日々徒然に

　フジテレビの『さまぁ～ずの神ギ問』という番組、昨日の午後７時から２時間のスペシャルだった。

　この番組、これからは毎週土曜日の午後７時から１時間の放送になるそうだ。

　以前は、深夜の30分番組（関東地方では、半年前から日曜日の昼に放送していたらしい）だったが、この度ゴールデンに昇格したのだ。

　深夜に細々とやっていた番組が、ゴールデンに進出することが希にある。

　少し前ではテレビ東京の『モヤモヤさまぁ～ず２』、最近ではテレビ朝日の『なら≒デキ』などがそうである。

　これらの番組は、好評だから深夜からゴールデンに移し、内容もグレードアップされている。

　しかし、深夜の30分枠で放送開始から見ている者にとっては、嬉しいような寂しいような気分だ。

　内容は洗練されたが、荒削りだが新鮮味があった頃とは、少し変わってきているように思う。

　この『さまぁ～ずの神ギ問』という番組は、視聴者から投稿されるあらゆる疑問を、さまぁ～ずの２人とゲスト１人の３人が、「神ギ問」だと認定した時点で調査が始まる。

　「神ギ問」の認定基準は、パソコンやスマホを駆使しても分からないような疑問に限られる。

　採用されなかった疑問は、「グ問」として視聴者自らスマホなどで調べられるように、検索ワードのみ示される。

　この番組の最大の特徴は、「神ギ問」に認定しても答えが出るまでは約１か月も掛かり、当然のことながらゲストも変わっている。

　深夜時代は、答えが出たときは「神ギ問」に認定したときのゲストを再び呼ぶという形を取っていた。

　この番組はバラエティだが、時として普段の生活では知り得ないようなことも分かる良い番組だ。



ホトトギス