第13章―わがまま姫と友情と宝石の国1「次は負けないんだから」 「わかっています、姫」 タクトは、八神ヒカリとテイルモンの姿を初めて、みた。グレイモンと太一の勇敢な姿も。格好いい。 これが第一世代。 「タクトくうん」 ツェルブがいきなり、タクトに抱きついた。 「なっ」 「まっ」 なぜか、響古とサラが同時に怒った。 「ああ」 「高石タケルを、助けに行こう」 「俺たちにはテイマ―でないものを守る責任がある」 「お前は先に行け」 「分かった後で助けに行く」 「兄さんを頼む」 「~~っ」 「あいつ、すげえ、お前に対してブラコンな」 「・…言わないでくれよ」 キラはため息をついた。 ジャンル別一覧
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