ホテルローヤル
とっても久しぶりに本を読みました~最近まったく読めてないのになぜ読む気になったのか。。お隣のさわちゃんが最近買った本で、「読んでみる?」って聞いてくれたから。。私の目にとまった作品とかではないけど、縁あって読むことになりました。「ホテルローヤル」 /桜木 紫乃第149回直木賞受賞作品です。いわゆる短編集ですが、ホテルローヤルに何かしら関係のある人間が描かれていて、相互に繋がりがありテンポ良く読むことが出来ました。考えれば考えるほど深くなる内容ですね。刹那・大人・孤独。そういう単語が思い浮かぶ作品です。ストーリーは・・・恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた女性店員、「人格者だが不能」の貧乏寺住職の妻、舅との同居で夫と肌を合わせる時間がない専業主婦、親に家出された女子高生と、妻の浮気に耐える高校教師、働かない十歳年下の夫を持つホテルの清掃係の女性、ホテル経営者も複雑な事情を抱え・・・。シャッターチャンス/本日開店/えっち屋/バブルバス/せんせえ/星を見ていた/ギフト