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日々徒然に

日々徒然に

2004年後半に劇場で観た映画

 「デイ・アフター・トゥモロー」


ハリウッド映画特有の大仕掛けな特撮で、最後はみんなで手を取り合って地球を
再建していこうというお決まりのストーリーだった。

ロサンジェルスを幾つもの竜巻が襲うシーンや、ニューヨークを津波が襲い、その後
凍り付くといったところは、良く出来ていた。山の中腹に立てられた「HOLLYWOOD」
という看板も次々と巻き上げられた!

この映画、パニック映画のようであるが、それまで蔑ろにしてきた「京都議定書」を
尊重すると、アメリカ政府が言い出す辺りは、裏に現政権に対する批判が隠されている
作品だ。


「ハリー・ポッター アズカバンの囚人」


全体的に落ち着いた出来でした。見せ場も沢山ありましたが、見終わった後で良かったな!
と思える作品でした。

 ポグワーツの全景を撮すなどしていたために、これまでの作品のように一場面一場面で
見せる作品ではなく、次の展開が待たれる作品になっていた。森と学校はこんなに離れて
いたのか! ハグリッドの小屋の周囲は広いのだな! などと新たな発見があった。

 ペガサスに似た翼のある大きな四つ足の動物が出て来た。ハリーがこれに跨り、大空を
駆けるシーンが良い! 伸び伸びとした作品だ。

 主役の3人も、さすがに13歳では通らなくなってきた(*^_^*) 憎まれ役のマルフォイなど
すっかり大人になっていた。次回からは主役が交代するという。


「バイオハザード2-アポカリプス-」


前回に比べて、銃撃戦や爆発シーンが格段に多かった。
主役の無敵の強さを誇る女性の他に、今回はもう一人女性戦士が加わりました。
こちらも強かった。今回もゾンビが群をなして出てきました(>_<) ゾンビの怖いところは、
体が甦っても、心はもう本人のものではないところでしょうか。

一つの企業が、都市一つの命運をも握ると言う設定は、アメリカならありうると思いました。
何しろ今のブッシュ政権は、アメリカの石油会社の為の政権のようです。それがアメリカの
陸・海・空・海兵隊の4軍を動かしているのですから、あながち未来の架空の話とも思えませんでした。


「ヴィレッジ」


この作品は、「シックスセンス」のM.ナイト・シャマラン監督なので、どんでん返しが
あると期待して観ました。あったことはありましたが、私としては別に驚くような展開では
ありませんでした。

この作品の評価は分かれるでしょうね。私としては、この映画に高評価を与えます。

親たちの考え方や価値観を、子や孫に押しつけて良いのだろうか?
子供や孫達には人生を選択する権利があるのではないか?

この映画では親たちのエゴについて考えさせられました。新興の宗教団体なんかでも、
こういう事があるような気がしました。


「いま、会いにゆきます」


登場人物は少ないのだが、それぞれ個性豊かな俳優を配していて、自然現象を上手く描く事
により、心温まる深い映画に仕上がっていた。

 この映画は、恋愛を真っ正面から捉えている。愛する人がいるという事、それがどんなに
素晴らしい事かが分かる。たとえ、愛する人を失ったとしても、ある人を愛したという記憶は
残る。それが大切なのだ。

 最後の方で「いま、会いにゆきます」の本当の意味が分かる。ああ、そういう事だった
のかと気が付く。映画の中では、雨の中を歩くシーンがやたらと多い。でも、雨のシーズンが
終われば別れの時だ。


「ターミナル」


 この映画は、実際に空港で暮らしたという人物からヒントを得て作られたそうだ。
しかし、生活感が全然無い。そこが映画だろうが、余りにも出来過ぎた感もある。
全編、特撮も何もなく、トム・ハンクス達俳優の演技が光りを放っている。

 祖国とは何か。人とは何かを語りかけている。空港という、今最も警備が厳しくなって
いるところを舞台に選んだスピルバーグ監督の真意は何か? アメリカがテロリストに脅える
気持ちはよく分かるが、人の心を忘れてはならないと言うメッセージかも知れない。




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