解しておらず、学校に通えない子ども達が学ぶための場所だと思っていた。) さらに階層化に関しては、バンコクなどの大都市⇔農村間の格差だけでなく、地方都市の中でも、街の中心部⇔農村部間の格差が拡がっているように感じた。 中心部の子ども達は塾に通い、いわゆるエリート校を目指そうとするが、農村部の家庭ではそこまでできない、というような。 そういう意味ではほんとに日本みたいだなと。いずれはほとんどの子が塾に通い出すのではないか。それはいいことなのか?豊かになっていく過程として捉えればタイの人にとっては喜ばしいことなのか?わからない。 このことも含め、実際に見たタイは想像していたよりも物質的にも豊かだと思ったし、私がこういうところに来て何ができるんだろう?何がしたいんだろう?と考え込んでしまった。 もちろんエイズのことや教育費が負担だと言っていたこと(そういえば、初等・中等は無償だと思うんだけど、それでも制服だとか色々諸費用がかかって、それが負担なのかな?)など問題はあるけど、なにか満たされている感じがした。人々の精神的豊かさがそう感じさせたのだろうか。 今回のスタツアの中で一番大きかったのは、「自分には何ができるんだろう、何がしたいんだろう」という疑問にぶつかったこと。現場に行って現実を見て、深い疑問が自然と湧き上がった。それに対する答えが見えるまでには至ってない。でも、人から聞いた話でもなく、本で読んだ話でもなく、自分で見て、聞いて、感じ、考えたことが重要なんだと思う。 ------------------------------------------ さて、18日17時過ぎ再びチェンマイ駅に降り立つ。バンコクへ向けほぼ時刻通りの出発。席は結構がらがら。 チェンマイ在住8年という日本人のおじさんに話し掛けられ、1時間半ほど相手する。 のっけからおじさんの離婚の話…。 頼んでた食事がきたのでおじさん退場。 どれもおいしかった~☆150B(450円)。タイカレーはココナッツミルクが入ってて、ココナッツミルク苦手やねんけどタイの風土に合ってるからか、おいしく感じる。 トムヤムクンも日本でレトルトの食べたことがあって、辛いし、すっぱいし、なんやこれ?!って苦手になったんやけど、連れてってもらったレストランとか食堂で食べたらおいしかった~。 そうそう、パクチーも平気やった!というか結構気づかんと食べてた。 今回の席はlowerで。広々ゆったり~はいいんやけど、窓がっ!窓に何か書いてて、外の景色が見えん!!せっかくlower(ちょっと高い)にしたのに~~↓↓ ジャンル別一覧
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